いつだっけなー。
「ブログって毎日更新した方がいいんですか?」
ってな質問をもらったことがあります。
今日はこれに関して答えていこうかなと思うんですけど、まず最初に結論から言えば「毎日更新すべき」だと思いますね。
出来ることなら毎日。
そして欲を言うなら、1日1記事だけじゃなくって「ブログって1日1記事以上更新してもいいの?ブログの更新頻度の目安は?」でも書いてますが、複数記事更新できるならそっちの方がいいってのが結論です。
毎日更新した方がいい理由
んじゃあ。
なんで毎日更新した方がいいのか?って言うと、安定してクローラーが徘徊してきてくれるから。
シンプルに言えばこれっすね。
僕の経験的に、アクセスが増える時っていうのは、総じてクロールされたページ数が多くなる傾向にあります。
これはサーチコンソールから確認することができますが、アクセスが増える時はクローラーがよくきていることがデータとして共通していることなんですよね。
んで。もちろん、特にブログを更新していなくても、クローラーは少なからず巡回してきてくれているんですが、ブログの更新頻度が少なくなっていくと総じてページに訪れてくれるクロール回数は少なくなる。
すると、ページにクロールする回数が減るため、アクセスが減っていくor増えないっていうの現象が起こるんですよね。
まあ、もっと厳密に言えば、ここら辺のseoってブラックボックス的な感じがあるので確証っていう形ではないんですが、データを3年以上見てきた中で共通した出来事でしたね。
クロールされる回数を増やす
それに象徴されるのは、4ヶ月ぐらい更新をしなかった時期。
ある程度ブログが出来上がってきて記事が溜まってくると、検索エンジンにて上位に表示される記事が増えてくるので安定してクローラーも巡回に来てくれ、アクセスも安定するんですが、やっぱり4ヶ月も更新しないと多少なり微減していったんですよね。
んで。
そのあとに更新頻度を戻して、更新していった結果、クロールされる回数も平均的に増え、アクセスもすぐに戻りました。
この出来事からも、クローラーとアクセスっていうのは、結構比例するもので、クローラーに来てもらうために、記事更新は毎日するに越したことはないっていうことが言えるんだと思います。
これからのseoでは「対人」を意識すべし
そしてこれも毎日記事を更新すべき理由の1つ。
シンプルに僕は、グーグルは機械として見るべきじゃなくって、人として見るべきって考えてます。
どうもseoとか検索エンジン対策とか聞くと、「対機械」ってイメージする人がいるんですが、そんなことなくって。
seoって「対人」なんですよね。
つまり「人にどうしたら信用してもらえるのか?」を考えていくことが、グーグルへの対策につながるって僕は考えてます。
事実、滞在時間や直帰率、熟読具合や拡散率など、いろんな情報を元に検索エンジンに反映しているわけで、そのジャッジを下すのは「来てくれたユーザーそのもの」。
このユーザーがどう感じたのかを、グーグルは判断するので「対機械」じゃなくて「対人」っていった方が適切だし、seoの本質が見えてくる。
あなたがグーグル側の人だったらどちらを信用する?
その上で、もし仮にあなたがグーグル側の人間だった時、「毎日コツコツ更新する人」と「全く更新しない人」
どっちの方が信用できるか?っていったら、当然前者なんですよね。
毎日コツコツ記事を書き、情報を発信している人の方が圧倒的に信頼できる。
「あっ。やる気あるんだな」って。
そう考えると毎日更新した方がいいことがよりわかるわけです。
んでまた、このseoっていうのは「対機械」じゃなくて、「対人」っていうのをより如実に表しているのが「医療関係のブログ」。
信頼度が重要視される
対人ではより「信頼度」っていうのが、大切になってくるわけですが、この医療系ブログでは信頼度の低いブログは軒並み低評価になっています。
医療系っていうのは、人の命を扱う分野であり、誤った情報を伝えてしまえば、それは命に直結する。
だからこそ、信用あるサイトやブログしか上位に表示させるように徹底しているわけです。
これがもし「対機械」っていうようにseoを意識してしまうと、誤った情報でも上位に上がってくる可能性だって考えられる。
でも、誤った情報が載ったブログは一切上がらない工夫がグーグルにはある。
そう考えたら、より一層「対機械」ではなくって、「対人」っていうのがキーパーソンになっている話で、seoとしては「信頼」を積み重ねることが重要だってことです。
とするなら「毎日更新する人」と「全く更新しない人」
どちらが信用できるか?っていったら明確ですよね。
毎日更新から卒業するのはいつ?
んで。
こういうと「ほとんど更新しないブログでもアクセスがあるブログがある」っていう人がいます。
もちろん、それがブログの醍醐味だし、ほとんど更新せずともアクセスが集まる蓄積型メディアだというのがブログの強みです。
「ほとんど更新しないブログでもアクセスがあるブログがある」っていうのは間違い無いんだけど、その大前提は「信頼を重ね続けた過去がある」ってことなんですよね。
バズ部なんかは、もうそれが顕著なんだけど、かなり大きなLPを構築してからはほとんど更新してない。
多分数ヶ月に一回ぐらいの更新頻度。
でも、膨大なアクセスがある。
ただあそこまでアクセスがあるっていうことは、その裏にあそこまで信頼を重ねた過去があるってことなんですよね。
アクセスが集まり始めたら更新頻度を開けてもいい
気になるなら、一度バズ部の全ブログ記事を見てみたらいいと思う。
かなり良質な情報が書かれた1記事を200記事近く積み重ねてるから。
「毎日更新しなくてもいい」っていうのは、初心者でブログ作りたての人がやっていいことではなくって、ブログ立ち上げからコツコツと積み重ねた歴史があって、信頼があるから更新頻度を少なくしてもアクセスが安定してある。っていう結果論なんですよね。
だから、最初から毎日更新しなくていいってことじゃなく、「アクセスが集まり始め、安定して来たら毎日更新しなくてもいい」ってことです。
昔からの友人であれば、半年ぐらい連絡がなくっても、久しぶりに会えば昔のように親しく話せる。
でも、昨日今日知り合った中なら、名前さえ忘れてるかもしれないし、昔からの友人のようには話せない。
そんな違いだと思います。
ここだけは間違えないでほしいですね。
終わりに
基本的にできるのなら、毎日更新した方がいいですね。
特に「アクセスを伸ばす時期」ならなおさらですし、ブログ立ち上げの初心者ならば余計です。
そして、グーグルに対して「このブログは毎日更新するし、良質な記事をよくあげてくれている。なら上位に表示させてみよう。」ってなってアクセスが集まるようになったら、真1に更新じゃなくって、更新頻度を落としてもいいと思います。
それ以外は基本的に毎日更新するのがオススメで、なおかつ1日1記事だけじゃなくて2記事3記事とあげれるならあげていった方がいいですね。
そっちの方が、アクセスが増える期間が、単純に考えて短くなる。要するにより早くアクセスは集められる。
なので、これはどの分野にも言えますが、「軌道に乗せるまでは少し背伸びをする気概」で頑張るのがいいんじゃないかなと思いますね。