自分の年収が低くコンプレックスで、結婚したくても婚活する勇気はない。そんな風に思っていませんか。でも実際には年収コンプレックスで婚活をしない人は、どんどん増えているんです。
年収がコンプレックスで婚活に踏み切れないのは自分だけ?って思っている人へ、ここでは自分の年収がコンプレックスで結婚に踏み切れない。婚活出来ない人が日本にどれぐらいいるのか。について色々と調べました。
平均年収
そもそも年収にコンプレックスを持っている人はかなり多いみたいですね。ニュースでも良く耳にしますし、草食系男子とかって女性に興味の無い人も多くなっているみたいです。
でも僕が思うに、女性に興味の無い男なんていない!(諸事情を除く)って思ってるんで、草食系男子なんて「シッ!シッ!」って感じに思っています。
そんな僕のことはどーでもいいですね。はい。ただ年収にコンプレックスを持って婚活を諦めるのはまだ早いと思うんです。自分の年収が以外に日本人の平均年収に近い可能性もあるし、問題なく結婚生活をする年収があるかもしれません。諦める事なかれ。
なので日本人の平均年収から見て行こうと思います。
20代の平均年収
(転職サイトDODAより抜粋)
まず自分の年収にコンプレックスを持ってしまって婚活を諦めてしまう前に、20代の平均年収を見てみましょう。こちらは転職サイトDODAが行なった調査なんですが、大体300〜400万円前後と言うのが分かります。
(DODAより抜粋)
20代の全体的な平均年収で言うと、349万円になります。ただこれは支給額で手取りではありません。ボーナスとかの支給も付与されているので、分かりづらいってことで、月の給料で言うと約21万円ぐらいかな?というのが20代の平均月収です。
30代の平均年収
(DODAより抜粋)
転職サイトDODAの調子によると30代の平均年収は以下の様になっています。結構年収とかを調べると、国の調査が出てくるんですが、これがわかりづらいんですよね。みづらい。
このサイトが一番分かりやすかったので、ピックアップしました。どうですか?あなたの年齢の収入は見つかりましたか?
(DODAより抜粋)
これが30代全体の平均年収です。20代の平均年収が349万円なので、10歳年を食ったことによって、平均年収も100万円ちょっとアップしてますね。
もちろんこのデータも手取りではなくって支給額です。もっと分かりやすくボーナスとかを抜いた月の給料で言うと、30万円前後かな?って感じがしますね。月30万円+ボーナスで大体このぐらいの年収になるかと思います。
どうですか?あなたの年齢の年収は見つかりましたか?
やっぱり低かった。更にコンプレックスを持ってしまった。と言う方もいるかもしれません。ただこれは東京とか地方とか全ての平均なので、物価などを考えて、実体的に裕福かそうではないのかは分からないので、参考程度にして下さいね。
では、さらっと40代、50代の年収も触って行きます。
40代の平均年収
(DODAより抜粋):年齢別データ
(DODAより抜粋):40代全体の平均年収
50代の平均年収
(DODAより抜粋):年齢別平均年収
(DODAより抜粋):50代全体の平均年収
時代別の給料は
じゃあ、日本の年収は年代別に見てみるとどうなっているのか?って言うことですが、
(厚生労働白書より抜粋)
このデータに寄ると、青いグラフが給料つまり年収の推移なんですが、オイルショックまではぐんぐん年収があがっています。これが高度経済成長期ですね。
しかしオイルショックをきっかけにどんどん年収が下がって来てしまっています。そこから30年にかけて少しずつ下降してしてきてますね。バブルでふわっと年収が上がることもあるんですが、高度経済成長に比べるとちょっと弱々しくグラフで、やっぱり30年間下落して行っている感じです。
(厚生労働白書より抜粋)
これは失業者を表すグラフですが、不景気をきっかけに失業者もどんどん増えて生きているのが分かります。巷に聞く不景気って奴の影響ですね。
(厚生労働白書より抜粋)
するとやっぱり専業主婦が多かったのが、共働きの夫婦が多くなって来ています。
要するに不景気になって平均年収も下がっているし、失業者も増えて、夫婦も専業主婦の家庭が多かったのに対し、今は共働きが多くなって来ているという時代背景というのが年代別の給料からわかるってこと。
つまりは年収にコンプレックスを持っている人は、あなた以外にいっぱいいるってことが分かりますね。大丈夫です。あなただけじゃありません。日本人みんな不安でコンプレックスを持っているってことなんです。
婚活はどうなった?
日本全国の皆が年収にコンプレックスを持っていることで、婚活においても皆がコンプレックスを持つ様になってちゃっています。
(厚生労働白書より抜粋)
それを証拠にこのデータは、初婚の平均年齢を表したグラフなんですが、どんどんどんどん初婚の年齢が上がって行っています。1947年は平均26歳で初婚していたのに対して、2010年では、30歳付近なので婚活において4歳ぐらい平均初婚年齢が上がっています。
(厚生労働白書より抜粋)
またこちらのデータでは婚活の年齢が遅くなっている証拠として、出生数もどんどん下がって来ています。少子化なんて騒がれていますが、今に起こったことじゃなく、19世紀から起こるべくして起こっていることだったということです。
(厚生労働白書より抜粋)
更に年収をコンプレックスに持っているけれど、婚活して結婚したい。なんて考えている方には恐ろしいデータがあって、未婚率の推移を表したグラフでは、婚活せず結婚しない独身者がどんどん増えて行っていると言うデータさえあります。
婚活はしたい。と言う方にとってはかなり恐ろしい結果ですね。
このデータからすると、高度経済成長期は年収が増えて行って日本経済も潤っていたので、年収にコンプレックスを持つこと無く、皆が婚活して結婚し、子供をどんどん作っていた。
ただ経済が良く無い状況になると、給料が少なくなって行って、年収に対してコンプレックスを抱くようになってきて、婚活をする人が減って来ていると言う結果だと思います。
(厚生労働白書より抜粋)
しかも婚活している人全てが、年収にコンプレックスを持っていない訳ではなくって、結婚していても年収にコンプレックスを持っているというデータがこれです。
子供を産む人がどんどん少なくなって来ているというのがデータから分かると思うんですが、婚活して結婚はしたんだけれど、年収に不安があるから子供はあまり作らないでおこう。と言う家庭が増えているという結果だと思います。
つまりは年収に抱いてコンプレックスを持って婚活をしない人も増えているし、実際に結婚している人でも、子供を作らなかったり、給料にコンプレックスを持って結婚生活を共働きでやっているってことなんです。
年収コンプレックスを吹っ飛ばす
年収にコンプレックスを持っている人は、「自分だけが悩んでいる訳ではなく、日本全体が婚活に対して臆病になっているんだ」ってことが分かってもらえたと思います。
だけど、皆がいるから安心って言う訳ではないし、生涯独身で行く。なんて決意をしている人はサラサラいないと思います。
ただ結婚生活を始めたとしたら、子供の養育費だったり、家族の生活費、いろんなお金が掛かって来ます。でも給料は変わらない。どうしたらいいんだ?って感じで八方ふさがりだと思います。
過去記事にも書いたんですが、今や7人に1人が副業に取り組んでいる時代なんですね。不景気になってから逆に右肩上がりなのが、副業を始める人の割合。給料が上がらないけど、上がらないまま婚活は出来ないし、これ以上年収にコンプレックスを抱きたくない。って思うのは当然だし、意外に多くの人が副業に取り組んでいることが分かります。
僕自身もサラリーマン経験があって、営業マンでトップセールスの記録を出したんですが、給料は20万円と全く変わりませんでした。しかも働いていた場所は大都会、東京でです。僕よりも年上の40代の人も僕と全く同じ給料でした。そりゃ結婚に踏み切れる訳ねぇよ。って若いながら思っていましたし。
1年間本業に精を出しても1円も上がらなかった給料。一方副業に1年間取り組んだら、どれぐらい稼げるのかは自分次第で、1月目に5万円副業で稼ぐなんてことも、全然あり得ますし、ネットが普及した今ならかなりハードルの低いことだと思います。
これからもほとんど上がらない給料の中、年収コンプレックスを抱いて婚活をせずに独身生活をするのか、副業にとりくんで会社以外の給料を稼いでコンプレックスを吹っ飛ばすのかは各々ですが、何もせずには明るい未来は無さそうですね。
まとめ
- 年収は高度経済成長期から右肩下がりに下降している
- 結婚する人の割合も年収に応じて下がって来ている
- 年収にコンプレックスを持って婚活に踏み切れない人は多い
と言う結論ですね。やっぱりお金と結婚って言うのは密に繋がっているんだなというデータ結果でした。婚活したいけどお金がなくって結婚出来ない、しないと言うカップルも多そうですね。
年収コンプレックスなんて、スキルアップとか副業に取り組んだり、自分の努力次第で吹っ飛ばせるのが今の日本であって、ネット社会の良い所なので、この不景気に落ち込むこと無く吹っ飛ばしてほしいですね。