メルマガはもうオワコン?メールを送る文化がなくなるので稼げなくなるって本当?

今回はタイトルにある通りなんですが、以前メルマガ読者の方から「これからブログと併用して、メルマガを始めようかなって思っているんですが、少し気になっていることがあったので質問させてください。現在ではlineなどのツールが発達していって若者の間ではメールを送る文化が亡くなっていることともいます。となるとメルマガは将来的には稼げなくなるのか?と不安になってしまっていて先に進めません。この点に関してご教授いただけると幸いです」

ってな質問をもらったんですね。

なので今回はメルマガはもうオワコンなのか?っていうことに関して解説していこうと思います。

先に結論から伝えると、確かに何十年か先にはメルマガというものは終わっていく可能性はなくはないですが、現状まだまだ優秀なツールとして利用できると思います。

少なくとも、Sさんの老後ぐらいまでは全然現役として利用できると思いますので、そこまで気にする必要はないかなと思いますね。

メールを送る文化がないからオワコン化している

では早速。

確かに何十年か先にはメルマガというものは終わっていく可能性はなくはないですが、現状まだまだ優秀なツールとして利用できると伝えたその根拠から解説していくと。

メルマガはオワコンだという風に伝えている人の多くが「メールを送る文化がなくなった」だとか、「そもそも若者はメルアドさえ持っていない」というように言う人がいるんですよね。

ただそれって若干解釈が違っていて。

基本的に若者であってもメルアドは持っていますし、活用しているシーンは意外に多いです。

例えばですけど、YOUTUBEなんかを例に挙げると、めちゃくちゃわかりやすいですが、若者のメディアとしてYOUTUBEなんかが一つ上げられますが、YOUTUBEを利用するためにはグーグルアカウントの取得が必要になります。

グーグルアカウントを取得すると、必然的にメールアドレスを取得できるので、メールアドレスは持っているんですよね。

後iPhoneを利用している人がほとんどだと思いますが、@icloudのメールアドレスも所有しているので、メールアドレスを持っている人が少ないっていうことは決してないんですよね。

で。

メルマガはオワコンだという人の中で「メールを送る文化がなくなった」という風に言う人もいるわけで、そういう人は上記に対して「メルアドを所有していても、利用することがないので、持っている自覚がない若者が多い」という風に訴えてきたりします。

ただそうじゃないケースも多いんですよね。

っていうのはサービスを利用するために、多くのサービスで「メールアドレスの入力欄」というものが存在していて、そのサービスを使うためにメルアドを登録しておくということが、いまだに怏々としてあるからです。

一つ例を挙げると、最近ではEsportsも若者の間で人気になっていますが、「ゲーム」というのはかなり大きなムーブメントになっていますよね。

このゲーム機の中で有名はプレイステーションですが、プレイステーションでオンラインをプレイするためには、プレイステーションPLUSというサービスに入らないとできないわけですが、このプレイステーションPLUSというサービスを利用するためには、メールアドレスの入力が必須だったりします。

そのPSでできるゲームの中にも、ゲームのアカウントを作ってプレイする有名な無料ゲームがあったりしますが、これも同様にメールアドレスの登録が必須だったりします。

つまり、メールアドレスを持っていないということやメルアドを使うことがないから、持っている自覚がないっていうのは違っていて、サービスを利用するためにメルアドを利用しているし、持っていることやその自覚も持ち合わせているっていうのが現状なんですよね。

ですから「何かに登録するためにメルアドを所有し利用する」っていうことへの慣れっていうのは、昔の人と同等かそれ以上に持ち合わせているっていうのが、正しい解釈だと思うんですね。

(サービスの多様化などの原因で)

企業はメルマガのメリットが大きい

じゃあもう少し深堀して考えていくと。

なんでサービス提供者側が登録欄に「メールアドレス」の項目を用意して、メールアドレスを顧客リストとしてほしがるのか。

この部分を知っておく必要があるし、もし仮にメールアドレスの入力欄がなくなり、若者の間ではやっている物や流行するものにメールアドレスの入力が必要なくなれば、オワコン化が早く進行するので、このメカニズムを理解しておく必要があるわけですね。

もちろんそれはline@などにとってかわられる可能性が0ということはないですが、ラインが登場してからだいぶたっているのに、意外とメールとlineとの垣根は明確に分けられていて、この障壁がなくなる様相はいまだに感じられません。

要するにプレイステーションPLUSというサービスも、ゲームを運営している会社も、メールアドレスを取得しておいた方が利点が大きいから、メールアドレスの登録欄を設けているわけです。

よく言われていることですが、メルマガというのは「クローズド」なメディアです。

SNSなどはオープンなメディアと呼ばれるものですが、SNSなどが「1:複数人」なのに対して、メルマガというのは「1:1」のメディアなんですよね。

この「1:1」のメディアにおいて一番優れていることっていうのは、「ユーザーとの距離感」です。

このユーザーとの距離感が圧倒的に近いからこそ、メルマガがセールスや告知に使われているわけですね。

僕自身もいろんなサービスを利用していますし、ゲームやエンタメなども利用していますが、ほとんどすべてといっていいサービスの宣伝や広告などは「メルマガ」で届きます。

お知らせなんかもメールで届くわけですが、企業は何とかして顧客リストの中から「利益の最大化」を図ろうとしている。

それが現状lineなどの連絡ツールよりも、メルマガというシステムの方が利用価値が高い。

だからこそ、無料で使えるサービスなんかにおいても「メールアドレスの登録欄」というものを必ず用意し、登録を促しているということが言えるわけですね。

そして、今注目のサービスなんかを利用するためには、必然的にメールアドレスが必要になるとなると、取得しておかないといけないので、若者であってもメールアドレスを持ち合わせている。

その注目サービスがYOUTUBEやTIKTOKといった若者が多く利用するサービスでも普通にあったりするわけです。

こういう構図なので、数十年先のことはわかりませんが、今の10代の若い子たちも普通に利用しているわけですから、質問者さんのSさんが老後を迎えるぐらいの先までは全然活用ができるっていう風に言えるわけですね。

まとめ

ちょっと長くなったので最後にまとめておくと。

メルマガはオワコン?という質問に対しては、「未来のことはわからないが、少なくとも数十年先まではビジネスとして優秀なツールであることは間違いない」というのが答え。

メールアドレスを持っていないということに関しては、普通に持っているし、持っていないと利用できないサービスも多いので、「自覚をして持っている」というのが現状。

また企業側も利益を最大化させやすいメルマガの特色を生かした「メールでのお知らせ」などを配布するために、メールアドレスの登録欄を載せているので、サービスを利用するためにはメールアドレスの登録が必要なケースが多い。

この相互関係から、メールアドレスの取得、利用という習慣は存在するし、連絡ツールとしてのラインとビジネス利用のメールという障壁がなかなか壊されず、共存関係にあるので、数十年先まではメルマガの利用価値と存在意義というものは存在する。

まとめるとこんな感じですね。

ぜひ参考にどうぞ。