「私はブログをやりたいと考えているのですが、ブログをやる際はやっぱり実名でやった方がいいのでしょうか。悪口を書かれたりネットで酷評されたりと、本業があるので危険も多いかと考えてしまいます。その部分を率直にアドバイスいただければ幸いです。」
少し前こんな質問をもらいました。
確かにブログって2種類の方法があって。
実名で行うか。匿名で行うか。
この2種類に主に分布されます。
そして僕は後者の方。
実名では行わず、匿名でブログを執筆しています。
まあ、いろんなことが今になって見えるようになって来ましたので、僕の考えて時代のトレンドを合わせて僕なりの考えをこの質問者さんにアドバイスさせてもらおうかなと思います。
あくまで僕の考えね?w
実名のメリット
まずは実名のメリットから。
僕自身は匿名で行なっていて、それに対しての信念とか理念っていうのは最後の方に伝えるとして。
ただ匿名で行なっているからといって、もう片っぽの方をよくわかっていなかったら、客観的な意見なんて言えるはずがない。
そう思うので、まずは実名のメリットから伝えていこうかなと。
キャラクターを多角度的演出ができる
まず実名のメリットの1つ目は、キャラクターを多角度的に演出ができるっていうことです。
多角度的にっていうのがどういう意味かっていうと、匿名だった場合、基本的にセットで「顔出しなし」がついて来ます。
一方で実名だと、顔出しと名前とが、基本的にセットになる。
そうなると、ブログという範囲の中でも、キャラクターの演出がしやすいんですよね。
人間って、情報を「視覚聴覚触覚」などを駆使した五感で読み取るので、情報が多ければ多いほど、その人に与える印象も強くなります。
そうなると、実名で顔出しした方が、より立体的に情報を伝えられるようになるので、「私はこういう人間です」っていうのが、演出しやすくなるっていうこと。
数あるブログの中で、「このブログの著者面白い!」って感じてもらうのって、なかなか難しいこと。
そう考えると、キャラクターを演出できるっていうのは、多かれ少なかれメリットにつながるかなって思いますね。
信用度が増す
あとは何と言っても、実名のメリットは「信用度」ですね。
基本的に「ビジネス上」では、信用が重要になって来ます。
まあ、人間関係でも同様ですね。
その信用度的に考えて「実名」と「匿名」であれば、当然のことながら実名の方が信頼されやすくなります。
信頼されやすくなるっていうことは、その後のビジネスシーンにおいても、有利に働くことが考えられるので、当然実名のメリットだったりしますね。
実名のデメリット
実名のであるメリットがあることは当然のことながら、デメリットも当然ある。
悪口を書かれることがある
それは冒頭でも伝えた通り、誹謗中傷。
これはどうしたって避けることはできない問題だったりします。
まあこれは、匿名だろうが、誹謗中傷されることはあり、どんな名前をもってしても悪口は書かれたりするわけですが、「実名」と「匿名」とでは、精神的なダメージが異なって来ます。
当然のことながら、実名の方が「直接的」なので、精神的ダメージは大きい。
これは実名であるがゆえに大きなダメージを負ってしまう危険があるデメリットの1つですね。
本業に支障をきたす可能性も
んで。
今回質問をくれた方っていうのは、文章にあった通り「副業」でしたよね。
そうなると、実名だった場合に、会社にバレる危険があって。
もし仮にバレたとすると、会社によっては首を切られる可能性だってあります。
つまりは本業に支障をきたす可能性もあるってことですね。
これらが実名のデメリットとして考えられることです。
匿名のメリット
一方で匿名のメリットデメリットを伝えておくと。
まず1つ目は、一番直近で出て来た「本業に支障をきたす可能性が少ない」という部分ですね。
本業に支障をきたす可能性が少ない
もちろんこれは「絶対に」ということではなく、少ないということです。
当然のことですが、匿名ということで、誰がやっているかは端から見るとわからない。
もちろん、税金関係やマイナンバー的なことから推測することもできるのかもしれませんが、僕の周りで副業に取り組んでいる人との中で、匿名でやっていてバレた、という人はあまりいません。
実名と匿名とを比較した時、個人を断定する場合は、匿名の方が圧倒的に分かりづらいので、副業でブログをやっている場合は、本業に支障をきたす可能性が少ないことにつながります。
これが1つ目のメリットですね。
精神的負担が実名より軽い
んで。
実名の場合、悪口を書かれたりした時、精神的ダメージが大きいって話をしましたが、それに反して匿名だった場合は、精神的負担が軽くなります。
それは「自分」という人格を直接的に攻撃しているわけではなく、「匿名のキャラクター」に対して悪口を言っているように感じるため、間接的な悪口に感じるんですね。
とすると、精神部分に与える危険も多少なり緩和され、悪口を言われても比較的楽に感じます。
どうしたって活動を進めていく中で、ブログというメディアが大きくなっていけば、この悪口部分は避けれないので、「気楽」に行えるのは、匿名の大きなメリットかと思いますね。
匿名のデメリット
これらのメリットに対して、匿名のデメリットというのも当然あって。
そのうちの1つが「キャラクターの演出がしづらい」ということ。
キャラクターの演出を多角度的に行えない
ブログにおいて実名で顔出しの場合、先ほど伝えた通り、写真や動画などいろいろなものを使い、五感に刺激を与えられるため、キャラクターの演出を行いやすくなります。
一方で匿名だった場合、顔出しなしっていうのがセットになるため、顔出しや実名の時とは違い、演出を多角度的に行えず、頼れるのは「文章力」になります。
言い換えれば「ライティングスキル」ですね。
文章だけでキャラクターを演出しながら、「コンテンツ」を与えていかなければいけないので、少しばかりハードルが上がるのがデメリットでしょうね。
信頼度は下がる
これは匿名だからと言って信頼されないというわけじゃなく。
スタートラインが違うっていう意味です。
実名で顔出ししている場合、10の状態からスタートしているようなもので。
匿名だった場合、0からのスタート。
つまりスタート段階で10の差がついてしまっている。というのが匿名の「信頼」に対する考えです。
当然顔出しと実名の方が、信頼度も強かったりするので、信頼度が初めから有利な実名と比べると匿名では信頼度はこれから構築していかなければいけないため、信頼に関してはデメリットにつながるかなと。
実名と匿名どっちがいい?
いろんな情報を元に、この質問者さんには判断して欲しかったので、実名と匿名のそれぞれのメリットデメリットを解説して来ました。
それを踏まえてね。
僕が匿名で活動している理由と「結局実名と匿名どっちがいいのか」を話していこうかなと。
僕が匿名で活動している理由
僕が匿名で活動している理由っていうのは「僕がネットビジネスで顔出しせずに稼ぎ続ける理由」
ここでがっつり1記事にして話しているので、気になる人は見てみてほしい。
簡単に言えば、「情報を発信する側として、これから始める人ができない方法で稼いでも意味がない」っていうことが僕は匿名と顔出しなしで活動する大きな理由です。
だって。
ブログを含め、ネットビジネスをやっている人のほとんどは「副業」
んで。色々と働き方改革だとか、副業解禁だとか、色々ニュースになるけど、大前切って「副業オッケー」としてる会社なんていまだにない。
とすると、「顔出し実名」で行える人なんてほとんどないのが現状です。
その「出来ない方法」で稼いで、「同じようにやってみな!」って言われても「出来ねーよ」って話で。
僕ら発信側の人間は、「副業側の立場を理解しつつ、活動する」っていうのが原則だと思っています。
だからこそ、同じ「副業」という状況でもできるように、匿名で行なっている。
これが大きな理由です。
実名じゃないと稼ぎづらいのか
そして、実名なのか、匿名なのかで大きな明暗を開けるのは、「実名じゃないと稼ぎづらいのか」っていう部分だと思う。
でも、間違い無いのは、実名じゃ無いと稼ぎづらいなんてことはないと思います。
よくみて欲しいのは、トップyoutuberと言われてるヒカキンなんて匿名でしょ。
僕の同級生で「はじめしゃちょー」なんて名前の人見たことないし。
当然彼らは顔出ししてるけど、顔出ししなくても、マスク姿の「ラファエル」とか「弟者兄者」とかは尋常じゃないぐらい稼いでる。
ブログの世界から飛び出して考えて見ると、ある意味匿名だったりが普通だったりします。
また、調べ物なんかする時も、会社のホームページとか企業のブログなんかより、2ちゃんねるとかの「個人の意見」の方が、素直な意見が聞けたりするので、ありきたりなことを言っている人より、一個人の意見の方が信用できたりします。
アマゾンのレビューとかね。
そう考えると、匿名だろうが稼ぎづらいなんてことはないってことが言えるんだと思います。
終わりに
要するに僕は「どっちだっていい」って思います。
実名でやりたいのなら、実名でやったらいいし。
匿名でやりたいなら、匿名でやったらいいし。
それぞれの手法をとったとしても、どちらにしろ悪口は言われる危険はあるし、どちらにしろ大きな武器を活用できるますし。
一長一短です。
多分ね。こうやって質問して来てくれるっていうことは「背中を押して欲しい」ってことだと思うんですね。
とするのなら、おそらくあなたの中で答えは決まっているはず。
その答えが60%ぐらいの気持ちだから、80%90%に決意に固めさせてくださいっていうのが、質問した理由だと思います。
とするのならもうあなたの中で決まってる、その60%の回答で進んでいっていいと思いますよ。
僕ができる最大のアドバイスはこれだと思います。