受験用ブログって儲かる?シンプルに1から解説してみた。

先日読者の方から「私は受験生の子供を持つ母親なのですが、この経験から受験生向けのブログを開設しようかなと考えています。そこで質問なのですが受験用のブログって儲かるのでしょうか。初めから儲けることを考えていてはいけないことは重々承知なのですが、将来性が少し不安だったので聞いて見ました。ご回答いただければ幸いです。」

こんな質問をいただきました。

ちょっと1日に数多くの質問をもらうので、個別に返すことができなくなっていますが、このブログを通して回答していきたいなと思いますので、参考にして見てください。

まず受験用ブログっていうことですが、全然いけると思います。

というかむしろ有り。全然美味しいとブログ市場だと思いますね。

 

勉強したい人ってめちゃくちゃ多いから市場は旨味だらけ

まず「受験用」っていう概念を取り除いて見たときに、「勉強したい」って考える人ってどれぐらいいるのかって話ですが。

多くの人は勉強=学生だと考えていますが、大人になってからも勉強って大切で大きな市場です。

ユーキャンとか資格講座系も全然あるし、ベルリッツなんかの「英会話」っていうのも、大きなくくりで見たときに「勉強」ですよね。

んで。少し前ですが、あのワークアウトで有名なライザップも「英会話」の市場に参入していきました。

それだけ大人になってからも「学びたい」っていう意欲がある人が多くいるってことです。

僕自身も、学生の時よりも今の方が圧倒的に勉強しているし、本を読む数も圧倒的に今の方が多い。

なんなら今の方が勉強を勉強と思わず、学ぶことの楽しさを痛感しています。

また、英語に関しても本格的に勉強しようと思っているので、結構がっつり英会話教室とか考えたりしています。

要するに「学びたい」っていう意欲は大人になってからも多くあって。

それに伴って市場も成熟しながら、「落とすお金が多い層」を拾い上げることができるってことです。

 

ブログのターゲット選定法

じゃあ、「受験用のブログ」っていうことにシフトしたときに、ターゲットとなるのは学生じゃなくって、「学生の子供を持つ親御さん」ということになりますよね。

当然学生や子供がサービスを受けるわけですが、お金を払うのはその親御さんになるケースが多いので、「学生の子供を持つ親御さん」に向けてブログで情報を発信し、集客していくことが大切になってきます。

ここでの方針が、ブログ運営においてものすごい大切になってきて。

どういうことかっていうと、だいたい「受験用ブログ」を構築していくと考えた場合、受験対策や勉強法など、「受験のための勉強」を記事にしてしまいます。

そうなったときに、訪れるユーザーは誰のなのか?って考えた場合、訪れるユーザーは「受験生」なんですよね。

ただ先ほど伝えた通り、お金を払う「お客さん」にあたる人っていうのは、学生の子供を持つ「親御さん」なわけですね。

とすると、集客したい人と実際に集まっている人っていうのが乖離してしまうわけです。

だから、「ブログの方向性」を見極める意味でも、誰をターゲットにするのか?っていうのがどのジャンルにも共通して大切になってくる部分だということ。

抽象度を上げてマーケットを広げる

んで。

少し受験ブログからは脱線するかもですが、大切なことなので、伝えておくと。

ターゲティングとマーケティングはなるべく一致させた方がいいです。

というのも先ほど伝えた通り、受験ブログで合格方法や試験方法などの対策をブログ記事にした時、アクセスしてきてくれるユーザーは学生になるわけです。

ターゲットが学生ならそれでも問題ないですが、基本的に学生をターゲットにしてマネタイズするのは少し難しい。

それであるなら、「勉強法」や「学習法」に関して発信し、社会人でも学びたい人をターゲットにする方法もあったりします。

いわゆる抽象度を上げてマーケットを広げると言う考えですね。

またもしくは、受験生を抱える親御さんをターゲットにして、どういう勉強法がいいのか、はたまたどう受験期の子供と向き合っていけば良いのか。

こう言ったところを記事にすることで、コンセプトはズラさずにマーケットを広げることも可能です。

悩みをピックアップし、記事にて答える

それに伴って「学生の子供を持つ親御さん」っていうのがターゲットだと決まれば、学生の子供を持つ親御さんが、どういったことで悩んでいたのかを全てピックアップしていきます。

この質問をくれた方の場合「私は受験生の子供を持つ母親なのですが、」っていうことなので、いっぱいこれまで抱えていた悩みがあるはず。

それは何も自分だけの悩みじゃなくって、これから受験を控える親御さんが必ず抱く悩みなわけです。

それの悩みと、どう乗り越えてきたのかをシェアしてあげる。

ここでブログ運営を始める人が犯してしまう過ちなんですが、多くの人が「この分野ってお金になるのかな?」って考えてしまう。

「このジャンルって案件あるのかな?」「この分野って報酬高いのかな?」

そう思うので、手が止まり記事が書けなくなってしまう。

これってブログ始めたての人で、本当に多くの人が陥ってしまう過ちです。

でも、断言しておくと、「集客」さえできてしまえば、あとからいくらでもマネタイズはできます。

これは断言しておきます。

 

この段階でマネタイズは考えなくていい

今回の「受験用ブログ」のケースで言えば「どうやって志望校へ合格させたのか?」「神経質な受験生との向き合い方」「塾の選び方」「勉強の仕方」などなど。

これらをセミナー形式で伝えるというマネタイズをとってもいいし、1人1人に向き合ってコンサルするという形式でのマネタイズもできるし。

最悪、良質な情報だけを提供して、グーグルアドセンスでマネタイズするっていう方式も取れる。

要するに、アクセス(集客)さえ集まってしまえば、いくらでもマネタイズできるし、集客させできれば、集まった人に対して「何に悩んでるのか?」という生の声をもらえるので、そこから商品を考えていくこともできる。

ただこれは集客ができなければ、何も話は進まないので、「このジャンルって案件あるのかな?」「この分野って報酬高いのかな?」って思い手が止まってしまっては何も身になりません。

だから、まずこの段階では「for you」に徹して、以前抱えていた悩みを大小関わらず、全てを抜き出して、それに答えてあげる。

それが「検索ボリュームが少ない」「検索kwがない」なんて考える必要はこの段階ではなくって、1人が救われる1記事があれば、それだけで十分です。

それが100記事があれば、100人がファンとなるブログとなりますから。

まずはここの段階で意識すべきは「共通した悩みを持った人たちを集める」ということ。

そのために、受験用ブログであれば、「受験生の子供を持った親の悩み」にフォーカスすることによって、訪れるターゲットも「受験生の子供を持つ親」となるわけなので、その後の商品販売やマネタイズまで一貫した流れが出来上がる。っていうことですね。

まずはここから初めて行けばいいと思います。

 

アクセスさえ集まればいくらでも考えられる

そうしてアクセスが集まっていった後は、問い合わせフォームなどを利用して、「実際に悩んでいる人の生の声」を集め、そこを記事作成や商品開発につなげたり。

また、メルマガなどを利用して、レバレッジを効かせながら情報発信をし、セールスをしたり。

いくらでも方法はあります。

これはどのブログジャンルでも言えることですが、「これって稼げるのかな?」「高額案件あるのかな?」って考えていくと、ジャンルが定まらなかったりする。

そして、付け焼き刃のやる気で運営しているブログって、何より自分自身が楽しくない。

そうなったときに記事更新も止まるし、アクセスも集まらないしで、あまり身にならないんですよね。

それよりも、リアルに体感していることやリアルな悩みだったり。

またはものすごく興味あることだったり。

こういったことからまずはブログ運営を始めて見て、そこからアクセスが集まってきた段階となれば、「稼ぐ」って意外と簡単です。

少しぐらいのターゲットのズレであれば、「教育」という形で、その商品の重要性を伝えずらすことで、ニーズを新しく生み出すことができるので、少しターゲットがずれても同一商品を販売することはできますし。

なのでまずは、「アクセスを集める」

ここからスタートするために、悩みを全てピックアップして、その記事を書いていったらいいと思います。

受験ブログですべきこと

ここまで見ていくと大分やることが明確になってきたんじゃないかなと思います。

まずはターゲティングをしっかり決め、「どう言ったお客さんが来て欲しいのか」そしてその人に対して「どんな価値が提供出来るのか」

まずはここを明確にしていく。

このターゲティングが明確になったら、アクセスして来てくれる層が「どんな悩みを持っているのか」を具体的に洗いざらい見つけ出していく。

今回は質問者さんも同じ悩みを持っていたということなので、「過去自分自身が受験期の子供に接する上で何が大変だったのか」を思い出すだけで大きなヒントを与えてくれると思います。

そうしたら、その問題に対してどう対応したのかを克明に伝える。

勉強する環境を整えた。だとか。

子供の精神面をフォローした。だとか。

こうした自分の体験談がブログを書く上で本当に大きな財産となるわけです。

たった一人のお客さんを見つけにいく

その上で多くの人がやってしまいがちなのは、大きなキーワードは競争相手が多い分野で戦ってしまおうとするところ。

例えばキーワードとして「受験 対策」と言うように、大手予備校や塾と言ったや法人が広告なんかにも力を入れているキーワードを攻略しようとしてしまう。

このいわゆるビッグキーワードと言われる所を攻略しようとしてしまうんですよね。

SEOの知識がない状態やドメイン力がない状態で、こうしたビッグキーワードを攻略しようとするのはあまり適していない。

そうじゃなく、一人のお客さんが響くキーワードや記事を書くので十分なんです。

というか、弱者や後発組が勝つにはこれしかない。

いわゆるランチェスター戦略と言われる戦略ですが、徹底的に差別化し、ニッチに全力を注ぎ、そこで圧倒的1位になる。

だからこそ、最初から強者渦巻くビッグキーワードを攻めるのは効率的じゃないんですね。

それよりも「こんなこと検索されるかな?」って思えるぐらいニッチなキーワードやスモールキーワードで十分なんですよね。

そういう意味で、たった1人とお客さんを見つけることが重要だと伝えたわけでした。

アクセスが集まったらマネタイズを考える

そうして徐々にでもアクセスが増えて来たのなら、マネタイズを考えていくタイミングです。

よく居るのは最初からマネタイズを考えてしまうケース。

その気持ちは分かるんですが、先ほども伝えた通り、マネタイズはいくらでもある。

試しにA8.netなどのaspで調べてみても良い。

単価は安いけど、Amazonだって楽天だってアフィリエイト出来る。

もっと言えば、受験生を支えるママ友のオンラインサロンを作っても良い。

いくらでもマネタイズは出来るわけです。

受験に役立った書籍をアフィリエイトしても良いだろうし、偏差値が上がった参考書を紹介してもいい。

もしくは、体験談をまとめてコンテンツ「したっていい。

マネタイズする方法はいくらでもある上、アクセスさえあれば多用に幅は出来るので、まずはたった1人のお客さんを見つけるのに徹底的にフォーカスすることをお勧めしますね。

受験用ブログ。かなりいいと思いますよ。