今になると、結構ブログに関しての質問をもらう。
やっぱりその中で多いのは、「ブログを継続できない」っていう問題。
別に嘘をつく必要がないから、はじめに伝えておくと、やっぱりブログっていうのは結果が出づらいもの。
それはじわじわと効果が高まっていくから。
一方その他のビジネスっていうのは、ある程度結果が出やすかったり、ビジネス的に流動性があるから、「継続」って面で考えるとやっぱり難しいのがブログだったりする。
でも、今振り返ると当たり前なんだけど、すぐに結果が出るってことは、すぐに結果が出なくなるってことの裏返し。
一方で後からじわじわと結果が出るってことは、その分長く安定的に稼げるっていう裏返し。
だから、継続することで稼げるようになるって言っても過言じゃないのがブログなんだよね。
でもやっぱり難しいのが「継続できない」っていう問題。
そこで僕自身が今なお取り組んでいる「ブログ継続のための5つのコツ」っていうのを紹介しようと思います。
そのブログ継続のコツを見てもらうことで、なんとか継続して続けられると嬉しいなって思いますね。
アウトプット専用にする
まずはじめにブログがなかなか継続できないっていう人に意識してほしい1つ目のコツは「アウトプット専用」にするってこと。
これがどういうことかっていうと、僕は人間の史上最大の至福って「学ぶこと」にあると思ってる。
これは別に机に座って学ぶってことだけじゃなくて。
「まだ見たことない土地に行きたい」
これも一つ「学ぶ」っていうことに入るよね。
また例えば「心理学に詳しくなりたい」っていうのも、当然学ぶってこと。
正直にいうと、この2つは全部僕の「至福の学び」なんだけど、何が言いたいかっていうと「学ぶこと」ほど楽しいことってないと思うんですよね。
人間っていうのは、「学ぶこと」で「幸福」を感じられる唯一の生き物だとさえ思ってる。
その上でせっかく学んだんだったら、それを生かせる「知恵」に消化したいよね。
知識と知恵っていうのがあって、知識はただ知ってるだけ。知恵っていうのはそれを生かせる状態。
どうせ学ぶのなら知恵にしたい。
その知恵にしていく上で、一番重要なのが、当然誰もが知る「アウトプット」になってくる。
これは東大主席の方も言っていた勉強法だし、showroom代表の前田さんなんかも、「本を読んで身につくスピードが激増した方法」っていうことで、「会社の同僚イン本の内容をプレゼンする」っていう方法をあげてた。
もちろんいろんなアウトプットの方法があるんですけど、そこで登場するのがブログってことなんですよね。
ブログでアウトプットすることが何がいいかっていうと「自分が好きで学んだことが、お金に変わる」ということ。
これが何に耐え難いブログが持ってる最大のメリットだとさえ思います。
当然showroomの前田さんのように、会社の同僚や友人に覚えたことをプレゼンしてアウトプットするのもいいと思う。
だけど、プレゼンすること自体のそれが「お金」に変わるか?っていうとそうじゃない。
でも一方でブログっていうのは、アウトプットさえ記事に落とし込んで行けば、それはいつにだって資産として残っていく。
つまり、それはのちにお金へとつながる「アクセス」へつながるってことなんですよね。
この学ぶ上で必須である「アウトプットの場」っていうのを、誰でも持てるし、それが後々お金に変わる。
これを覚えておくとブログが継続できないっていうことへのモチベーションの低下を防げるんじゃないかなと思います。
徹底的に好きなジャンルにする
「学ぶことは人間最大の至福である」
こう考えると、ブログをやる上で絶対に好きじゃないと継続できないし、続かない。
好きなことだから、必死に学べるし、好きなことだから、誰かに伝えたいと思える。
要するに「好きなジャンル」を必ず選択する必要があるってこと。
周りをよく見てみると、「好きではないけど、稼げそうだから」とブログのジャンルを選んでる人が多いように思います。
そして、好きでもないから調べるのが億劫だったり、それに関しての記事を書くのが楽しくなかったり。
でも本当に大切なのは「稼げそう」ってことよりも、圧倒的に「好き」なんですよね。
だってそもそもほとんどの人が、継続できずにブログを辞めていくわけで、続けることさえできてしまえば、他の大多数を追い越すことができるわけです。
その上、好きじゃないからこそ、知識も浅くってブログにするとほとんど情報を伝えられない記事になったりしてしまう。
この「好き」があるからこそ、学んでも苦じゃなくなるし、記事にしても苦じゃなくなるわけです。
こんなことを言うと必ず「好きなジャンルって稼げなさそうなんです」ってな意見をもらうんですけど、僕がこれまでやってきた中で「集客=アクセス」さえできてしまえば、いくらだってマネタイズできます。
これは断言できます。
要するに、世の中に溢れる企業のほとんどが「集客」に困っているわけで、その集客ができてしまえば後からいくらだってマネタイズは考えられるし、実装できる。
ゴールを考えるがばかりに、スタートができないor継続できないって言う人がブログ実践者には本当に多いと思います。
本当の順番はスタートしてゴールを考える。
これ。
だから、徹底的に好きなジャンルであることが、継続する上で必須なわけですね。
メモ的に配信する
んで。
次には実際の行動に落とし込んで考えてみると、「記事を書く」っていうことに詰まってしまってブログが続かないと嘆く人が多いように思います。
「どうやって書いたら相手に面白いと思ってもらえるだろう」
「どんな内容を書いたらいいのだろう」
「冒頭部分で手が止まってしまって、本文まで書き続けられない」
などなど。
実践的な部分でいうと「記事を書く」っていう部分で悩む人が多いように感じます。
そこでオススメなのが、もう相手のことを一切考えず「メモ」としてブログを活用するっていうこと。
もう最初僕はこれでいいと思います。
これに関しては僕の例を挙げておくと、読書が好きなので、読んだ本の内容を忘れたくないんですよね。
一度読んだ本であれば、なるべく覚えておきたい。
そのために僕は読んで大事だと思ったポイントをメモする感覚で記事に残しています。
「DaiGo【科学的に正しい英語勉強法】を読んだ感想レビュー」
この記事なんて特にそう。
僕が英語を学びたいっていうのも完璧なるエゴだし、その英語勉強法に書かれたこの記事なんて、今読み返して見ても何も面白くない。
でもこの記事は誰かに読ますことが目的じゃなくって、僕のためにメモして残しておくために記事にしたんです。
要するに無理やり「アウトプットした」っていうことですね。
もちろん、相手に面白く伝えられた方がいいし、わかりやすく伝える方がいいに決まってる。
でも、それで記事を書くのが行き詰まって、書き出しで止まってしまうのなら、いっそのこと「相手を一切考えない」ぐらいのメモの役割で全然いいと思うんです。
そもそもメモって自分が覚えておくために、自分のために書くものですし。
それで記事を書くことに慣れてきて継続できるようになったら「相手のために」書き始めたらいい。
ってかそんだけ書いてたら、「もっとこうした方がいいかな?」とか「もっとこう書いてみようかな?」みたいな自分なりの改善点が見えてくるはず。
だから最初から「相手のこと」を考えすぎる必要はなくって、自分の自分による自分のためのメモ帳としてブログを使ったらいいんです。
とりあえず更新しちゃう
そしてもう1つ重要なのが、とりあえず「更新しちゃう」ってこと。
結構見てると多いのが、「記事は書いたけど、なんか納得いかないから消す」だとか、「納得いかないから下書き状態にしとく」だとか。
これは結構多い。
でもそこはとりあえずでいいから、更新ボタンを押して記事を投稿していくことが大切です。
これなんで大切かって、2つのポイントがあって。
まず1つ目が「seo的な観点」から考えると、更新してその記事にドメインを持たせてあげることで、より早めにグーグルにインデックスされ、検索エンジンで上位に上がってくる可能性が考えられるから。
でも一方で非公開だとか、下書き状態だと、更新していない状態だから、その記事自体にドメインは持たされていないことになる。
とすると、その下書き状態の記事からいくら時間が経とうと、グーグルは認識してくれないから上位に表示されようがないってこと。
だから、ドメインを持たせてurlを発行するために、とりあえず更新しちゃおうってことなんですね。
そしてもう1つが、「いくらでも後から更新できる」ってこと。
これは僕のブログの例なんだけど、上位に表示されてて結構アクセスがある記事の99%が「後書き」してます。
要するに、リライトして、記事の補足やボリューム増など、いろいろとてこを加えて、読者の方により見やすい記事にするべく精鋭させていってます。
その反対で、全くリライトをせず、一発目に書いた記事がそのまま検索エンジンにて1位になったっていうケースはほとんどないです。
だから、後から書いたっていづれリライトして更新できるわけで、投稿ボタンを押すその瞬間に完璧である必要はないんです。
ブログと同じで記事も「育てる」という感覚が大事。
冒頭でもとりあえずスタートを切ってゴールを決めるという風に伝えた通り、とりあえず更新して「検索順位が悪ければ、リライトをする」って考えると、とりあえず更新する意味っていうのが見えてくるかと思います。
前文後文に分ける
そしてブログを継続して続けるコツの最後が「前文後文」に分けるってこと。
これはシンプルな話。
取り組みやすさのハードルを下げるっていうことにつながります。
これは先ほど紹介したDAIGO著者の「科学的に正しい英語勉強法」にも書かれていることなんだけど、人っていうのは「取り組み始めるまでのハードル」が高ければ高いほどやる気がなくなります。
確か20秒ぐらいだったかな?
始めるまでのハードルが伸びてしまうと、およそ半分ぐらいのやる気が失われるっていう論文さえ出てたりする。
だからブログを続けるためには「始めるまでのハードル」をいかに下げられるか?っていうのがポイントになってくるわけです。
そこで僕がやっているのが「前文後文」に分けるっていうこと。
これはどういうことかって、実際にこの記事もそうなんだけど、書く内容は事前に決まってました。
「ブログを継続させるためのコツって何だろう?」ってところで、
- アウトプット専用にする
- 徹底的に好きなジャンルにする
- 日記的に発信する
- とりあえず更新しちゃう
- 前文後分に分ける
この大枠は決まっていて。
実際に書き始めたわけですが、
- アウトプット専用にする
- 徹底的に好きなジャンルにする
- 日記的に発信する
この3つのパートを書き終えた途端に、用事があったので記事を書くことをやめてます。
要するにここまでが前文ってことですね。
そして用事が終わってから、
- とりあえず更新しちゃう
- 前文後分に分ける
この残りの2つのパートを書き始めてるわけですが、もう記事の半分を書いてしまっているため、そこまで時間もかかりません。
だから、始めるまでのハードルが低いんですよね。
始めから「最後まで書ききろう!」って考えるより、「とりあえず少しだけ書こう!」って考えた方がブログをスタートさせるまで圧倒的にハードルが低くなる。
その上で、人っていうのは「途中で終えたもの」は、気になるものです。
「途中まで書いたから終わらせよう」って実際に今この記事を書いている瞬間に思って書いてますし。
(実際に今この瞬間が20時過ぎなんですが、今日朝の10時から何にも食べてなくて、早く飯を食べたいって思ってますが、途中で止めるのが気持ち悪くて書いてます。笑)
僕なんかで言えば、食べることが何より大好きなので、この途中で止めるというのはかなり強制力があることがうかがえる。
そのため、前文と後文にあえて分けることがブログを継続していくために効果的なコツだってことです。
前文は「ハードルを低くするため」
後文は「強制力を生むため」
こんな感じですね。
まとめ
- アウトプット専用にする
- 徹底的に好きなジャンルにする
- 日記的に発信する
- とりあえず更新しちゃう
- 前文後分に分ける
ブログが続かない人のために、継続させるための5つのコツをまとめるとこんな感じ。
1つ1つって別に大したことないし、今すぐに真似できるものが多いけれど、今僕がこうして3〜4年ぐらいブログを続けられているのは、こうしたコツの積み重ねだと思います。
なので、ぜひブログをやりたいんだけど、なかなか続けられない、継続できないっていう人は5つのコツを真似てほしいなと思いますね。
それでは。