せどりをやっていて、低い利益率でやっていませんか?
作業量は多くなっているけど、利益が少なくありませんか?
利益率が少ないと、商品が売れても作業量が多くなるばかりで、利益がほとんど残りません。
例えば同じ月商の100万円だった時。
一方は利益率が低く10%。
一方は利益率が高く50%
利益率が10%だった場合、手数料などを計算せずシンプルに考えれば、月商100万円のうち利益は10万円となります。
一方で利益率が50%であれば、月商が同じ100万円だったとしても、利益は50万円ということになり、利益率10%のときと比べると5倍以上の利益に違いが生まれる訳です。
利益が残らないと、せどりをやっていても楽しく無いですし、せっかくの時間を使っているのに、もったいないですよね。
つまり、利益率を上げる事が出来れば、売上げは簡単に倍増するということ。
そこで今回は、利益率を上げる方法を解説して行きます。
利益率を上げるには、仕入れる商品の見るべきポイントを変える必要があります。
そして見るべきポイントさえズラしてしまえば、利益率が高い商品を見つけるのは簡単な事です。
実際にボクが利益率50〜60%以上の利益率を出している、私の手法も合わせてご紹介しますので参考にしてみてください。
こちらの記事にボクがせどりで取り扱って来た利益率50〜60%以上の商品たちを紹介していますので、興味がある方は覗いてみてください
通常の利益率
そもそも利益率の高い商品を見つける方法を解説する前に、どれぐらいの利益率が高いのかを知らなければ意味がありません。
まずせどりをやっている方で、通常の利益率というのは、大体10〜20%ぐらいと言われています。
利益率が30%程であれば、かなり高い利益率と一般的には言われているそうです。
これはどのジャンルでも言われていることで、家電やゲーム、DVDでも同じです。
この利益率というのは、どういう風に計算するのかというとその専用のサイトがあります。
こちらに仕入れ値と販売価格を入れるとアマゾン手数料を差し引いた利益率を計算してくれます。
アマゾン手数料はカテゴリー別に分かれていて、ジャンルごとに変わってきます。
本、CD、ゲームソフト類は手数料が15%取られる形になります。
この他に、本はカテゴリー制約料が65円掛かります。
CDはカテゴリ-制約料が151円掛かります。
ゲームソフト類はカテゴリー制約料は掛かりません。
※アマゾンの手数料をさらに詳しく知りたい方は、「【比較】アマゾンの手数料とヤフオクの手数料を違いを徹底解説!」こちらの記事に詳しく比較しながら解説しているので、合わせてみてみてください。
つまり、せどりにおいての利益率とは、アマゾン手数料+カテゴリー制約料が差し引かれて、残った利益がせどりの利益率ということになります。
コレをアマフィーなどのツールを使い、利益率を算出して行くって言う感じですね。
利益率を上げる方法
では、利益率が高い商品をどう見つければいいのか。
せどりの利益率が低くて、利益がなかなか残らない。
という風に感じている方もいるかもしれません。
そして、ここでお伝えする内容は、今仕入れた商品の利益率を上げる方法ではありません。
たまに、「利益率が高くなる秘密ってなんですか?」と聞かれるのですが、利益率が高い商品を仕入れることが秘訣です。
なぜなら、利益率が低い商品を、プラットフォームや説明文を変えるだけで、爆発的に利益率の高い商品に変える事が出来るなら、だれだって苦労しないからです。
つまり、その商品は残念ながら、利益率が低い商品で、そんな商品を変えることは出来ません。
そんなことが出来るのは魔法使いだけですので。
逆にこの事から、分かるのは、商品の質で利益率は変わるということです。
商品を魅力的に見せて、利益率を上げる事は出来ません。
なぜなら、アマゾンの販売サイトでは、差別化がほとんど出来ないからです。
またプラットフォームで劇的に利益率が変わるということも望めません。
説明欄でしか、あなたの特徴を伝える事ができないので、あなただけ高値で売る事は、特典等が無い限りできないのです。
つまり、利益率を上げるためには、利益率の高い商品を仕入れることが大事です。
そしてそんな利益率が高い商品を見つける事にシフトすることが大切になって来ます。
利益率が高い商品とは?
では利益率の高い商品とはどんな商品かというと、
世の中に出回っている商品数が少ない商品です。
これは市場のサイクルを考えると、理論が分かるのですが、商品にはラインナップと呼ばれる「層」が存在します。
一般大衆向け商品。
少数派向け商品。
色んな客層に向けて、商品ラインナップは構築されて行く訳ですが、一般大衆向け商品というのは、「安かろう」が売りなので、よく市場に出回り、流通が多くなります。
流通が多くなると、当然価格は下がっていくのが市場の流れなので、価格は安くなり「薄利」という現象になります。
そして、せどりで言う「大衆向けとして判断する要因」がモノレートです。
ただモノレートの中でランキングが良い商品というのは、総じて利益率が低くなります。
でもモノレートのランキングが悪いからと言って、「売れない品」ではありません。
きちんと見極めると、ランキング悪くても即時に売れて行く商品もあれば、ランキングが悪いからこそ、仕入値も安く高い利益率を誇る事ができます。
つまり、「世の中に出回っている商品数が少ない」
コア層向け商品ラインナップを見つける事が、利益率が高い商品を見つけるポイントとなります。
今まで、アマゾンランキングを気にして仕入れていた方もいるかと思いますが、
アマゾンランキングはあくまで参考なので、気にしなくて大丈夫です。
逆にアマゾンランキングが良い商品が、利益率30%すらを超える商品なんて、ボクが初心者の頃に、めちゃくちゃリサーチした中で、ほとんど皆無でしたから。
アマゾンランキングが高い商品は店舗などの仕入れ値も高い傾向にあります。
仕入れ値が高いという事は、必然的に、利益率が低くなります。
そうではなく、アマゾンランキングが低くても数日で売れる様な高回転商品もありますし、アマゾンランキングが低いので、店舗での仕入れ値が格安で仕入れられます。
皆がアマゾンランキングに血眼になって探しているため、ボクは独占して高利益な物を、有意義意見つけられたんだと思います。
せどりの本質は安く仕入れて、高く売る。ですので、せどりの利益率を上げる本質は、世の中に出回っている商品数が少ない、本当に売れる商品を仕入れるということになります。
これを意識するだけで、仕入れの目線や基準がかなり変わると思いますし、利益率も飛躍的に上がると思いますので、是非意識してください。
簡単なせどりの利益率計算方法
次に、せどりをして行く中で、1回1回仕入れるときに
利益率をアマフィーで計算するのは大変ですよね?
そんなときに簡単に計算する方法をご紹介します。
例えば、1000円で仕入れた商品が2000円で売れたとします。
これはせどりでの利益率は30%です。
計算の仕方としては、
CDや本、などのメディア類は、
アマゾン手数料とカテゴリー制約料が掛かってくるとお伝えしました。
アマゾン手数料が15%とカテゴリー手数料が少し掛かってきます。
これらを合わせて約20%とします。
1000円で仕入れて2000円で売れたら、
半分が仕入れ値ですよね?
つまり50%が仕入れ値という事です。
残りの50%から手数料の20%を引いた30%が利益率という計算方法です。
仕入れた商品の倍で売れたら利益率が30%ということですね。
次に1000円で仕入れた商品が3000円で売れたら、
利益率が大体50%弱ということになります。
計算方法としては先ほどと同じで、
仕入れ値の1000円は売れた3000円の33%で、
そこから手数料の20%を引いた残りの47%が利益率という事になります。
つまりメディア関連のせどりであれば、
仕入れ値の2倍で売れたら30%
仕入れ値の3倍で売れたら50%
仕入れ値の4倍で売れたら60%
という風に計算しています。
これだけを覚えておけば、
いちいちツールに入力しなくても、計算出来ますし、
すぐに仕入れる事が可能ですので、是非使ってみて下さい。
ちなみにボクは最低3倍以上、基本は4倍以上の値で売れる物しか仕入れませんし、買いません。
どうやって立ち回りリサーチしているのかは、メルマガの中で細かく解説しているので気になる方は、メルマガに登録してその秘密を知ってください。
まとめ
せどりで利益率を上げるには、商品でしかない。
簡単な計算方法は、
仕入れ値の2倍で売れたら30%
仕入れ値の3倍で売れたら50%
仕入れ値の4倍で売れたら60%
利益率を上げるポイントは、アマゾンランキングを無視した、本当に売れている商品を仕入れる事。
そんな感じのまとめです。
ボクは圧倒的に資金が足りなかったので、「いかにして利益率を高めるか」という視点で、ずっと試行錯誤していました。
注力しまくった結果、周りを見たときに始めて「業界でダントツの利益率」だということを初めて知りました。
利益率が高いと、月商で見たときに本当に大きな差になります。
冒頭に伝えた通り、利益率を高めるだけで、同じ月商なのに利益は倍以上違って来ます。
ぜひ、利益率を高めた高利益せどりを目指してみてください。