先日、こんな質問をいただきました。
「ブログを作ったのですが、人に来てもらうためにはどうしたら良いでしょうか。」
そんな質問でした。
今までであれば、ブログを作って人に来てもらう方法として、ブログランキングに登録することだったり、コメント回りをして、ブロガーの人たちと交流することだったり。
あとは、被リンクを稼ぎ、リンクを添付してもらうことで、ブログの認知度を高めることも、ある意味人に来てもらうための方法の一つとしてあった気がします。
ただ。
ここで断言できるのは、今のブログにおいて人に来てもらう方法としてこれらは一切必要ありません。
というか、無駄と言っても良いほどだと思います。
結論から言ってしまうと、ブログを立ち上げて、人に来てもらうための方法はただ1つで、「訪れたユーザーが満足する記事を書く」
たったこれだけで、人に来てもらえるようなブログを構築することができます。
ブログランキングに登録して、自作自演のクリックをしたり、コメント回りをして、ブロガーの人に知ってもらって、そこからアクセスを増やすと言った面倒なことは一切必要ありません。
ただ単に「訪れたユーザーが満足する記事を書く」
これだけで十分、今からでもアクセスを呼び込むブログを作ることができると、断言できます。
ブログランキングは必要ない!
まず、冒頭にも述べた、ブログランキングに登録して、人に来てもらうという方法ですが、「ブログランキングに登録することを辞めた本当の理由。」こちらの記事にて、ブログランキングへ登録することすらやめた理由を伝えています。
簡単に要約すると、今現在のブログでは、「読者」にとって不必要なリンクは、マイナス評価に値するので、なるべくない方がいい。という理由から、ブログランキングというものを考察しています。
要するに、ブログランキングってブログ運営者にとっての利点しかないわけですね。
とすると、訪れたユーザーにとって、「このブログはランキング何位なんだ?」ということは、どーでもいいことであって、「ランキングを上げたいからクリックして!」というのは、運営者のエゴでしかないわけです。
となると、先ほど伝えた通り、ブログランキングは「読者」にとって不必要なリンクにしかなり得ないので、ブログに悪影響をもたらすリンクということになります。
ですから、僕はブログランキングの全urlを削除しました。
コメント回りも必要ない
そしてもう一つ。
少し前のブログのアクセスを集める方法として上がっていた方法の「コメント回り」ですが。
このコメント回りが重宝されていたのは、「被リンク」における恩恵です。
どういうことかというと、「コメントをする」→「コメントが来る」→「コメントをしたことによって自分のブログのurlが相手方に添付される」→「ブログからの被リンクを得られる」
だいたいこういう流れによって、被リンクを増やすことができるため、コメント回りをすることによって、ブログに人が来てもらうようになる。
ということが言われていました。
また、有名なブログにコメントをすれば、有名ブログに訪れている方のアクセスを自分のブログに誘導することも見込めるし、さらにはブロガー内での認知度を高めることができるため、より人が来てもらうことが見込めると。
ただ、先ほど伝えた通り、このコメント回りも、今となっては全く必要ないもので、やればやるだけ労力の無駄と言えるでしょう。
被リンクの重要性は変わって来てる
なぜ、自分のブログを人に来てもらうために、コメント回りが必要ないのかというと、「被リンク」というものが、不自然すぎるんですよね。
また昨今では、「被リンクの重要性」というものが変わって来ているのが、グーグルです。
どういうことかというと、以前の検索エンジンというのは、被リンクが多ければ多いほど「良質なサイト」という風に認識され、検索エンジンにて上位に表示されていました。
そのため横行したのが、「自作自演リンク」というもの。
要するに、自分がいくつものサイトやブログを立ち上げ、上位に表示させたいブログ(本命ブログ)へのリンクを貼ることによって、被リンク数を増やすという自作自演リンクの方法が横行しました。
となると、「被リンクが多い=良質なサイト」という概念が壊れ、被リンクが多い風に見せかけた、スッカスカなサイトが上位に上がってくるようになるわけです。
これは検索エンジンとして提供しているグーグルの顔を汚すことにつながる。
そうなったため、被リンクの数が重要視されることは以前よりも低くなり、自作自演もすぐにバレて、バレた結果圏外に飛ばされるサイトが膨大に増えて言ったわけです。
人に来てもらうブログにするには「自然体」が重要
もちろん今でも、被リンクの重要性は保たれているものの、あくまで「このブログいいからリンクを貼っておくね」という自然な流れが大切で、不自然な被リンクは全く効果がありません。
むしろ、悪質な被リンクは県外に飛ばされるリスクと隣り合わせなので、逆効果と言えるでしょう。
そう考えると、コメント回りなどをして、被リンクをもらうことがいいことなのか、人に来ももらうために大切なことなのかは、想像に難しくないかと思います。
だからこそ、「自然体」が大切なわけです。
人に来てもらうためのブログの育て方
「じゃあ、どうすればいいのか?」ということですが、今のブログ運営は「すべて原点」に立ち返っている気がします。
要するに、ブログランキングやコメント回り、ブラックハットのseoなど、色々なことが横行しましたが、結局それって「読者のため」という、一番大切なポイントをおざなりにした結果です。
だからこそ、それらの裏道が淘汰され、全く効果のないノウハウとして残ってしまっているわけですが。
では一体何が「原点」なのか?っていうと、これが一番初めに述べた「読者にとって役に立つ記事」
これこそが、ブログの原点であり、今一番ブログが人に来てもらうために大切なことです。
今だけではなく、恐らくこれからもずっとこの流れは続くでしょう。
なぜなら、これこそが「原点」だからです。
読者が満足する記事をコツコツ積み重ねた結果
実際に僕のブログは、被リンクをもらうことも、被リンクをもらうための行動も。
また、ブログランキングなどのアクセスを増やすことも一切していません。(ブログランキングは登録を削除しましたし)
それでも、ずっとアクセスは増え続けていて、人に来てもらうブログを構築することができています。
もちろん、中古ドメインを買って来たわけでもなければ、新規ドメインからのスタートです。
「リンクをお願いします」という風にお願いしたことは一度もありません。
「読者が満足する記事」を書き続けて言った結果、ここまでアクセスを増やすことができ、人に訪れてもらえるようなブログを構築することができました。
それはひとえに「読者が知りたいことはなんだろう」ということに、検索キーワードから考察し、「知りたいことと知っておいたほうがいいこと」という120%のアンサーで答えた記事を書き続けたからだと思います。
検索キーワードに対して「知りたいこと」を書くことはある意味当たり前です。
それプラスアルファで、「知っておいたほうがいいこと」を書くことで100%から120%への満足度を上げることができます。
だから、一生懸命調べるし、自分で体験したことも合わせてお伝えするし、このブログに訪れてくれた方に役に立つような記事を提供できるように、記事にしているわけです。
でも裏を返せば、面倒なコメント回りもブログランキングも一切していないので「読者の役に立つ記事」を書くだけでここまでくることができています。
終わりに
ですから、僕の結論としては、「ブログを作ったのですが、人に来てもらうためにはどうしたら良いでしょうか。」という質問に対しては、「読者が知りたいと思うことを120%答えた良質な記事を書いていってください。それだけで十分です」という風にお伝えするでしょうね。
余計なことは考えなくて大丈夫です。
「記事を書く」
ただのこれだけで人に来てもらえるブログは作れます。
ぜひ頑張ってみてください。