勝ち続けられる人と負け続ける人の特徴が科学的に判明していた件

今回はタイトルにある通りなんですが、「勝ち続けられる人」と「負け続ける人」にどんな違いがあるのか?っていうことを研究したロンドン大学の論文を読んだで面白かったので、その結果と感想をシェアしておこうかなと思います。

勝ち続けられる人は運がよかった。負け続ける人は運が悪かった。

基本的にはそう思うかもしれませんが、実はそうではなく。

先に結論から言ってしまうと、「勝ち続ける人は、勝つための努力をし投資的に優位性のある取り組み方をする」一方で、負け続ける人っていうのはドンドンと「投機的な勝負に取り掛かる」傾向なることが分かったので、今回はそんな勝ち続ける人と負け続ける人の共通点に関して解説しておこうと思います。

一応言っておくと「投資の話?なら私は関係ないかな」って思う人ももしかしたらいるかもしれないんですが、全くそうではなく、

本質的には、仕事や人生といった事にも共通することなので、結構面白いと思います。

勝ち続ける人の特徴

では早速。

元ネタとリソースから伝えておくと。

これは2014年にロンドン大学が発表した論文がもとになっていて。

研究者はホットハンド現象に関して、研究しようとしたのが事の始まりでした。

ホットハンド現象っていうのは、「連勝が続く状態」のことを意味していて、ギャンブルや投資などにおいて勝ちが勝ちを呼び続ける現象のこと。

このホットハンド現象において、何か因果関係はあるのか?っていうことをこのロンドン大学は研究していったっていうことなんですね。

具体的にオンラインカジノであらゆるプレイヤーを観察していき、勝ち続ける人と負け続ける人にはどういった特徴があるのか?っていうことを観察研究していきました。

すると面白いことが判明して。

勝ち続ける人っていうのは、おおよそ2連勝ぐらい勝ったところで、ネガティブな感情が強まっていったんですね。

要するに、連勝が始まっているからとかなり慎重にプレイするようになり、それが逆に講を追うし、安全で堅実なプレイを選択するようになった。

そしてその結果、勝ち続ける結果を生むことにつながっているという勝つ人の特徴というのが、見えてきたわけでした。

その一方で負け続ける人っていうのは、1敗2敗と負けがだんだんと立て込んでくると、逆上的な感情が芽生え始め、「次の勝利で元を取る」という風に、大きなリスクを許容するプレイをし始める傾向が表れ始めました。

そして、そのリスクを大きくした負けを重ねることでさらに負け金額が上がっていき、結果的に取り返せないほどの大きなリスクを処理、失敗が膨らんでいくということがロンドン大学の研究により明らかになったんですね。

つまりこのことからわかるのは、ホットハンド現象というのは、いわゆる”運”要素で連戦連勝をこなしているのではなく、努力と研究によってもたらされているという、運などの否定。

そして、勝ち続ける人と負け続ける人には、大きな自制心やトータル的に物事を見る視点と、欲望を抑える自己コントロール力が大きなポイントになっているということが、このロンドン大学の研究により明らかになったということなんですね。

勝ち続けられる人になるためにはどうすればいいのか

じゃあ最後に。

僕らのような一般人が、どうやってこのロンドン大学の研究を応用し、日々の生活に取り入れていけばいいのか。

まず一つ目に考えなくちゃいけないのは、「長期的な目線」が必要だということは、認識しておく必要があるかなって思います。

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このロングゲームという本でも描かれますが、やはり短期的な目線(ロンドン大学のケースでいうと負けたら次の一回で取り返す)というのは、大きなリスクを背負って無謀な挑戦をしてしまうことが多くなってしまう。

ギャンブルや投機的な視点を持ってしまうため、うまくいけばいいが基本的にはうまくいかないことがほとんど。

これにおいては人生もおんなじで、行き当たりばったりや短期的な目線だけを持っていても、やはり大きなリスクと付き合ってしまうことになる。

逆に言えば、短期的に身につかないものであれば、挑戦することもなくなってしまうということ。

それっていうのは裏を返すと、短期的に失いやすいスキルだっていうことになるわけで。

そうじゃなくて、長期的な人生の目標や道筋を立てることによって、リスクを低く堅実にコツコツと努力を続けていける。

そして時間をかけて身に着けたものっていうのは、中々忘れないことにもつながり、それは大きな自信となる。

1時間で1万円稼ぐことができるという投機対象は、裏を返すと1時間で1万円失う可能性があるリスクだということ。

そうじゃない長期的な目線と長期的な目標を立てて、コツコツと取り組むことが大切なんだっていうことを知らせてくれるのが、このロンドン大学の研究なのかなっていう風に思いました。

まとめ

少し長くなったので、最後にまとめておくと。

ホットハンド現象とは、勝ちが勝ちを呼び、連勝が続く現象のこと。

ホットハンド現象は、運ではなくプレイヤーのスキルによるもので引きおこる。

勝ち続けられる人は、勝利が2回ほど続き始めると、堅実にプレイをし始め、その結果勝利をどんどんと呼び勝ち続けるプレイを選択できるようになる。

負け続ける人は、負け始めると、その負けを次の1回で取り返そうと、リスクをどんどんと大きくしていき、その結果リスクを背負いきれずに負け続ける。

要は短絡的に、短期的な目線でどうにかしようとする傾向が強くなる。

だからこそ、長期的な目線をもって仕事や人生においては取り組んでいくことが大切。

今回の研究は、運要素やその否定であったり、プレイヤーによる報酬の増加であったり。

敗者の心理的な入れ違いであったり、結構この研究は面白い部分も参考になる部分も多いですね。

ぜひ参考にどうぞ。

 

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せどり
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名前:ちゃんこま

経歴: 実家で営んでいる美容院が経営悪化により倒産し、父親が自己破産。大学生だった当時、学費が払えず大学を中退し、家族4人どん底生活へ。中退した後、あえなく就職し、工場勤務や営業など様々な労働地獄の波に呑まれる。

ブラック企業の会社員として、12時間以上働きながら始めた副業が、開始2ヶ月で23万円稼ぎだしサラリーマンの給料を超える。さらに4ヶ月目には月収30万円、その後も月収63万円と減ることはなく、サラリーマン時の約4倍の収入を得る。

これまでの経緯やノウハウを電子書籍化した結果、大手電子書籍掲載サイトにて、新着ランキングトップ10位入りの常連と化し、最高位2位を受賞。更に2017年4月にはAmazonに電子書籍を出版し、アマゾンランキング1位を2部門で受賞。見事2冠を達成し大きな反響を得る。

現在は独立しオウンドメディア運営、情報ビジネス、webマーケティング関連など様々な事業を展開。節税の為に法人化するか現在検討中。

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