先日から2泊3日で、岩手に行ってました。
目的は世界遺産。
前々から「世界遺産は絶対に生きてるうちに全部見ておきたい」なんて思っていて。
これは余談なんですが、今の時代、普通に世界各国へ簡単に巡ることが出来る。
ましてや国内なんて、簡単に行くことが出来る。
でもこれって今考えると極自然で、当たり前のことなんだけど、江戸時代末期にはあり得ないことだった。
吉田松陰とか、坂本龍馬の居た幕末の時代。
幕府が関所を構え、他県に行くことが容易じゃなかった。
当時、藩を抜け出す=斬首。
家族や親戚もろとも、打ち首になっていた時代。
ましてや国外に行こうなんて日には、その場で腹切り。
吉田松陰もその1人だった訳です。
そんな風に以前の日本であれば、同じ国内であっても簡単に行き来が出来ない時代もあった。
だからこそ、今簡単に行き来が出来るからこそ、「絶対に世界遺産は見ておきたい」って、そう思ってたんですね。
ちょっと余談が過ぎましたが、そんなこんなで内に少しだけ秘めたる想いを持って、岩手の世界遺産である平泉に行って来ました。
盛岡からクルマで2時間以上の道のり
まず盛岡駅について、レンタカーをチャーターすることに。
「特に予約なんてしてないけど、大丈夫かな?」
なんて予想とは裏腹に、めちゃくちゃ対応の良いおじちゃんが「あったあった!全然乗れるよ〜!」と、受け付けで対応してくれました。
意外に岩手とか、東北って訛りが強いイメージがあったんですが、驚いたことに全く訛りがなく、びっくりしましたねw
んで、盛岡駅からクルマで、平泉へ向かうことに。
ここでもまたビックリする出来事に。
これがその日の夜に取った盛岡の駅の近くにある橋なんですが、結構栄えてるし、イルミネーションもキレイ。
だけど、盛岡っていうか岩手は、駅を抜けると、こんな感じ。
これは確かクルマで20分ぐらい走った所。
街中って言うよりはボクは、「自然の景色」を堪能したかったので、「コレだよコレ〜〜!!」なんて盛り上がっていました。
駅前は結構栄えているけれど、駅を抜けると直ぐに森林がお出迎えしてくれる。
そんな岩手のギャップにめちゃくちゃ感激してました。
んで。ぶーんと2時間ぐらい運転してやっと見えて来た平泉。
金曜日ってことで意外に込んでいましたが、そこまでぎゅうぎゅうでもなく、問題なく注射することが出来ました。
駐車場代金500円を払って、いざ平泉へ。
平泉で勘違いしていたこと
んで。
平泉って、ボクは事前情報を全く持たずに、とりあえず向かった訳でした。
なので、「平泉」っていう、世界遺産の建物が1つあるだけだと思っていたんですね。
でも、それは全然違っていて、平泉という「地域一帯」のお寺や歴史物がまとまって世界遺産になっているそうです。
Googleで色々調べている中で、「なるほど!!」と思ったレビューが1つあって。
それが「平泉は、当時で言う寺のテーマパーク。ディズニーランドみたいなもんでしょう」
ってレビューを見たときに、1つの「平泉」という世界遺産があると思っていたボクに取って、かなりしっくり来た意見でした。
まぁ、そんな誤解が取れた所で、いざ中尊寺の中へ。
いざ平泉の中尊寺の中へ
まずおっきいお地蔵さん?がお出迎え。
まぁまぁ急な坂を上って行きながら、見渡すと寺のテーマパークというだけあって、めちゃくちゃお寺がある。
うん。風情を感じる!!
そして中腹で見えて来た中尊寺。
中に入ると、立派過ぎる盆栽のような木がお出迎え。
貫禄がヤバい!
靴を脱いで中に入って、観覧出来るようになっていて、中にはドンと、金色に光る大仏様が。
お参りをして、まだ先に進むと、、
金色堂が。
ここは撮影禁止エリアだったので、中は写真が取れませんでしたが、中尊寺の中に居た大仏さんが3人並んでいるような、少し大きな金色の大仏さんが。
んで、アナウンスが流れていて、金色堂の歴史などを丁寧に説明してくれていました。
初心者にも分かりやすい。
少し余談ですが、写真を撮ることを忘れて回っていたので、この金色堂前の写真は実は取っていませんでした。
1週回った後に、この金色堂前を通っていたら、ガイドさんと旅行客らしき人達が居て、「ガイド:ここの金色堂の前で写真を撮りましょう!結構有名なポイントで、ここからの撮る金色堂がキレイなんですよ」
そんな風に行っているのが聞こえて、すぐさま上の写真を撮りましたw
(あっぶねーwありがとうガイドさん!)
そんなプチエピソードがあった金色堂を抜けると、お出迎えしてくれているかのように立っているのが、、、
松尾芭蕉。
どうやら奥の細道で、ココの平泉を寄ったらしく、数々の俳句が残っているそうです。
背筋伸び過ぎ!!元気過ぎ!!w
流石です。
まだまだ写真に撮りきれないぐらい、中尊寺内にはお寺が多く、まさしく寺のテーマパークでした。
んで、一通り見終わった後に、駐車場まで戻ります。
駐車場の所には、お店やお土産屋さんが立ち並んでいて、ご飯所も結構あります。
やっぱり岩手だけあって、わんこそばが看板に立ち並んでる。
なんでだろうな〜。
こういう自然豊かな所に行くと、やっぱりそばが食べたくなる。
ってことで、ココで昼食。
天ぷらそばセットを頼みました。
ちなみに値段は1050円。
ココでも余談ですが、あんまり食事を撮る習慣がなく、「出て来たら直ぐにかっ食らうのがご飯だろ!!」精神だったので、天ぷらを食べた後に、「写真撮ってない!!」ということに気付き、写真を撮りましたw
なので、出て来たときはもっとキレイによそわれています。
(たくあんも本来は2個!!)
源義経、終焉の地:高館義経堂へ
平泉の中尊寺を満喫した後、向かったのが、源義経が終わりを迎えたとされる高館義経堂へ。
中尊寺からもそこまで遠くなく、歩いて向かいました。
どうやら平泉の駅では、レンタルで自転車も借りられるようなので、駅から行く人は自転車があった方が便利ですね。
結構レンタル自転車に乗っている人とすれ違いました。
ここでも入館料を払って、結構急な階段を上ると、、、
いきなりビュー!!
view!!ビュー!!びゅー!!
マジで景色が凄い。
高館義経堂では、階段を上った瞬間にこの景色がお出迎えしてくれています。
んで。
ココから見える景色では、家が少し立ち並んでいる物の、近代の文明がほとんど見えない。
なので、おそらく「当時の人達が見えていた景色と同じなのかな?」って感覚で景色を見ることが出来ました。
マジでiPhoneで撮ったことが悔やまれる。。。
(カメラ買おうかなと思った瞬間でした。)
階段を上りドン突きで右と左に行く道に分かれるのですが、左に行くと義経が居るお寺があります。
(なんか、撮るのも忍びないかなと思ったので、その像の写真は撮りませんでした。気になる方はぜひ現地で。かなり威風堂々としています。)
そして左に行くと、またもや松尾芭蕉先輩が。
俳句と共に松尾芭蕉がココに来ていたことを記した記述がありました。
「あぁ〜。今見ている景色とほとんど同じ景色を松尾芭蕉も見たんだな」って思うと、更に感慨深くなりましたね。
まだまだ続く平泉。続いては柳之御所遺跡へ
高館義経堂を後にして、また歩き出すと、徒歩5分ぐらいで、柳之御所遺跡へ到着。
遺跡跡地ってぐらいなので、見渡す限り草原。
柳之御所遺跡は、結構広く続いているので、コレはコレで凄い。
(本当はもっと天気がよかったです。自分の技術不足。。。)
平泉周辺の地形模型なんかもあったりして。
そんな感じで柳之御所遺跡を回っていきながら、歩いていると、平泉のもう一つの有名所。
毛越寺へ到着。
平泉:毛越寺の庭園がヤバい!!
入館料500円を払い、毛越寺へ入ると、正面にお寺があり、そこの脇を行くと広がっているのが、この庭園。
うん。マジでキレイ。
手入れが行き届いているとかのレベルじゃないw
外人さんも居たんですが、個人的な感想として、「どうだ!!コレが日本の文化だ!!」
って感じで、少し誇らしげになりました。
そんな風に他国に自慢したくなるほど、日本の素晴らしい文化。
ちょっとこの乗り物の意図は分かりませんでしたが。。w
毛越寺の庭園を歩くだけで、広くって5分ぐらいかかります。
でも時間があっという間に過ぎるくらい、マジでキレイ。
で。
毛越寺に入るには、入館料の500円がかかる訳ですが、毛越寺に入らなくても、横にあるスペースが既にキレイでした。
これ毛越寺の横の所です。
ね?
結構キレイでしょ。
コレはコレで凄い。
ココでごろんとして、休憩してましたが、マジでよかったです。
帰り際に、花巻/大沢温泉へ
ひと取り平泉を見終わった後に、レンタカーを返す時間も迫っていたので、(何しろ片道2時間)そろそろ帰宅することにしました。
ただ、色々と調べてみると、帰り道の途中に温泉があることが発覚。
なので、途中に寄り道をし、花巻市にある大沢温泉へ。
露天風呂もあったりして、露天風呂から川が流れている景色を見ながら入る温泉は最高でした。
マジで、平泉に行ったら寄りたい場所ですね。
こんな感じで1日目は終了。
ホテルに付いたら、その日の疲れから爆睡しました。
(あ!大好きなラーメンを食ったのに、またクセで写真を撮り忘れました。
盛岡駅の近くのラーメン屋でしたが、麺が細めだったので微妙だったかな?太麺好きなので。)
これまた余談ですが、弾丸で岩手の平泉に行ったので、ホテルは全く予約してませんでした。
別に、現地について確認すれば大丈夫でしょ。見たい感じで。
で、朝ついてからホテルに連絡したら、結構スムーズに予約が取れましたw。
(レンタカーも予約せずでしたし。)
ビジネスホテルだったら、意外に取れたので、弾丸で行ってみるのもいいかもしんないっすね。
2日目に続く→「日本三大鍾乳洞の龍泉洞へ観光したら、ジブリの世界が目の前に。」