今回はタイトルにある通りなんですが、以前メルマガ読者の方から「アフィリエイトブログについて質問させてください。アフィリエイトする際に実際に行ったお店や使った商品などは、あまりデメリットを書かない方がいいのでしょうか」
ってな質問をもらったんですね。
なので今回はブログやアフィリエイト記事において、「デメリットを書くか書かないか」という部分に関して解説していきながら、質問に答えていこうと思います。
まず先に結論から伝えておくと、デメリットはむしろ積極的に書いていった方がいいと思いますね。
アフィリエイト商品や広告案件を意図的に悪く書く必要はないですが、使ってみて悪かったのなら「これはダメだ」っていう風に正直に思ったことを伝えた方が何倍も読者は信用してくれます。
なので、デメリットがあったり、感じた悪いことがあるならば、積極的に伝えていった方がいいと思います。
ポイントは「正直さ」です。
デメリットを書いたら商品が売れない?
たぶん今回質問をくれた方っていうのは、「アフィリエイトしたい」という思いから、デメリットを伝えてしまうと商品を買ってくれないから、あまりデメリットを伝えてはいけないっていう風に思い込んでいるのかなって思います。
でも決してそんなことはなくって。
これはのちに解説しますが、デメリットというのも2種類存在していて。
片方のデメリットであれば、それは紹介しない方がいいデメリットになります。
ただその一方で、もう片方のデメリットであれば、紹介しても全然売れる商品になります。
だから、どちらのデメリットであるか?っていう見極めが重要になってくるわけですが、デメリットを書いたら売れないか?っていうと全然そんなことはありません。
というのも、この世にある商品で「デメリットがない商品」なんて存在しないからです。
正の側面があれば、負の側面っていうのは必ず存在します。
だから、デメリットがない商品なんて存在しないんですよね。
たとえば、ルイヴィトンを例に挙げると、あれだけ高級ブランドですから、デメリットがないように感じます。
ただ、服は着れればいいという層やかばんはモノが収納できればいいという層からすると、「値段が高すぎる」というデメリットが存在してしまうわけです。
また「原価中」という層も存在しているように、高級ブランドに対して「広告費にお金をかけすぎていて、素材や品物はバリューブランドと大して変わらない。お金はロゴの代金だ」という指摘もあったりします。
それでも「ルイヴィトンが欲しい」という層もいるわけなので、ルイヴィトンは売れていくわけです。
要するに、モノや商品というのは正の側面と負の側面の両方があるからこそ、デメリットのない商品というのは存在しえないということ。
そして、それは「デメリットがある商品はアフィリエイトで売れない」ということではないことの一つの証明である、ということが言えるわけですね。
許容できないデメリット
じゃあ、次に。
先ほど「デメリットというのも2種類存在していて、片方のデメリットであれば、それは紹介しない方がいいデメリットになります。ただその一方で、もう片方のデメリットであれば、紹介しても全然売れる商品になります」
こんな風に伝えました。
アフィリエイトにおいてどんなデメリットが存在すれば紹介できず、どんなデメリットであれば紹介できるのか。
この2種類のデメリットについて解説していくと。
こちらも結論から言えば、「許容できる」か「許容できないか」の種類のデメリットに分かれています。
許容できないデメリットというのは、その名の通り「許せないデメリット」というのが、この許容できないデメリットになります。
紹介しようしているアフィリエイト広告が、もし仮に「許容できないデメリット」を持ち合わせているならば、紹介ない方がいいということになります。
その一方で「許容できるデメリット」であるならば、紹介できるものとなります。
例えば許容できないデメリットにはどんなものがあるのか?っていうと、例上げるとすると「効果が実感できなかった」ということがあげられますよね。
実際に買って試してみて、それで本当によかったらアフィリエイトとして紹介しようと考えた。
ただ、実際のところ個人的には全く効果が実感できず、お金が無駄になってしまった。
この場合は、絶対に許容できないデメリットになります。
あなたからアフィリエイトとして商品を買ってくれる人は、絶対的に「効果」を期待して買っています。
例えば、ニキビに対して悩んでいて、それを改善するクリームがあった場合に、「ニキビが改善される」という効果を望んでいるわけです。
そこで実際に買って試してみても全然効果が実感できなければ、それは「効果がない」というデメリットになります。
ニキビが改善されるということに関しての「改善されない」というデメリットは、どう考えても許容できない範囲です。
ですから、それはあなたは紹介するべきじゃないっていうことなんですね。
許容できるデメリット
じゃあ、その一方で許容できるデメリットとはどういったものがあるのか。
一つには、先ほど例を挙げた「ルイヴィトン」でいうところの「価格」っていうのはありますよね。
ルイヴィトンは高級ブランドとしての承認欲求を満たしてくれている。
原価率がどうだろうが、広告に膨大なお金が使われていようが、ほしいと思った人にとって「価格」っていうのは、頑張ろうと思える範囲だったりします。
むしろ、「高いお金を払って買ったからこそ、周りに自慢できる」という承認欲求につながっていたりするわけです。
このデメリットは、人によってはむしろ全然許容できるデメリットということが言えるわけですね。
あと僕が昔に見た中でいうと、結構いいスクールがありました。
それはビジネスを教えるスクールというものでしたが、その教える内容っていうのが特定のビジネスモデルやノウハウっていうことではなくって、「ビジネス全般に応用できるもの」だったんですね。
そしてこういった「ビジネス全般に応用できるもの」っていうのは、その反面「即効性が低い」ということがあげられるんですよね。
即効性は低いが、確実に力がつく。
僕としては即効性が低いっていうのは、全然許容できるデメリットだったので、昔に購入したという経緯がありました。
こんな感じで、許容できるデメリットか許容できないデメリットなのか。
ここを分けて考えると、自分自身がアフィリエイトとして紹介できるものなのかそうじゃないのかっていう区別がつくと思います。
その上で、冒頭にも伝えた通り「正直に思ったことをきちんと伝える」
そうすることで、購入を検討してくれている方は、デメリットを把握したうえで購入してくれるので、承認率も高くなるということが起こるわけですね。
デメリットを隠してもいいことはないし、メリットだけを伝えていても、人は買ってくれません。
ネットの世界においても「この人は正直に情報を伝えているか」っていうのは見られてます。
なので、思ったことをそのまんま伝えてください。
まとめ
ちょっと長くなったので最後にまとめておくと。
商品やモノには必ず正の側面と負の側面が存在し、デメリットが存在しない商品やモノはこの世にはない。
その上で、デメリットには2種類のデメリットが存在していて、「許容できないデメリット」と「許容できるデメリット」が存在している。
アフィリエイトをするうえでは、許容できないデメリットを抱えた商品やモノは紹介するべきじゃない。
逆に許容できるデメリットであれば、きちんとそのデメリットを伝えたうえで紹介しても買ってくれた人は不満を感じず、承認率は落ちない。
大切なのは、デメリットを隠さずに、正直に伝えること。
まとめるとこんな感じですね。
ぜひ参考にどうぞ。