先日、「私は不動産系のブログを立ち上げているのですが、不動産系のアフィリエイトプログラムの案件が資料請求などしかなく、aspで取り扱っている商材が少ないです。この場合どうしたらいいでしょうか?」
という質問をいただきました。
まあ、これは不動産系に限らず、立ち上げたブログのジャンルによってはアフィリエイトできる商品の案件が少ないことって結構起きがちです。
じゃあ、そんな時に「ジャンル変更」しなければいけないのか?っていうと全くそうではなくって、ジャンルがニッチで案件が少なかったとしても、問題なくマネタイズできます。
むしろ、ジャンルがニッチということは、それだけ参入してくるライバルが少ないということですから、案件があまりないということはブルーオーシャン的市場を奪える可能性さえ秘めています。
そんな、「案件が少ない場合どうすべきなのか?」ということをお伝えしていこうと思います。
aspにて案件が少ない場合どうすべきか?
結論を先延ばしにしても意味がないので、初めに結論からお伝えしますが、ブログアフィリエイトにおいて案件が少ない場合は、僕であれば「自分で商品開発をします」。
まあ、これがシンプルで一番簡単な案件が少ないケースにおいてのマネタイズだと思いますね。
そもそも、アフィリエイトとは「他社商品」を代理で販売する、広告代理業を指します。
要するに、広告主は集客力を欲しているので、商品だけ提案して、集客力のあるアフィリエイターに販売してもらう。っていうのが、広告主の考え方。
一方で、僕らのようなアフィリエイターはブログを通して、集客力を持っているため、「どんな商品を販売しても構わない集客力」を持っているわけです。
となると、アフィリエイト商品を販売するだけがマネタイズではないですし、他社の商品を代理販売しなければいけないという決まりもありません。
ビジネス上では「集客力」を持っていることが、かなり強みになるので、集客力さえあれば、「どんな商品を販売しようか」というのは、こちら側がタクトを握っているということ。
ですので、案件が少ないのであれば「作ってしまえばいい」ということになります。
案件が少ない不動産アフィリエイトの場合
じゃあ、これを質問にいただいた「不動産ブログ」に関して置き換えてみると、どうなるかっていうと。
どんな不動産ブログを作っているのか?という部分によって変わってくるわけですが、「賃貸収入による不動産投資」であったり、「不動産売買」に関するブログであれば、ブログアフィリエイトにおいての商品として考えられるのは「物件の選定」などを一緒に行うコンサルなんかが、シンプルに考えられます。
この場合、「ブログアフィリエイト」という概念はなくなり、「ブログ」というオウンドメディアによる集客からの、「コンサル販売」なので、「コンサルティング会社」という定義が正しくなりますが。
ある意味、抽象度が高くなって、アフィリエイトという小さな枠組みから突出したケースですね。
ただ、当然、不動産投資をしたいという人がブログには集まっていて、その人たちが「不動産投資はしたいけど、どうすればいいかわからない」という悩みを当然のごとく抱くわけなので、案件として「コンサル」というのは、「ユーザーの悩みを解決する商品」として成り立っていることになります。
ですから、自社商品としてコンサルは一つの案件として成立するわけですね。
不動産アフィリエイトのケース2
また、もう一つ考えられるのは、案件の少ない不動産系のブログアフィリエイトの場合、不動産投資のノウハウをパッケージにして販売することも、考えられますね。
これも悩みとして「不動産投資には興味があるけど、賃貸収入を考えた場合、どこに物件を買ったらいいのか?」「ターゲティングは家族層なのか、学生層なのか?」
という部分の悩みを明確にするポイントとして、1つのパッケージにすれば、読者の悩みに対して、答える商品となります。
やってはいけない不動産アフィリエイトの案件
まあ、もちろん、どんなジャンルにおいてもマネタイズできる1つの案件として、グーグルアドセンスなんていうビジネスモデルもありますが、あれは雑多ブログのように「膨大なアクセス数」があってこそ、初めて成り立つビジネスモデルです。
ですので、そもそもジャンルがニッチであって、案件が少ないということは、雑多ブログのような膨大なアクセス数は見込めないことになるので、単価が低いグーグルアドセンスなどのマネタイズはあまりお勧めできません。
「初心者はアドセンスブログをやるな!1年=1690円しか稼げない」
これにも書いてますね。
そうではなく、ジャンルがニッチで、案件が少ないのであれば、なおさら「高単価なサービス」でマネタイズすべきで、トレンドや流行、芸能ニュースなど、ニーズが絞り込めないジャンルこそが、アドセンスというマネタイズをすべきだということです。
案件が少なければ、自分で作る
今でこそ、大きな企業であっても法人であっても、オウンドメディアという形で、ネットからの集客に力を注いでいます。
歯医者さんのブログもありますし、弁護士さんのブログもあったりします。
そして歯医者さんのブログでは、歯に関する知識やノウハウを記事にしながら、自分の歯医者に訪れてくれるようなブログ設計をしています。
弁護士さんのブログも、民事や刑事訴訟の例題なんかを記事にして、「わからないことは無料診断します」という形で、レスポンスをもらい、「電話してね」という形で集客しています。
つまり、弁護士さんブログも歯医者さんブログも、案件としてアフィリエイトをすればブログアフィリエイトですが、「自分の商品」があるからこそ、アフィリエイトはせずに、自分の案件を販売しているわけです。
その集客口が、オウンドメディアであるブログだということですね。
ここからわかるのが、何もアフィリエイトをすることだけが、方法ではなく、案件がないのであれば、「自社商品」を作ってしまったらいい。ということがわかるかと思います。
決済サービスはどうしたらいい?
そういうと、少なからず「どうやって入金してもらうの?」「お金を払ってもらうためには?」というような質問がきますが、今はネットでの決済サービスはいくらでもあります。
銀行口座を伝えて、「口座に直接入金してね」という形で、自社商品を販売するにあたっての決済サービスを利用したっていいし、クレジットカードなんかを適応させたい場合は「ペイパル」なんかが便利。
僕はペイパルをよく使ってます。
ちなみにこれがペイパルの公式サイトですが、個人であっても決済サービスを持てるし、金額と商品名を打ち込めば、あとは「振り込んでもらうだけ」
そんな自社案件を作ることが、誰にだってできるが今の時代。
だからこそ、ブログアフィリエイトという概念にとらわれず、案件が少なければ、自社商品を作ったらいいし、商品を作れば入金する窓口を「銀行口座」や「ペイパル」で作ったらいい。
そしたらもうれっきとした「お店」であり「ショップ」です。
それが、ネットが発達した今なら、誰でも簡単にできるようになったということですね。
終わりに
案件が少ないのであれば、僕なりのお勧めはアフィリエイトという枠を取っ払って、もっと広い目で見ること。
aspに登録して、アフィリエイトプログラムにある案件だけが、売れる商品ではないし、そこに適した案件がなければ、自分で作ったらいい話。
ブログアフィリエイトといっても、ビジネスに大切なのは集客力なのだから、ブログにおいて集客力があるのであれば、その集客をマネタイズするだけ。
そのマネタイズ先は、aspにあればアフィリエイトになり、なければ「自社商品」となる。
別にどっちだって構わないと思います。
まずは「アフィリエイト」という枠を取っ払うことが、いろいろな可能性に気づけるようになるチャンスなんじゃないかなと思いますね。