今回はタイトルにある通りなんですが、以前メルマガ読者の方から「現在ブログでアフィリエイトに取り組んでいるのですが、ネットの中で調べていくと「アクセスの無い記事を消した方がPV数が増える」というような文言を拝見しました。現状まだまだアクセス、PVともに低い状態なので、アクセスやPVが増えるなら価値のない記事は消してしまおうかと悩んでいるのですが、消すに消せません。どうしたらいいと思いますか?」
ってな質問をもらったんですね。
なので今回はブログのアクセスの無い記事を消した方がいいのか?っていうことに関して解説していきながら、質問に答えていこうと思います。
先に結論から伝えておくと、なるべくブログ記事は消さずにリライトして充実あるコンテンツに変えていった方が、総アクセスや総PVは増えると思うので、そちらの対処の方がいいと思いますね。
ブログ記事自体を消すのは結構リスクがあるので、なるべくやらない方が無難かなとは思いますし、もし仮にブログ記事を消すのであれば、めちゃくちゃ慎重にやるべきだと思います。
アクセスの無い記事を非公開にした結果
じゃあなぜブログ記事を消さずにリライトしていった方が賢明なのか。
この部分について解説していくと。
僕自身もブログアフィリエイトでは「アクセスの無い記事は消していった方がいい」というようなことを聞いたことがあったんですよね。
んで。
その情報を聞いたときっていうのは、結構ブログ自体は長くやっていたので、総記事数もめちゃくちゃ多かったんですよね。
それぐらい総記事数があれば、アクセスの無い記事や1PVもない記事っていうのは結構ありました。
なので、記事を消すことでアクセスが伸びるのであれば、その方がいいって思っていたし、記事の精査を行うことで「このブログは良質な記事が多く、価値のない記事が少ない」って評価してもらえれば、アクセスやPVは増えるって思ったんですよね。
だから、アクセスの無いブログ記事は消そうと思ったわけなんですが、やっぱり消すこと自体はめちゃくちゃ怖かったので、「非公開にする」っていう選択を取ったんですよね。
そして非公開にした後に、経過観察していたんですが、アクセスが増えるっていうことは全くありませんでした。
当時「非公開自体があまり意味ないのかな?」って思っていたんですが、色々調べていくと「非公開自他はSEOに干渉しない」っていうことだったので、記事を消さずとも非公開でも十分効果があるっていう書き込みがあったりしたんですよね。
ただ、僕の場合は非公開にしてもアクセスやPVが増えることはなく、むしろ微減していく結果になりました。
そこからすぐに非公開を取りやめて、無駄な記事を消すっていうことをすることはやめるようにしました。
なぜアクセスの無い記事を消したのに、アクセスが微減したのか
ではなぜ、そもそもアクセスの無い記事を非公開にしたのに、総アクセスが微減したのか。
これに関しては、正直詳しい原因はわからないし、グーグルのアルゴリズムは社員ですら知らないといわれているので、考察の域を出ないわけですが、主に3つの理由が考えられると思っています。
まず一つ目にブログの総記事数の問題です。
ブログっていうのはドメインと紐づいているわけですが、記事数が増えてきて、ドメイン力が上がってくると、自然とアクセスが増えるようになってきます。
これは要するに記事数が増えることによって、そのドメインに信頼が加わってくるためで。
経験談の中では、どれだけいい記事を書いたとしても、そのブログに「1記事」しかない場合は、評価されない傾向にあります。
要するに、「ブログの総記事数」においても、ある程度のSEOの効果を発揮していると考えられるわけですね。
アクセスの無い記事を非公開にしたことによって、ブログの総記事数が減ってしまったため、SEOへ悪影響をもたらしてしまった結果、アクセスやPVが減ってしまったと考えることができるわけです。
そして2つ目は内部SEOの関係です。
僕の場合、数多くの記事を非公開にしたわけですが、内部リンクとして個別記事に張り付けている記事なんかもありました。
この状況の時に、記事を非公開にすると、リンク先に飛ぼうとしたら、非公開記事になっているため、リンク先へ飛べないということが起こってくるわけです。
「無効なリンクへ誘導している」ということであれば、それは内部SEOやブログの構造的にあまりよろしくないわけで、この内部SEOが悪影響をもたらし、アクセスやPVが微減したということが考えられます。
そして3つ目が「非公開ではだめだった」という説です。
やっぱりアクセスがないとはいえ、数多くの記事を消さなくてはいけないっていうのは、めちゃくちゃ勇気にいる方法で、リスクヘッジのために消すのではなく、非公開という方法を取りました。
色々調べていく中で非公開であれば「クローラーに引っかかることはなく、アルゴリズムの判定に影響はない」とのことだったので、消すのではなく非公開にしたわけでしたが、非公開ではだめで、消さなければ本当の効果は得られないというケースだった場合は、僕自身の対応がダメだったということになるわけですね。
ただやはり今振り返っても、消して増えたときと、消したのに増えず逆に減ったときとのリスクを比較したときに、消すというリスクはあまりにも大きくて、当時の判断を間違えていたとは思えないんですよね。
確かに無駄な記事を消すことでアクセスが増える可能性もあるが、消したことによってアクセスが減る可能性もある。
消してしまえば、もう元には戻らないわけで、アクセスがずっと減り続けることを意味する。
そのリスクと多少なりアクセスが増えることやPVが増えることへのリターンっていうのは、僕的には見合わなくて、当時の判断が間違っていたとは思えないんですね。
有益なコンテンツへとリライトする
だからそのあと僕は非公開を公開状態に変更して、「アクセスがない記事へのリライト」を行うようにしていきました。
個人的にはこのリライトの方法が、一番リスクが少なく、リターンが求められる方法なのかなっていう風には思います。
要するに、「無駄な記事を消す」っていうのは、アクセスが集まっている記事だけを残すことによって、ブログの評価を高めるために行うテコ入れです。
「このブログは価値ある記事が多く集まっている」というように評価をされることによって、アクセスやPV数を伸ばして行ける可能性があるわけですが、それであるならば何も消す必要はなくって、「記事にテコ入れ」をすれば同様の効果が期待できるわけです。
そして、もし仮に消してもアクセスが増えなかったということも起こらないので、リスクはほとんどなく対応ができる。
なので、価値のない記事をなるべく価値ある記事に変えていくという方法を取って、僕の場合はリライトしてきました。
もちろんアクセスの無い記事を消したいという人を無理に止はしないですが、なるべくリスクを減らしてブログ全体の評価を上げたいという場合は、消すのではなくリライトしてみるっていうのが、個人的には一番オススメな方法ですね。
まとめ
少し長くなったので、最後にまとめておくと。
「アクセスやPVが増えるなら価値のない記事は消してしまおうかと悩んでいる」
という質問に対しては、アクセスの無い記事を消したからと言って、アクセスやPV数が増えるとは限らない。
逆にブログ記事を消したことによってアクセスが減る可能性やPV数が減る可能性もある。
なので、アクセスがないからと言って記事を消してしまうのは、アクセスが減る可能性やPV数が減る可能性があることを知っておくべき。
そのリスクを背負いたくないのであれば、なるべく消さずにリライトを施して、価値ある記事に変えていく方がリスクは少なく、アクセスを増やせる。
まとめるとこんな感じですね。
ぜひ参考にどうぞ。