先日こんな質問をもらいました。
「1つ質問してもよろしいでしょうか。
リライト編におけるキーワード検索についてですが、自分の書いた
違うkwというのはどのようにピックアップすればよいのでしょう
また、違うkwに見当がついたとしたら、地道にそのkwで検索を
こんな質問でした。
この質問の前半部分の「kwピックアップ方法」に関してこう返信しました。
「キーワードのピックアップ方法ですが、
その上でポイントは後半部分。
確かにブログをやっていると、本来狙ったkwで検索してもらいたいもの。
でも狙ったkwじゃなく、違ったkwから検索流入があるのも事実です。
なので、狙ったkwじゃなく違ったkwから検索がある場合の対処法をお伝えしておこうと思います。
僕の回答
まず僕がこのcさんにはこう返信しました。
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「違うkwに見当がついたとしたら、
それとも違うkwにて検索されている場合のkw攻略の話でしょう
もし前者の場合であれば、
もし後者の場合であれば、その違うkwが「目的」
これは例えばの話ですが、狙ったkwというのが「
(
そうではなく、狙ったkwというのが「ネットビジネス」
これが「目的」とどれぐらいの距離にあるかによって、「
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これが僕がcさんに返信した内容でした。
目的からの距離を測る
まず返信した内容をおさらいしておくと、違った検索kwでブログに訪れてきている場合。
その違ったkwというのが、「目的においてどのぐらい距離が離れているか」がポイントになってきます。
返信文の中には「ネットビジネスとネットワークビジネス」を例題にして説明していますが、これは全くもって目的との距離が離れてしまっているのがわかるかと思います。
ネットビジネスとは、「インターネットを活用したビジネス全般」のことを意味します。
一方でネットワークビジネスというのは、いわゆるマルチ商法であったり、ネズミ講を筆頭とすることが多いビジネスで、主にマーケティングは口コミです。
そしてマネタイズも全く異なり。
インターネットビジネスの場合、楽天もアマゾンもソフトバンクも、それぞれネットビジネスに当てはまり、多種多様の商品が存在しますが、ネットワークビジネスとは「コミュニティを広げること」でマネタイズをします。
要するに「紹介」することにより規模を広げ、稼ぐのがネットワークビジネス。
だから、似て非なるものがネットビジネスとネットワークビジネスだということ。
こう考えると、「ネットビジネス」での検索kw上位を狙っているのに、ネットワークビジネスで上位に上がっているとしたら「目的とかけ離れてしまっている」ということがわかるわけです。
一方で返信した文章でも述べていますが、「ネットビジネス」というのは、「インターネットビジネス」を略したものです。
とすると、ネットビジネスとほぼ同じなのがインターネットビジネスということ。
そう考えると「ネットビジネス」が狙ったkwだったが、「インターネットビジネス」で検索されているというのは、目的とほとんど同じになるため、そのまま突き進んでいいということになるわけです。
わかりやすくすると
ネットビジネス≠ネットワークビジネス
ネットビジネス≒インターネットビジネス
この違いが「目的との距離」ということになるわけです。
目的との距離が離れていない場合
ここからが対処法。
まずケースごとに考えていくと、狙ったkwか否かというのは、「目的との距離」によって分けられることを先ほど伝えました。
いわゆる「ネットビジネス≒インターネットビジネス」
「狙ったkw=ネットビジネス≒実際に検索されているkw=インターネットビジネス」
こっちのケース。
その「目的との距離が離れていない場合」ですが、これは狙ったkwではないものの、ほとんど意味としては同じ、あるいは同じ属性の読者が訪れるkwだということが想定できるため、そのままにしておいて問題ないかと思います。
僕の場合であれば、むしろ検索されているkwを重要視して、新しく記事を書き加えるかもしれません。
(これはバランスを見てですが)
というのも、また例としてあげる「ネットビジネス≒インターネットビジネス」というのは、ほぼ同じ意味となります。
そして重要なのが「ネットビジネス」と検索する人と「インターネットビジネス」と検索する人は、両方とも同じ目的を持って検索してきています。
とすると「ネットビジネス」というキーワードを狙っている場合は、こちら側が提供できるブログ記事としての情報にも間違いがないということにつながっていきます。
要するに、「検索してきてくれる読者が知りたい情報」として間違いがなく、かつブログ運営者側がアクセスしてきてほしいと思っている属性にも間違いがないということになります。
先ほどの「検索されているkwが狙っているkwと違う」場合は、目的との距離を測るべきと伝えたのは、この2つが大切だからです。
そのために、目的との距離を最初に測ることが大事だったということ。
むしろ、この場合は仮に検索流入kwが、狙ったkwじゃなかったとしても、「新たなkw」が見つかるケースも多く、実際に検索されているkwであることから、「穴場キーワード」であることが往往にしてあります。
そのままにしておいても、目的との距離が変わらないため問題なく、その上で「新たなkw」としてまだライバルが少ないが需要のあるkwとである可能性も高くあるので、このケースでは「そのまま突き進む」ことが対応策になるということですね。
目的との距離が離れている場合
そして次は例題として出した「狙ったkw=ネットビジネス≠実際に検索されているkw=ネットワークビジネス」
こちらのケースは、内容が全く違うkwで検索されてしまっている上に、アクセスしてきてほしい属性が全く違ってきてしまっています。
「検索してきてくれる読者が知りたい情報」として間違いがあり、かつブログ運営者側がアクセスしてきてほしいと思っている属性にも間違いがあるということになります。
ですから、こちらの目的との距離が離れている違ったkwで検索されている場合は、記事の内容や使っている単語などを変えていかなければいけません。
使っている単語
まず見直すべきポイントは、改善しやすさから使っている単語を見直すことをお勧めします。
もし仮にタイトルに「ネットビジネス」という風に書いていたとしても、文章内は「ネットワークビジネス」という風に単語を使ってしまっていては狙っていないkwで検索されることが往往にしてあります。
この2つの単語は意味として全く違うので、実際にはそんなことはないと思いますが、狙ったkwで検索流入を狙いたい場合は、余分な単語を消していくことが1つの手になります。
またただ単に単語を消すだけではなく、共基語に変更するのも一つの手です。
共基語というのは、ブログにおけるアクセスやアナリティクス、ワードプレスなどの「関連した意味あるもの」という意味。
単語を消すだけではなく、こういった「狙ったkw」に関連した意味ある単語にして、より具体的に伝えることも1つの方法だということですね。
「あれ」「それ」「これ」
こういった単語も、きちんと主語として使うことで単語のバランスを改めることができます。
記事の内容
使っている単語を改めても尚、違ったkwからの検索が多い場合は、記事の内容丸ごと改めるのも1つの方法です。
やはり年々グーグルの検索エンジンは優秀になっています。
その上で、違った検索kwからの検索流入がブログにあるということは、そのブログ記事の構成自体を疑うほかありません。
順序としては、
- 単語を変える。
- 文章を変える。
- 見出し2から変更する。
- 記事全体を変える。
- ブログから非公開にする。
この順序でブログ記事を変更していくことが考えられますが、あまり検索してきて欲しくないkwだった場合は、このいづれかで対応するといいでしょう。
まとめ
- 検索されているkwの目的と距離感を考える
- 検索されているkwが目的と変わらない場合は、その検索kwを生かしながら突き進む
- 検索されているkwが目的と違う場合、段階別に記事の改善を図る
まとめると、検索されているkwが狙ったkwと異なる場合は、こういった手順になるかなと思います。
僕の体感では、検索されているkwは狙ったkwじゃないけれど、距離感がほとんど変わらないというケースがほとんどです。
だから、記事を丸ごと修正せずに、検索されているkwをそのまま生かしつつ、その新しく発見した「読者が実際に使うkw」にポイントを当て、ブログを追記することが多いです。
あんまり検索されているkwの目的が離れているケースは少ないように思いますね。
まあそれでもピンポイントに「狙ったkw」が「検索されるkw」とはなっていないので、「なぜ異なっているのか?」っていうのを見定めて次に生かしていくといいと思います。