今回はタイトルにある通りなんですが、以前メルマガ読者の方から「全くの素人で申し訳ありません。アフィリエイトするときに公式サイトが一番説明が分かりやすく、情報も多いので公式サイトへのリンクを貼り付けようとしているのですが、これであっているでしょうか」
ってな質問をもらったんですね。
なので今回はこの質問に対して回答していきながら、解説していこうと思います。
おそらく、質問を見る限りアフィリエイトの仕組みというか、リンクを張るうえでの原則っていうのがまだわからない段階だと思う初心者の方なので、なるべく丁寧に解説していこうと思います。
アフィリエイト報酬が特定できる理由
じゃあまずはじめに、一番最初の「公式サイトへのリンクを張りつけようとしているのですが」っていう部分から解説していきますね。
この公式サイトへのリンクっていうのが、広告の提携を結んだうえで、取得したURLから公式サイトへのリンクを貼り付けるのだったら問題ないんですが、ただ単に公式サイトへのリンクを貼り付けてもアフィリエイト報酬はもらえません。
ちょっとこれはシステム的な話になるので、難しい話は割愛しますが、簡単に言うと「クッキー」っていうものが存在していて、それによって「どのアフィリエイターから飛んできたのか」っていうのが判断されています。
要するに「自分専用のリンクが存在する」っていうことなんですね。
例えば、楽天アフィリエイトをするとしたときに「https://travel.rakuten.co.jp」このURLが楽天のサイトへのURLです。
(実際には楽天トラベルですが、同じことなので話を進めます)
で、自分専用のURLだとどうなるか?っていうと「https://a.r10.to/○○○○」ってな感じのURLに変わります。
今回は特にアフィリエイトをするつもりもないし、その誘導を僕自身がするつもりもないので、一応「○○」っていうことで、URL部分はぼかしましたが、大切なのは「URLが変わっている」ということで、この自分専用のURLからそのサイトへアクセスしていくことで「この人からのアクセスなんだな」っていうことが判断できるわけです。
そうなると、そこから商品が売れた場合に「この人からの紹介で商品を買ってもらえた」ということが判断できるので、アフィリエイト報酬が発生されるという仕組みになっています。
逆に「https://travel.rakuten.co.jp」このようなURLで誘導していっても、「この人からの紹介で商品を変えた」ということが判断できないので、アフィリエイト報酬はもらえません。
ただ単にボランティアとして公式サイトへの誘導を行っているに過ぎないので、この「自分専用のリンクを取得する」っていうことを頭に置いておいた方がいいかなって思います。
そしてこの自分専用のリンクを取得する方法っていうのが、ASPに登録して、広告の提携を結ぶことでリンクを発行できるようになるので、ASPへの登録が必要になってくるっていうことなんですね。
アフィリエイターから買う意味
そして2つの目の質問にありました「情報も多いので公式サイトへのリンクを貼り付けようとしているのですが」っていう部分ですが、これもおすすめできるものじゃないですね。
その理由は「付加価値」というものがついていないからです。
というのも、公式サイトで説明されているから、公式サイトへの誘導を行えばいいっていうのは何にも付加価値が付いておらず、別にあなたから買う必要っていうのはないわけです。
別にアフィリエイターから公式サイトのURLを教えてもらわなくても、基本的に商品名や会社名など入力すれば検索にヒットします。
URLなんて簡単に調べられますし、サイトへアクセスするのも簡単ですから、別にアフィリエイターから紹介してもらう必要なんてないわけですね。
じゃあなんでアフィリエイターからわざわざ商品を買うか?っていうと、ずばり「公式サイトで知りえない情報を教えてくれている」という付加価値が付属するからです。
先ほどの質問にもあった「公式サイトの方が情報が多く乗っている」ということですが、それっていうのは「販売者側の情報」に過ぎません。
その商品を売っているわけですから、そりゃいい情報を載せますし、商品のデメリットになるような情報をわざわざ載せないでしょう。
仮に売ろうとしている商品が「サプリメント」とかだった場合に、「このサプリメントを飲むと5キロ痩せます」的なことや「このサプリメントを飲むと肌がきれいになります」ってなことを伝えたいわけです。
でも、購入を検討している人が本当に知りたいことっていうのは「そのサプリメントは果たして本当に効果があるのか?」という生の声です。
そして、この生の声っていうのは「中立的な第三者」でしかなしえません。
商品を販売している会社にも加担していない第三者が、「この商品は良いと思う」ということを伝えてくれ、その声を嘘偽りのない「生の声」で届けるからこそ、「ああ、この商品は本当にいい商品なんだな」っていうことが知れて、商品の購入にまでつながってくるわけです。
モノがあふれる昨今で、商品があれば売れるっていうことではなく、「本当にいいものだけが売れる」という時代。
だからこそ、「本当にいいものだけを紹介してくれる、教えてくれる」ということに付加価値が生まれてくるわけです。
そしてこの付加価値こそが「この人から買う理由」に直結してくるので、ただ単に情報が多いからといって公式サイトへ誘導すればいいっていうのも、全然勝手が違ってくるわけです。
稼ぎ続けるアフィリエイターの特徴
そして最後にめちゃくちゃ大切なことを伝えておくと。
それは「稼ぎ続けるアフィリエイターの共通点」で。
たぶんですけど、これは僕自身のちょっとした誤解も入っているかな?とは思いますが、おそらく質問をしてきてくれた人って、「ただ単にリンクを張っておけば儲かる」ってな感じで、アフィリエイトを見ているんじゃないかなって思います。
一昔前のアフィリエイトの手法をそのまま持ってきて、今なお活用できるって思っているタイプなのかなって。
だから、SNSなんかでアフィリエイトリンクを垂れ流したツイートを行っておけば、それだけで稼げるみたいな。
ただ言っておくと、絶対にそんなことはありません。
そんなユーザーはバカじゃないんですね。
先ほど言った「嘘偽りのない本音」っていうのを、ユーザーっていうのは見抜いているんですよね。
「ああ、この人は報酬が欲しいからいいことだけを並べているな」だとか。
「この人はきちんとした本音を伝えていて、嘘はないな」だとか。
それはネットリテラシーが上がったことがなどが原因として挙げられると思いますが、文字だけの世界のインターネットだとは言え、ほぼすべての人が見抜いています。
要するに、リンクを貼り付けておけば稼げる時代なんて言うのは、とうの昔に終わっているってことなんですね。
僕の周りでもそうですが、稼いでいるアフィリエイターっていうのは、本当にいいものだけしか紹介しません。
稼げるアフィリエイターになってくると、案件という形で紹介をお願いされることがあります。
紹介をお願いされるっていうことは、当然一般的な案件よりも高額であることが多く、報酬の割合も高かったりします。
だけど、本当にいいものだけしか紹介しないので、報酬がいくら高かろうがそのお願いを平気で断ります。
後、本当にいいものだけしか紹介しないっていうのは、アフィリエイター自身が買って使ってみたうえで判断しています。
売りたいからと言って、買ってもないものを紹介したり、使ってもないものをあたかも「良い」みたいに紹介することもありません。
使ってもないのに、先ほど伝えた「付加価値を提供することができない」ってわかっているからです。
ここら辺を本当に稼いでいるアフィリエイターは徹底しています。
これは僕の誤解であってほしいですが、もしかしたら昔の手法や稼ぎ方を今でもできると盲信して「リンクを張るだけで稼げるのがアフィリエイト」と誤解している可能性があるなと思って伝えておきました。
ぜひ参考にどうぞ。