今回はタイトルにある通り。
「ブログ以外のアフィリエイトをオススメしない理由」について解説していこうと思います。
先に結論から言うと、僕はブログ以外のアフィリエイトをオススメしません。
アフィリエイトをするうえで、ブログが一番いいメディアだと思っていますし、正直ブログ一択だと思いますね。
その理由をこれからアフィリエイトを始めていこうと思っている方に向けて伝えていこうと思います。
ブログは資産である
じゃあそもそも、なぜブログ以外のアフィリエイトがおすすめできないのか。
その理由の一つ目に挙げられるのが「資産性」です。
ブログっていうのは「ネット上の不動産」という風にたとえられますが、それは一度投稿した記事が、時間がたってもアクセスを読んでくれる特徴にあります。
つまり、ブログというのは更新すればするほど、自動でアクセスを読んでくれ、アフィリエイトで商品が売れていくという「資産性を持つメディア」であるということが言えるわけですね。
その一方で各SNSなんかを見ていくと、ブログのメリットが浮き彫りになってきます。
例えば、Twitterなんかを例に挙げてみていくと、Twitterというのはつぶやくことによってフォロワーを増やしていくわけですが、1年前につぶやいた内容がタイムラインに乗ることはないし、1年前のつぶやきが検索を通して見られるなんてことはほとんどありません。
消費型メディアと蓄積型メディアの違い
要するに何が言いたいかっていうと、今あるSNSのほとんどが「消費型メディア」ということなんですよね。
消費型メディアというのは、先ほども伝えた通り、「発信した内容が常に消費されていく」ということを意味しています。
それはなぜかというと、Twitterやインスタグラム、YOUTUBEやTIKTOKなどのメディアは「リコメンド」によるアプローチだからです。
リコメンドはいわゆる「オススメ」で表示させるわけで、どうしたって「旬」であることが求められます。
Twitterではトレンドキーワードが存在するし、一番にぎわっているのは「その時の時事ネタニュース」でしょう。
ただ、この時事ネタで注目を浴びたとしても、その時事ネタの旬が過ぎれば、まったく注目されなくなっていく。
つまり、発信したりつぶやいたり、投稿したりした内容が蓄積されず、消費されて行ってしまうのが、今あるSNSの特徴だということ。
ブログは蓄積型メディア
その一方でブログというのは、1年前に投稿した記事が、今でもアクセスを呼び込み続けてくれるということが往々にしてあります。
それはSNSがリコメンドによるアプローチだったのに対して、「リサーチ」によるアプローチなので、「旬であるかどうか」っていうのが重要じゃないからですね。
たとえるのであれば、書籍と新聞というような違いが、ブログとSNSには存在するわけです。
だからこそ、ブログ記事は資産になりえるし、蓄積型メディアと呼ばれるわけです。
ブログ以外は継続作業が必要になる
正直ここがブログ以外のアフィリエイトはオススメしないという一番の理由ですが、
- 蓄積型メディア
- 消費型メディア
この2つが違うことによって何が起きるかっていうと、「消費型メディアは継続した作業が必要になる」ということです。
TwitterやFacebookのように、発信が蓄積されて行かず、その時々に発信してフォロワー数を獲得するようなメディアというのは、つまるところ「つぶやき続けなければいけない」ということを意味しているんですよね。
金持ち父さん貧乏父さんでもあった通り、「自分の時間を売っている」ことに変わりはないので、消費型メディアでいくら稼げるようになろうが、労働からは抜けられないということになるわけです。
どの商売でもそうですが、新規顧客が先細りしていけば、ビジネス規模収縮してしまう。
蓄積されず消費されていくSNSでは、発信し続けなければ新規のフォロワーは獲得できないので、ラットレースからいつまでたっても抜け出すことはできないわけです。
現に僕のもとに「最初はすぐにフォロワー数が増えたものの、ずっとつぶやき続けなくちゃいけないし、作業し続けることに疲れてブログに本気で取り組もうと思います」というメッセージは多くきます。
もちろん、つぶやくことが楽しく仕方ないということなら、それでいいと思いますが、好きでもないことだったり、ましてや「キャラを演じてSNSで発信している」ということなら、それほど苦痛なことはないでしょう。
この作業し続けなければいけないというラットレースが待っているのが消費型メディアの特徴であり、ブログ以外のアフィリエイトはおすすめできないという大きな理由になってくるわけです。
プラットフォーム依存の危険性
そして3つ目の理由は「プラットフォーム依存の危険性」です。
よく話題に出ますが、「超人気YOUTUBERのアカウントが凍結した」なんてニュースは何度も何度も起こっています。
実際に自分自身に起こった出来事だったら、マジで血の気が引くでしょうし、まったく生きた心地がしないでしょうね。
それまで何年にもわたって積み重ねてきたものがゼロになるわけですし、明日からの収入も全くなくなるわけですから。
これはひとえに「プラットフォームに依存しているがゆえに起こってくること」です。
TwitterならTwitter社がいうことは絶対だし、YOUTUBERならグーグル社(アルファベット社)が言うことが絶対なわけです。
利用規約変更の闇
また健全に運営しているから大丈夫という風に言う方もいますが、突如として「規約変更」があることもプラットフォーム依存によってもたらされる危険性です。
少し前に「都市伝説など不明確なことを事実として伝えることは規約違反になる」というようなニュースがあったりしましたが、それまで大丈夫だったことで積み重ねてきた登録者数が、まったく無意味なものになるというのが、規約変更によって往々にして起きてきます。
トランプ大統領のツイッターアカウントが昔に凍結されたように、いつだって規約変更や規約違反によってアカウント凍結へのリスクを背負っていかないといけないわけです。
それ以外にも広告単価の変更などがあった場合にも、プラットフォーム依存している人は何も言うことはできず、その変更に従うしかないわけですね。
自分でメディアを持つ重要性
一方でブログというのは「オウンドメディア=自社所有のメディア」と呼ばれます。
それは独自でドメインを取得し、サーバーを借りて運営しているんので、プラットフォーム依存とは真逆の「プラットフォーマー」に属しているわけです。
つまり、アカウント(=ドメイン)が停止されることもなければ、利用規約を決めるのは自分自身です。
広告も自分が張るか否かを決めることができるし、広告単価も自分の好き放題決められる。
Facebook広告が厳しくなり一斉に広告アカウントが凍結されるなんてことが一時期ありましたが、ブログは自分自身のメディアだからこそ、そうしたこととは無縁なわけです。
こうしたプラットフォーム依存の危険性という観点からも、ブログ以外のアフィリエイトはおすすめできないといえるわけですね。
まとめ
少し長くなってしまったので、再度まとめておくと。
ブログ以外のアフィリエイトはオススメできない理由としては、今ある大半のSNSは消費型メディアであり、消費型メディアとは「働き続けることでしか稼ぎ続けることができない」ということを意味している。
その一方でブログというのは、蓄積型メディアであり、発信した内容は資産性を持つため、アクセスを安定してもたらしてくれることで「働き続ける必要がなくなる」ことを意味するメディアという違いがある。
またプラットフォーム依存をしていると、アカウントbanや凍結などの危険性を払んでいる上に「今大丈夫」だからといって、将来大丈夫な保証はなく、利用規約の変更により突如として稼げなくなる危険性をはらんでいる。
なので、オウンドメディア=自社所有のメディアを持つ重要性が今も高まっているし、独自ドメインで運用しているブログは利用規約や凍結などとは無縁なので、ビジネスとしての安定性が高い。
まとめるとこんな感じですね。
当然蓄積型メディアなので、結果が出るまで時間がかかるというデメリットも存在しますが、それを加味してもブログ以外のアフィリエイトは個人的にはオススメ出来ませんね。