今回はタイトルにある通りなんですが、以前メルマガ読者の方から「ちゃんこまさんの話を聞いて、これからブログやアフィリエイトなどを始めていきたいのですが、私は数年前に取り組んだ際にアフィリエイトに挫折してしまっています。そんな私でもアフィリエイトで稼げるようになるのでしょうか。挫折してしまった経験が二の足を踏む原因となっています」
そんなメッセージをもらったんですね。
なので今回は、アフィリエイトに関して挫折してしまった人が、もう一度トライするときの注意点を解説していきながら、質問に答えていこうと思います。
挫折した原因を解析する
まずはじめに。
基本的に一度アフィリエイトに挫折した人にとって、もう一度同じ方法でトライするっていうのはオススメしません。
失敗したことに関して必ず原因があるので、その挫折した理由を明確にしてからスタートする方がいいと思います。
今回もらった質問っていうのが、特に挫折した理由っていうものが書かれていなかったので、Mさん自身が胸に手を当て自己分析してもらうほかないわけですが、実は僕自身も一度アフィリエイトで挫折したことがあります。
いや。厳密には2度目かな。
僕自身の過去を振り返ると、アフィリエイトというものの名前は知っているものの、そのほとんどが謎という段階でした。
そこから本腰を入れて、ちょっと本気でやってみようかな?って思った時期があったのですが、アフィリエイトに対する変な目線を持ってしまっていて、「HTMLで自分でサイトを作る」ことがアフィリエイトの方法だと思っていたんですね。
それもネットの変な記事だったり、本で読んだ浅い知識で感じてしまっていた偏見で。
そこからHTMLを勉強して、1ページしかないペラサイトを試しに作ってみるわけですが、全く成果が出ず。
2度目も同様に、HTMLで作成したペラサイトを一つ作っただけで挫折していってしまいました。
こんな感じで僕自身も大きく挫折して、アフィリエイトに対して結構苦手意識があったんですよね。
その上で、そこから物販やせどりといったものに取り組んでいったわけですが、せどりや物販に限界を感じたときに、再度アフィリエイトを始めようと思い立ったんですね。
その時は、色々な知識や変な偏見は抜けていたので、「HTMLは必要ない。今はワードプレスで簡単にきれいなサイトが作れる」ということや、サーバーやドメインの取得といったサイト公開までスムーズに取り組むことができました。
要するに、挫折した原因は「圧倒的な知識不足」によるもので、HTMLという回りくどい道を選択してしまったがために、「成果が出ない」という負のスパイラルに陥ってしまったことが原因だったんですね。
HTMLはそれだけで専門のスキルとなる分野であって、アフィリエイトに対して知っておいた方がいい知識ではあるもの、必須の知識ではない。
HTMLがなければアフィリエイトはできないというわけではなく、アフィリエイトはHTMLを知っておいた方が少しだけ便利という程度。
圧倒的な知識不足により正直、やるべきことの重要性の順番が全くあべこべだったことが、失敗した原因だったわけでした。
正しいノウハウを投資してでも身に着ける
結構アフィリエイトで挫折したっていう人は、「独学」で取り組んでいる人が多い印象です。
そして当然僕自身も最初に初めて、HTMLでサイトを作ったときというのは、独学でした。
もしかするとMさんも独学でスタートさせていたから挫折したっていう原因なんじゃないかな?っていうことが1つの原因として推測できるわけですが、僕自身「圧倒的な知識不足」と自己認識してから、どうしたらいいんだろう?と考えたときに、本当に色々と調べつくしました。
それがグーグルでヒットするものもそうだし、有料の情報でもそうだし。
正しいノウハウっていうのを知って学ぶために、投資をするようになったんですね。
ここが大きなポイントだと思っていて。
今考えれば、「そりゃ失敗して当たり前だろう」っていうことが、独学がゆえになかなか気づけなかったりするんですよね。
そしてこれが一番怖いんですが、挫折しているのにもかかわらず「一番最初に知った情報が正しい」って思ってしまう性質が人間にはあるんですよね。
子供の時の価値観が今なお色濃く残るのは、「一番最初に知った情報」だからです。
例えばですけど、僕らは居酒屋に行って注文するメニューが決まれば「すいませーん!!」って声を出して店員さんを呼びますよね。
でもこれアメリカでやったら、めちゃくちゃ失礼になります。
アメリカは一つ一つのテーブルに担当がついているし、食事する席で声を大きく出して店員さんを呼びつけることはしないからです。
そんな感じで、子供の経験とかルールから価値観を学び、最初に知った情報が正しい情報として認識してしまうんですよね。
アフィリエイトにおいてもおんなじで。
僕自身「アフィリエイトで稼ぐなら絶対にHTMLを知ってなくちゃいけない」ってずっと思っていたし、それは一番最初にしったアフィリエイトの手法がHTMLを学びサイトを作るっていう方法だったので、疑いもしなかったんですよね。
こんな感じで、間違った知識っていうのが、ずっと頭の中を侵食している可能性が高くって、その間違った知識っていうのは、「新しく上書き」するしかないんです。
そのための努力っていうのは、やっぱり惜しむべきじゃなくって、投資をしてでも学ぶべきだなって思います。
今考えれば大したことはないですが、その中の一つで、「ワードプレスでブログを作るのがいい。別にHTMLはいらない」っていうノウハウを知ったときに、自分がやっていることははるかに遠回りなことだったんだって気づけたんですよね。
そのことを考えるとやはり「正しいノウハウっていうのは投資をしてでも身に着けるべき」っていうのは、間違いないことなんだなって思います。
自分自身が「なぜ間違っているか?」さえ気づけていないケースが多いので、なおさらのことだと思いますね。
理想と現実のギャップを埋める
そしてもう一つは「理想と現実とが違う」っていうのも挫折の原因として大きな割合を占めるかな?って思っています。
よくあるのが、「3か月で稼げるようになると聞いていた」だとか、「初心者からでも翌月から報酬発生」だとか。
本当に「短期間で稼げるようになる」という理想を魅せられたのか、思い込んだのかしてしまったが、まったくその期間を過ぎても稼げるようにならない。
要するに、理想と現実とのギャップで挫折してしまうっていうケースも多くあると思います。
この理想と現実とのギャップで挫折してしまうケースの対処法は、現実をよりリアルに受け止めることのほかないと思います。
現実問題、「3か月で月収100万円」だとか「半年で月100万円の不労所得構築」だとか、理想が妄想レベルのものって存在します。
理想が妄想なのであれば、達成不可能なレベルだし、仮に達成している人がいたとしても、それは前提条件が違過ぎるので、自分自身とは全く関係のない事例だったりします。
理想を目標とするのは良いですが、目標が現実と乖離しすぎると、それはそれで苦しくなる。
ただ間違いないのは、「目の前のことをやるしかない」っていう現実は変わらないわけです。
イチロー選手の名言の中に、メジャーリーグ通算3000本安打を達成したときのインタビューで、「次の目標は何ですか?」って聞かれたとき、「明日ヒットを打つことです」と答えたという話があります。
もうこの一言に尽きるなって。
成功している人って、意外に地味なことを地道にやっている。
でもその地道なことの積み重ねでしか、大きなことは達成できない。
アフィリエイトでいえば、コツコツと記事を投稿することだし、アクセスを集めてそのアクセスの流れや穴を埋めるための検証をすることだったりする。
その積み重ねで大きくなっていくわけなので、理想や目標があろうがなかろうが「やること自体大きく変わらない」わけですね。
そうやって理想と現実とのギャップを埋めるっていう言うことが大切なんじゃないかなって思います。
まとめ
ちょっと長くなったので最後にまとめておくと。
アフィリエイトで一度挫折した人が、再度挑戦するときにまず大切なのは、失敗した原因をきちんと突き詰めること。
そして次に挑戦するときは、その失敗をただしたうえで挑戦することが大切で。
多い挫折原因としては、
- 圧倒的な知識不足
- 理想と現実とのギャップ
この2点があげられる。
圧倒的な知識不足に関しては、投資をしてでも正しいノウハウを手に入れることが大切で、理想と現実とのギャップはその差を埋めることが大切。
まとめるとこんな感じですね。
ぜひ参考にどうぞ。