今回はタイトルにある通りなんですが、以前メルマガ読者の方から「これからアフィリエイトを始めようと思っているのですが、TwitterやFacebook、インスタグラムなどのSNSやline、ブログなどいろいろなメディア媒体があると思うのですが、どの媒体でアフィリエイトするのが一番稼げると思いますか?」
ってな質問をもらったんですね。
なので今回は、SNSやブログなど、どのメディア媒体でアフィリエイトするのが一番稼げるのかっていうことを考察していきながら、質問に回答していこうと思います。
先に結論から伝えておくと、これは本当に各メディアに色があって、そのメディアによって「特性」が違うので、「何を得たいのか?」っていうことによってかなり大きく異なってくると思います。
消費型メディアと蓄積型メディア
まず一つ押さえておかなくちゃいけないのは、「消費型メディアと蓄積型メディア」というのが存在するっていうこと。
このメディアによる特性は絶対に知っておかないと損することです。
消費型メディアっていうのは、「発信した内容」っていうのが、蓄積されずに消費されていくメディアのことを指します。
Twitterだったりのメディアがこの蓄積型メディアに該当してきますが、Twitterにおいてツイートした内容が、その後数か月や1年単位で「検索ヒット」することってほとんどありません。
要するに、発信した内容は「今が最も旬」であり、その後は全く持って価値にならないっていうことが言えるわけですね。
その一方で蓄積型メディアっていうのは、発信した内容が消費されるのではなく、蓄積されていくメディアのことを意味していて、代表的なのは「ブログ」です。
ブログの場合、Twitterなんかに比べて「今熱がある発信」を取り上げられることはないわけですが、その一方で検索ヒットされるのは、半年から1年前の発信が未だに読まれ続けるっていう現象が往々にしてあります。
これは「初速は遅いが、長く価値をもたらしてくれる」という意味を示していて、蓄積型メディアの大きなメリットになるポイントです。
ニュースやトレンドといった「今その瞬間に知りたいことや盛り上がりたい内容」に関しては、消費型メディアの方が強い特性があり、逆に「長く資産にしていきたい内容やビジネスモデル」を選択する場合は、蓄積型メディアの方が適しているということが言えるわけですね。
早く稼げるのは消費型メディア
この消費型メディアと蓄積型メディアの違いを明確に理解してもらったところで、「じゃあアフィリエイトの場合はどちらの方が向いているのか?」っていうポイントに移っていくわけですが、早く稼げるのは消費型メディアの方が分があるかなっていう感じはしています。
っていうのも、アフィリエイトの場合「自分の発信が多くの人に届く」必要があります。
消費型メディアの場合は、旬な話題やニュースなどのトレンドっていうのは、どんな人だろうとフォロワーが少ない人だろうと、結構発信が届きやすかったりします。
ドンドン発信が消費されていくので、「常に最新で発信している人」が注目を浴びる性質にあるので、フォロワーが多い云々以上に「発信し続けている人」が優位に立つわけです。
そうなると、ずっと発信し続けることである程度、自分の発信を多くの人にリーチし続けることができるので、活動量を増やし続ければ、そのままアフィリエイト報酬につなげられることが期待できるわけです。
だから、活動量を多くすればという注意書きが必要ですが、早く稼げるのは消費型メディアの方が分があるっていう風に見て取れるわけですね。
その一方で蓄積型メディアっていうのは、発信した内容が即座に反映されない性質があります。
グーグルの検索エンジンでは、ある程度その記事の品質や発信内容っていうのが精査され、それがグーグル側やユーザー側から支持を得た結果、検索順位の高い位置に表示されたりします。
なので、どうしても発信が届くまでに時間がかかるっていうことがあるわけですね。
発信した内容が届くまでに時間がかかるっていうことは、当然アフィリエイト報酬の発生まで時間がかかるっていうことを意味するので、消費型メディアの方が分があるということが言えるわけです。
あくせく働きたくないのであれば、蓄積型メディアを育てる
とここまで見ていくと、多くの人が目の前の補修に目がくらみ、「結果が出るのが速いのなら消費型メディアの方を取り組もう」って感じで、TwitterやらFacebookやらインスタグラムなどを始める傾向にあります。
後は、ある程度各SNSで稼げるようになってから、蓄積型メディアを育てていこうっていう風に思って、ツイッターを始めた後にブログをやろうという順番で取り組んだりします。
そしてほとんどの人が失敗していきます。
これは先ほども伝えた通りですが、消費型メディアの方が早く結果が出やすい傾向にあるという話をしただけで、プラスアルファ「発信し続けた人が有利であり、行動量があることが前提での話」だから、多くの人が行動が伴わずに失敗していくわけです。
「消費型メディアの方の方が簡単」という風に言っているわけじゃないんですね。
で、僕も多くの人を見てきた中でも、本当に多いのがTwitterなんかを活用して稼げるようになった人でも「発信し続ける=仕事し続けるのが嫌だ」という風に、稼いだその先に不満を持っている人が本当に多くいました。
それこそツイッターでフォロワーが何万人もいて、月に100万円を超える収入であっても、僕のところに来たりする人は多くいます。
なぜそんなことが起こるのか?っていうと、先ほども伝えた通り「消費型メディアの特性」が関係してくるわけですね。
何度も言っている通り、消費型メディアっていうのは、発信した内容は積み重なっていかないので、注目を浴びるためには「発信し続けないといけない」という使命を負っています。
その一方で、初速は遅いが発信した内容がずっと蓄積され続ける蓄積型メディアの場合、評価されればずっとアクセスを集め続けてくれます。
グーグルの検索エンジンに上位で表示されていれば、その間アクセスは常に集まり続け、特に何もしなくてもアフィリエイト報酬が入ってくる状態が作れます。
本当に「ウサギと亀」のような話ですが、目先の利益にとびかかりSNSを始めてみたが、仕事し続けるのが大変という風に言う人は多くいて、ただ中途半端に稼げるがゆえに「途中でやめられない」という悩みを持つ人が多いんですね。
それぐらい「積み重ならない=資産にならない」っていうのは大きな苦痛なんですね。
僕は初期のころに、「別にネットビジネスをしたいんじゃなくって、ネットビジネスが自由になるために一番手軽だ」ということでネットビジネスを始めていたので、SNSには全く興味が持てなかったし、当初からずっとブログを作ってコツコツ記事を投稿していました。
その結果が今で、ネットビジネス自体に捧げる時間は1日30分とかそこらです。
毎時間ツイッターやインスタなどを確認することはないし、ほとんどブログもチェックしない。
だけど報酬が上がっている。
そんな状態は「蓄積型メディアに発信を投下し続けた」からと言えるわけですね。
なので、「アフィリエイトに何を求めているのか?」っていうことで、どの媒体メディアでアフィリエイトをするべきなのか?を選ぶべきだっていう風に冒頭で伝えたわけなんですよね。
まとめ
ちょっと長くなったので最後にまとめておくと。
メディア媒体には消費型メディアと蓄積型メディアの2種類が存在する。
アフィリエイトで初速が速いのは消費型メディアと言われている。
時間がかかり初速が遅いのは蓄積型メディアと言われている。
その一方で消費型メディアで稼ぎ続けるためには「発信し続ける」という労働が不可欠。
蓄積型メディアの場合、発信が蓄積されるので、アクセスを集める記事が多くなれば、作業量は格段に減る。
メディアの特性をまとめるとこんな感じですね。
なので、「一番稼げるメディアは何ですか?」という質問に対しては、甲乙つけがたいですが「メディアの特性を理解して、アフィリエイトをしたうえで何を実現したいか?」を明確にすると、どのメディア媒体でアフィリエイトすべきかどうか?っていうのが見えてくる。
っていうのが僕なりのアンサーです。
ぜひ参考にどうぞ。