今回はタイトルにある通りなんですが、以前メルマガ読者の方から「私はこれからブログを始めようと思うのですが、私自身興味があるのは美容のことなので、その美容を取り上げた美容ブログを立ち上げようと思うのですが、それと同時に競合が多いのではと不安になってしまっています。美容系ジャンルはこれからも稼げるのでしょうか。それともレッドオーシャン気味だと思いますか?」といった質問をもらったんですね。
なので今回は「美容ブログ」に関して解説していきながら、質問に答えていこうと思います。
先に結論から言ってしまうと、素直にそのまま美容ブログという形で進めていくのは、あまりお勧めはできませんね。
どちらかというと、めちゃくちゃニッチな美容というジャンルに絞り込んで、のちに抽象度を上げていき、全体的に「美容ブログ」へと推し進めるのがいいんじゃないかなって思います。
美容ブログはレッドオーシャン?
まずはじめに。
質問にもあった「美容」というジャンルに関してですが、これは基本的にレッドオーシャンというか、競合が多く、その競合もかなり力を入れているジャンルであることに間違いはありません。
その理由として挙げられるのは、アフィリエイトの広告単価や案件の豊富さといった理由が考えられます。
既に登録している人は見てみたらわかると思いますが、A8.netとかアフィリエイトBなんかのASPで、美容ジャンルの広告を見てみると、めちゃくちゃ案件数が多いことが分かります。
- サプリメント系
- ダイエット系
- 肌系
まあ、上げればきりがないぐらい、美容の商品にあふれていることが分かります。
このASPにおける広告の多さっていうのは、人間の欲求からきていて、いわゆる「コンプレックス系」に該当するわけですね。
よくアフィリエイトでは、
- 稼げる系
- コンプレックス系
この2大ジャンルはよく「稼げるジャンル」として有名ですが、その理由はまさに「人間の欲求」にダイレクトにアタックするものであり、その結果広告も多く、単価も高いといった特徴があるわけですね。
そう考えていくと、必然的にこの広告を売ろうとするアフィリエイターやブロガーという人は多くなっていくわけで、単純に考えてもライバルが増えていき、レッドオーシャン化していくことが想像できるわけです。
レッドオーシャンだから稼げないわけじゃない
ただ一つ注意が必要なのは、レッドオーシャンだから稼げないというわけじゃありません。
僕自身もブログを始めた当初から、もう既にアフィリエイトやブログはレッドオーシャンだといわれてきましたし、それは今なお言われています。
後発組といわれる中から、僕自身稼げるようになっていったわけで、その経緯を振り返ってみると、いつの時代も「もうオワコンだ」という風に言う論調っていうのは、あり続けるっていうことなんですよね。
僕自身ネットビジネスをスタートさせ「レッドオーシャンだ」と言われてた時から、さらに調べていくと、「2000年」にも同じような質問がされているネットのページを見ました。
なので、その時に「あぁ、このレッドオーシャンの論争っていつの時代も言っていたんだな」っていう風に強く思いましたね。
ですんで、そこまで気にする必要はないと思います。
それよりも大切なのは、「検索需要の大きさ」で、検索する人が減っていないのであれば、それは情報を提供する側のニーズが衰えていないことを指すので、いくらでもやりようがあるということが言えるわけですね。
グーグルの月間の検索数は1兆回を超えるといわれているので、検索需要がまだまだ圧倒的に存在するっていうことが、何よりの証拠なんだと思います。
美容ブログを始める人へ
その上で、それでも尚「美容ブログを始めたい」とする場合に大切になってくるのは、冒頭でも少し触れましたが、「ズラシ」ということがキーポイントになってくるかなって思います。
ズラシっていうのがどういうものかっていうと、基本的に「美容ブログ」っていうカテゴリーでブログを構築していくと、範囲がめちゃくちゃ広いんですよね。
広すぎて、それこそレッドオーシャンの波にかき消されてしまう可能性が大いにあるわけです。
その広すぎて競合も多い場所で戦うのではなく、本当にニッチなジャンルやキーワードで戦っていく。
これがまさに「ズラシ」の部分で、そこから抽象度を上げていき、結果的に「美容ブログ」へと育っていく。
美容ブログって要するに「結果論」であるべきなんですよね。
最初から「美容を網羅するブログを作る」だと、守備範囲が広すぎて、検索需要が高いキーワードばかりを攻めてしまい、アクセスが全く集まらない状態を作ってしまう。
アクセスがないとマネタイズもできないので、結果的にブログを継続することができなくなってしまう。
そうならないために、美容の中でも、
- 肌
- 髪
- 目
- 胸
- 体系
- 眉毛
このように細分化していき、この細分化した中からも、さらにニッチなキーワードへズラシて絞っていく。
例えば、肌だったら、単純に「肌のお手入れ」とか「美肌を作る洗顔方法」みたいな結構競合が多いキーワードじゃなく、「肌 海外」だとか「肌 硬水 軟水」だとか、ニッチなキーワードを攻略していく。
もちろんこれらが検索需要が多いかどうかは調べてないのでわかりません。
実際に記事にしていくときには、サジェストキーワードだとかでいろいろリサーチをかけて、そのキーワードが検索需要があるかどうかっていうのはきちんと調べていきます。
それらのリサーチを経ていきながら、それでも検索需要がある程度見込める、ニッチな美容キーワードを拾い上げていくっていう感じで、ずらすことが大切です。
正直月間の検索数が1000回ぐらいで十分なボリューム感だと思いますし、それ以上だとちょっと競合が強くなってくる上に、みんなが狙っているキーワードなので、若干上位表示させるのが難しくなってくる印象です。
なので、関連キーワードを増やしたり、キーワード事態をずらしたりしていきながら、美容の中でもニッチな悩みに対してアンサーしていくっていう感じで攻めるのがいいんじゃないかなって思います。
その上で、「肌」というジャンルへある程度記事を投稿できたのであれば、「目」とか「体系」とかの部分へ守備範囲を広げるのであれば、広げていってもいいのかなとは思います。
正直”肌”という美容ジャンルだけでも相当な検索需要とニーズがあるので、別ブログとして立ち上げた方がいい感じもしますが、一つに統一したいのであれば、横展開していくのがいいんじゃないかなとは思いますが。
これが冒頭に伝えた、「ズラシていきながら、抽象度を上げる」といった真意です。
まとめ
少し長くなったので最後にまとめておくと。
美容ブログというのは、競合も多いため、ストレートに美容ブログを攻略しようとするのは、オススメしない。
それでも尚美容ブログをやりたいのであれば、美容という部分を細分化させ、ニッチな市場で勝負を仕掛けるのが、後発組の戦い方。
細分化させるポイントして、美容における「パーツ」という部分も考えられるし、パーツの中における「美容方法」というキーワードへの細分化も考えられる。
これらの方法を駆使し、「ズラシ」ていきながら、攻略するのがビッグキーワードへの一番の攻略法。
まとめるとこんな感じですね。
ぜひ参考にどうぞ。