僕は常々、成功とは成長の積み重ねだと思います。
よく「ネットビジネスで成功するためにはどうしたらいいですか?」
なんて聞かれるけれど、僕は事例が1つしかない成功法則なんかに興味なくって。
それよりも、先ほど伝えた通り、成功とは成長に起因するからこそ、どう成功したのかより、どう成長したのか。
にフォーカスした方が、はるかに有意義な情報になりえる。
そう思います。
例えば。
僕の例で言えば、ネットビジネスのスタートはせどりだった。
そこからブログに行って、情報発信を進めて行って。
今に至る。
この一番初めのせどりでいえば、成功法則は多岐にあって。
それこそ一番最初は「家電がいい」なんていう話もあったし。
ドンキホーテで割引商品を見つける。
なんていう成功ノウハウなんかも当時あった。
でも僕が当時考えていたのは、「どう成長するか」しかポイントを置いてませんでした。
成長っていうのは、言い換えると「経験値」とも言える。
経験を積んで行くからこそ、成長して行くのであって、成長なくして成功はない。
と考えると、どうやったら「経験値」を詰めるのか。
ここがポイントになってくる。
その上で、なんども伝えている通り、僕はとにかく早く会社から離脱したかった。
だから、より早く稼ぐ必要があった。
つまり、「経験値」をより早く積み重ねる必要があったということ。
この当時、よく初心者なんかで、「売れる商品を教えてください」なんていう人がいたりするのを見かけたけど、「売れる商品を教えてもらう」ということに、僕は全く興味がなくって。
それよりも「売れる商品をどう見つけたのか」
ここにしか興味がなかった。
もっといえば、「売れる商品をどう見つけ出せるようになったのか」
表現は似てるけど、抜本的に全く違うスキルや知識です。
だから、この初心者当時考えていたのは、一瞬だけ稼ぐのではなく、「自分が稼ぎ続けられる人間になる」
っていう今の感情と、近いものが構築されて行った時期だったと思います。
つまり、「売れる商品を教えてもらう」ってことに全く興味はなく、成功とは成長の積み重ねだと思っていたからこそ、「どうやったら早く経験値を積み重ねられるだろうか」
この部分に自分の100%の頭を使うことにしました。
せどりをやっていた当時。
目の前にはいろんな値段の商品があって。
それこそ廃棄品の0円の物からヴィンテージものの10万円のものまである。
当時を思い返すと確か資金はなけなしの10万円ぐらいしかなかったので、もし仮にヴィンテージものの10万円のものを仕入れてしまうと、「1回」の取引しかできない。
これで大きな利益が出たとしても、経験値としては「1」。
でももし仮に、100円のものを仕入れることにすれば、取引回数は最大「1000回」できる。
利益が出なかったり、在庫として残ったとしても、経験値としては「1000」貯めることにつながる。
つまり、10万円のヴィンテージものの商品をやりとりする時に比べて、1000倍早く成長することができることになります。
それは確か一番初めに取引した「レイバンのサングラス」の時に痛感した失敗でした。
当時メルカリで売られていたレイバンのサングラス。
確か7800円だったと思います。
これを直感で「いける」と思って、何もリサーチせずに仕入れて。
それをそのままヤフオクで転売したところ、12000円になった。
一見すると成功なんだけど、メルカリの発注をしてから、届くまで5日間。
ヤフオクに出品して、落札までが7日間。
そこから発送まで2日間。
1回のやりとりで14日、約2週間経っている。
経験値でいえば「2週間で1回しかつめていない」
そう考えると、明らかに失敗でした。
また、なにもリサーチをしていなかったため、たまたま高く売れただけに過ぎず、もっと安く買われてしまう可能性もあった。
要するに再現性が全くなかったことが、一番の失敗でした。
「もっともっと経験値を高めるには。」
そう考えていたので、もっと早く手元に置けて。
もっと多く商品を仕入れられて。
もっと早く捌けるには。
という観点から、「メディア系」というものにシフトしていきました。
当時「電脳」っていうネット仕入れもあったけれど、やはり到着まで時間がかかるのでリアル店舗を選択して。
1個100円前後で仕入れられるメディアというのを選択したのも、いっぱい経験値をつめるため。
ここが運命の分岐点でした。
その後このせどりの成功から甘んずることなく、「プラットフォームに頼ってはいけない」という風に感じていたこともあり、ブログという自分のオウンドメディアを構築して行くわけですが、根本は全て同じでした。
「より早く成功するために、より早く成長するには。」
ここが念頭にあって。
そのためにはより多くの経験を積むには。
っていうのが全てのベースで。
キーワード選定だとか、ライティングスキルだとか。
色々なテクニックが存在するけれど、それは全て経験があってできること。
成せる技。
だからこそ、その経験値を積むためには失敗を重ねるしかない。
そのため「しのごの言わず記事を書いた」
人が1日1記事しか書かないのであれば、経験値は1しかつめない。
とするのなら、1ヶ月で積み重なる経験値は30に止まってしまう。
そのため考えたのは「どうしたら多くの記事を書けるか」
そう考えたら、自然とジャンルが決まっていった。
そうして僕は1日5記事書いた。
それはアクセスを集めるためにひたすら書いていたというよりは、「経験値をより早く貯める」ために、1日5記事書くことに決めた。
これぐらい描くと、月に150の経験値が貯まる。
1日1記事しか書かない人と比べ、経験値は1ヶ月で120も広がる。
その上で、直帰率や離脱率、検索順位など、いろんなデータが集まり、「どう行った記事が、
アクセスを集めたのか」という答えが徐々に見えてくる。
つまり成功する方法を見つけるというよりは、成功する方法を見つけるために「いかに多くの失敗を重ねられるか」
ここにしか僕はフォーカスしていなかったということです。
その分多くの失敗をしましたが、その失敗の数だけ、伝えられることが無数に増えましたし、「しなくてもいい失敗」を伝えられるようにもなりました。
最近では資金も増えて着て、そのお金の使い道を学ばないといけなくなってきてる。
お金ってのは、ただ単に溜めていても腐って行くだけ。
だからお金をどう増やすのか、その使い道っていうのを学ばないといけない。
いわゆる投資に関して最近いろいろ学んで着てますが、当然投資なんて全くの素人であり初心者です。
ロウソク足の仕組みなんて最近知ったし。
移動平均線なんて全く意味がわからなかった。
だけど、そんな初心者の状態から、早く成功するためには、早く成長するほかない。
だからとかく本をひたすらに読んで知識を蓄える。
その上で、実際にやってみる。
そしてそのアウトプットの回数をひたすらに増やして行く。
早く成長するには、どれだけ多くの失敗を重ねられるか。
ここを頭を使って考えるしかないわけです。
よく質より量なんていう言葉がありますが、これは全くもって見当違いで。
量をこなして行った結果「質に転換して行く」というのが正しい解釈です。
1記事も書いたことがないのに、上質な文章なんてできっこない。
何記事も何記事も書いて行った結果、上質な文章が書けるようになって行く。
検索上位に上がる記事が書けるようになって行く。
全て同じ理論です。
つまり初心者の頃に意識すべきなのは、「どうしたら量をこなせるか」ここが最速で成長してく不変の法則で、この成長の速度によって、成功がもたらされるわけです。
それは量をこなすことでしか、経験値は蓄えられないからです。
ですから、僕は、各々の分野で初心者の時「どうすれば量をこなせるか」「どうすれば失敗を増やせるか」
ここにしか注目してこなかった。
「どうすれば成功できるか」なんて微塵も考えませんでした。
メッシのプレーを見たって、真似できっこない。どうすれば成功できるか?って考えることは、どうすればメッシのようなドリブルができるか?
ということを考えると同義語です。
だから、「どうすれば成功できるか?」と聞くことに意味はないのです。
それよりも「どうすればより早く経験値を重ねられるか」
ここを考えた方が、はるかに成長します。
質はもたらされるものではなく磨くもの。
そう考えると量が質に転換して行くことの本質が見えてくるかもしれません。
成功とは成長の先にあるもの。
そう考えてみると多くのネットビジネス初心者をごぼう抜きできるかと思います。
それでは。