メルマガで読者を集める。
そんなときに必ず意識しておきたいのが「オプトイン」
仮にオプトインを取らずに、迷惑メールをバラまけば、それは法律違反に当たります。
多分メルマガを発行しようと考えているあなたは、そんな事は既に承知の事実だと思いますが、オプトインをきちんと取る事が、メルマガでの稼ぎに大きく関わって来ます。
実際に無料レポートなんかで、薄い意欲の方へメルマガを発行したときは1000人に1人のアクション率(クリック率)でした。
一方で、きちんとオプトインを取って、能動的に読みたい!と思ってもらった読者へ流したメルマガは、10人に1人は反応してくれる結果に。
オプトインをきちんとするかしないかで、100倍以上の結果になって現れる訳です。
メルマガでオプトインを取る意味
そもそもオプトインってなに?
そう思う方もいるかもしれません。
オプトインとは、めちゃくちゃ簡単に言えば「了解を取る」という意味。
昨今ではメールマガジンを個人が簡単に発行できるようになった訳ですが、迷惑メールとか、変な輩が増えたので、そういう組織を取り締まるために「特定電子メール法」という物が作られました。
この特定電子メール法というのは、めちゃ簡単に言えば、「変なメールを送らない様にするためのもの」
発行者情報を記載する旨であったり、購読する許可を取ったのかという旨だったりをきちんとしないと罰しますよ。というのが特定電子メール法。
この特定電子メール法の中に、きちんと「配信する許可を得たのか」というオプトインの義務だったり、すぐに解除できるように「アウトオプト」の義務化だったりが求められている訳です。
ココまでがオプトインの一般的な解釈。
ただ、メルマガを進めて行くにあたって、大半の人が守れているし、そもそもオプトイン取らないとリストは集まらないし、迷惑メールなんて流しているのは一部の悪徳業者であって、きちんとメルマガをやっている人に取っては当たり前の話です。
一般的なオプトインの解釈のその先に「オプトイン」を取る意味って言うのが隠れているんですね。
本当のオプトインを取る意味
メルマガを始める上で必須になってくるのがリスト。
読者がいないとメルマガで受け取ってくれる人が少なく、レバレッジが効きにくい訳ですが、反面リストが集まってくると、そのレバレッジを最大化させていけるのがメルマガの最大の強み。
ただ大切なのは、読者を単純に集めればいいか?って言う話ではなくて、きちんとアクティブ読者を集める事が必要になるということ。
それを痛感したのがメルぞうを筆頭にした無料レポートでの取得リストでした。
無料レポートとは、電子書籍化したものを無料レポートスタンドと呼ばれるところへ登録し、ダウンロードした読者のアドレスを取得できると言うもの。
ダウンロードした読者は、電子書籍化されたノウハウを取得できるし、メルマガ発行者はアドレスをGETできるしで、WinWinのものでした。
そこでボクはレポートを作って行った訳でしたが、そのときダウンロードされたリストが大体1000件ぐらいありました。
1000件のリストといえば、そこそこの数字だったと思います。
仮に成約率10%だったとしても、100人の方が反応する計算ですが、実際に無料レポートから取得した成約率は1%も行きませんでした。
1人の方からようやくアクションをもらえただけで、反応率だけでいえば0.1%という驚異の数字に。
これは全てオプトインを取っていなかったからなのでした。
オプトインを取らないと反応率はガクンと落ちる
なぜ0,1%という衝撃の成約率だったのか。
これは無料レポートの性質にありました。
無料レポートとは、ダウンロードするときに「一応」オプトインを取り、購読メルマガを選択するのですが、いきなり大量の見知らぬメルマガが届くため、多くの人が「捨てアドレス」と呼ばれる使われていないメルアドで登録します。
つまり、一応のオプトインとはそういうことです。
ボク自身のメルマガを購読したいという意思ではなく、変なメルマガが届かないように、捨てアドレスで登録した。そしてボクはその見られていない捨てアドレスへ、メルマガを発行していたわけでした。
だから成約率が0,1%という低すぎる数字になったのです。
これがオプトインをきちんと取る事の大切さを教えてくれました。
オプトインをきちんと取った読者の反応率
その無料レポートの失敗を機に、「無料レポートで濃いリストを集客するたった1つの方法。」こちらの記事にあるように、リストを濃くして行く作業をいれました。
ここで誤解してほしく無いのは、無料レポートが悪い訳じゃありません。
たまに無料レポートは薄いリストしか集まらない。という方がいますが、それはその人の情報をキャッチしたいと思えないから薄くなる訳です。
ダウンロードされるということは、裏には人力でダウンロードした「人」が必ずいる訳ですから、濃くする薄くするは、発信者によりけりということ。
つまり無料レポートは、読者が少ない初期の段階では、有効な集客法だと思います。
その中で、様々な工夫を凝らし「この人の情報を詳しくキャッチしたい」と思えるようなレポートを作成し、無料レポート内でさらにオプトインを促しました。
逆にダウンロードした、というだけの方には、メルマガを送る事もしませんでした。
そうして取得した、いわゆる「濃いリスト」に対して、オファーをした結果どうなったか。
無料レポートではガンガン集めた訳じゃないので、母数は少ないですが、10人に1人以上の方が能動的に動いてくれるようになりました。
適当に集めた1000人ときちんと価値を与えた10人とが、同じ結果になるということです。
これがきちんとオプトインを取る事が大切だと思う理由です。
適当にアドレスだけGETして、適切なオプトインも取らずにメルマガを発行していっても、絶対に結果は出ません。
まずメールは読まれません。
でもきちんとオプトインを取りさえすれば、少ない読者でも必ずレスポンスをもらえるような信頼関係を構築できる訳です。
どちらが簡単で楽か。答えは明白だと思います。
もちろん特定電子メール法の視点からも、オプトインやアウトオプトは必須ですが、読者の質からみた「稼ぎやすさ」も圧倒的に変わって来ます。
その他に必ずオプトインを取りメルマガを発行するようにしましょう。
終わりに
無料レポートだけでも、工夫の違いで、かなり読者を濃くする事は出来ますが、さらにブログからの取得はおそらく最上級で高い反応率を持っていると思います。
それも当然で、一度自分のコンテンツに触れ「もっと知りたい」と想いメルマガに登録する訳ですから、最初に抱いている興味度が全然違います。
初期の頃は無料レポートでの集客も良いですが、長期的な目線を持てばブログでの集客も必須になって来ますね。
まあ、どれも全ては「発信する内容次第」なので、価値ある情報を伝えられるか。というところが焦点なのは変わりませんが。