売れない店を繁盛させるための、3つの具体的な施策とは

先日ラーメン屋に行った時、「売れない店はアフィリエイターをコンサルにでも付けた方がいいな」って。

そう思いました。

 

別にアフィリエイターに限らず、ネットビジネスの起業家でも同じで、売れない店を繁盛させる為には同じくです。

 

大好きなラーメン店。しかし全く繁盛していない。

 

ボクの趣味はラーメン。

食べることは大好きだし、その中でも特にラーメンが大好物。

 

そんなボクが家の近所に出来たラーメン屋に足を運んだときのこと。

カウンターのみがL字に立ち並んだ、よくあるラーメン屋。

 

でもそのラーメンは、近辺では家系が主流の中、かつお風味が立ちこめ、濃厚なスープの中にも、キレイに溶け込んだ魚介が凝縮しているスープ。

お椀自体にも凝っているようで、熱が逃げないように、少し尖った器をしている。

 

濃厚なこってり豚骨を、脂ギッシュな男性と例えるなら、脂ギッシュな男性の中に、繊細なオシャレさを感じる。

そんなラーメンでした。

 

「めちゃウマい」

これがボクがその時のラーメンを食べたときの感想。

(しかも、半ライスを頼んだのに、結構大盛りで届けてくれました。)

 

そんなウマさあるラーメン店なのにも関わらず、20時頃のそのお店は、店内ガラガラ。

ボク以外のお客さんは1人もいませんでした。

まさしく売れない店の典型的な殺風景さ。

 

売上げをあげるためには2つの施策が必要だ

 

これは売上げが上がらないとき、利益アップさせるために、覚えておいてほしいことなのですが、売上げを伸ばす為に、「商品」と「認知」この両方が必要になります。

 

商品とは、売り出す商品のクオリティ。

このお店であれば、「ラーメンの味」

そのものということになります。

 

物が足りない時代は、この「商品のクオリティ」のみを追求させすれば、勝手に人が集まって来たので、いわゆる「職人肌」を持つだけで、商売繁盛した訳ですが、現代では、物が溢れる時代。

良い物を作っても、商売繁盛するとは限りません。

 

 

じゃあ、今の時代何が必要なのか。

それが「認知」です。

 

良い商品を作るのは当たり前で、その商品を「広めること」

いわゆる認知させることが、今の時代必要不可欠になっています。

 

だから「良い物を作っていれば、商売繁盛するんだよ」といった、職人気質なアナログ体質な人達は今の時代かなり厳しい時代になって来ている。

 

クオリティが高い商品を作るのは当たり前で、それをどうプロモーション(認知)させるのか。

これが今の時代求められていることです。

 

 

せどりなんかが結果を出しやすいのは、この「認知」の部分、いわゆる集客の部分を、Amazonだったり、商品を提供する企業だったりが、何千万円も広告費を掛けて広めてくれているから。

「良い商品」を見つけるだけの力を注げば良いので、せどりが稼ぎやすい訳です。

 

ですから売上げが伸びないときには、この「商品」と「認知」どちらに問題があるかを
明覚に分けて、改善することが売上げアップに繋がるということ。

 

 

売れない店の2つの問題点

 

話を元に戻して。

 

「この売れないラーメン店がもっと繁盛するにはどうすればいいのか」

そんなことを思いながらラーメンを食べていました。

(ここら辺はもはや職業病ですねw)

 

このラーメン店は、味自体はかなりのクオリティがあります。

でもお客さんが入っていない。

つまり「商品」自体には問題は無く、問題は「認知」の部分にあることになる。

 

 

 

じゃあ、どうやってお店やラーメンの味を知ってもらうか。

ここが売れない店を繁盛させる最大のポイントになって来ます。

 

そもそもこのお店は、人通りが多い場所ではなく、こじんまりとした場所に佇むお店。

また駅からも少し歩くので、新規顧客を開拓するのは、結構難しい。

 

だから近くに住む、地域民を取り入れること。

ここが大切になってくる訳です。

 

ただ地域の人というのは数に限りがある。

この集客の限度を乗り越える方法は、地域に根ざした「リピーター」を作ること。

 

 

仮に週に1回来てくれるお客さんを100名取り込めたとして。週1だと1ヶ月で4回足を運ぶので、4×100名。

客単価が1000円だとすると、月商が40万円。

25日稼働で言えば、カウンター10席あるので、1,6回転で十分ということ。

 

 

月商40万円となると一見少ないように感じますが、これはいわば最低値。

濃いリピーターであれば、そう離れることは無い上、友達を連れて来たり、最低値を保険にかけて、新規を見つける施策をして行けば、どんどん増えて行くことになる。

止まっていた歯車が回りだす為には、十分な金額です。

 

売れない店を繁盛させる3つの施策とは

 

となると問題は、いかに認知させ、リピーターを増やすか。

ボクがいつも思うのは、料理を出す=商品を作る。

その裏側を見せた方が、そそられます。

 

ここの麺は○○産でスープは1週間以上煮込んで凝縮させたスープを出している。

そんなラーメンを作る行程、つまり裏側を見れた方が、お店のこだわりを感じられて、味をより美味しく感じられます。

 

だから、ラーメンが1から出来上がるまでの行程を店内にてプロモーションビデオで流す。

それをラーメンが出来るまで見れるようにする。

 

今や安物の機材でもかなり画質がよく取れるので、経費もかなり易く出来るでしょう。

 

「ラーメンが出来上がる過程をプロモーションする」

それも1つの案だと思います。

 

 

またこのお店はちょっと座席が高い。

座ると、結構膝がテーブルに当たります。

 

リピーターになってくれるお客さんは居心地が良いからリピーターになってくれる訳で、ラーメンと口との距離が長くなる、この座席のサイズは少し合わない。

だから座席のサイズを変え、カウンターとの距離を短くする。

 

 

また昨今ではインスタ映えなる言葉もあるぐらい、リアル店鋪もソーシャルメディアとの
連携が必須な時代。

だから拡散してくれたら、「大盛り」を無料にする。

そういったプロモーションで新規顧客を開拓するのもアリだと思います。

 

 

もちろんこれらの改善案が全てではないですし、もっと色んな案がありますが、ネットでビジネスをしている人って、これらのことを自然としているんですよね。

 

個人でも出来る=気軽に出来る。

だからこそ、リスクが少ないので、トライ&エラーが繰り返しやすい。

その中で自然と「認知」させる為のマーケティングスキルを養っている。

 

だからリアル店鋪の繁盛していないお店にネットビジネス家を1人でも入れた方が良いと思ったんです。

 

売れない店ほどマーケティングをおざなりにしている

 

これって実はめちゃくちゃ素晴らしいこと。

未だに「職人気質」で、「良い物作ったら自然と広まる」ってアナログ的な考えで、
お店を展開する人ってかなり多いです。

 

最近でも近所に美容室が出来ましたが、「だれになにを届けたいか」ほとんど分からないお店が出来ていました。

数ヶ月後行くと、そのお店はやっぱり無くなっていました。

 

今の時代、マーケティングスキルは必須です。

良い物を作るのは当たり前で、それをどう広めるか。

その為のマーケティングスキル。

 

副業とかサイドビジネスとか、もしくは専業だとか、そういった規模は関係なくって、「個人でビジネスにトライしている」

そのことこそが、この時代に必須なマーケティングスキルを養う過程になっている。

だからこそ「素晴らしいな」って思います。

 

 

おそらく一般の人に比べ、副業なんかに取り組んでいる方のスキルは飛び抜けて高いんでしょうね。

そんなことを感じた先日のラーメン屋に行った時の出来事でした。

 

終わりに

 

今がダメでも、適切な改善して行けば見違えるほどの違いが生まれます。

ぜひトライ&エラーを繰り返してみてください。

 

それでは。