「これからブログを始めようと思うのですが、何かオススメの本はありませんか?」
こんな質問をもらうことが結構少なくありません。
まあ気持ちもわからなくはないですし、僕もブログ立ち上げ初期の頃は、本屋に行って「ホームページ作成」とか「ブログ作成術」みたいな本を手にしたこともありました。
じゃあ、その本たちが今どうなっているのか?っていうと、数ある本の中で埃をかぶって佇んでます。
買ったのにも関わらず1回も開かなかった本すらあります。
この経験から、「オススメの本はありますか?」って質問に対して、簡潔で申し訳ないんだけど、「ブログにオススメの本はありません」っていうのが結論ですね。
ブログをはじめるのに本なんて必要ない
そもそも、ブログを始めようとする時、本を読む際の必要性ってことですが、僕が考えるにほとんどありませんね。
ブログに関する本ってありますが、その大半がデザインだったり、htmlやcssへの記述だったり。
まあ、「外見」に関することなんですよね。
じゃあ、そのブログの外観に関して、本を読んでまで自分で弄るか?って行ったら全くそんなことない。
多少カスタムするとしても、それってネットで調べればその答えが瞬時に出てくるわけで、本が登場するシーンってほとんどないんですよね。
ネットで調べればほとんど出てくるし便利
また、タグ付けなんかを施したり、コードが必要だったりする時に、本を開いて1字1字手入力していくか?って考えた時にめんどくさすぎる。
ネットで調べれば、そのままコピペできるんで、本を開いてて入力していくのって時間の浪費でしかないんですよね。
また最近ではワードプレスのテーマの発達から、自分でカスタムする必要ってほとんど無くなってます。
自分のブログは「シンプル」でいこうっていう方向性なので余計カスタムする必要はありませんが、有料のテーマを買えばそれで即終了の優秀なテーマさえあります。
そう考えたら、本というものへお金を払って、そして時間を浪費しながらカスタムしていくのって無駄でしかないんですよね。
それであれば、有料のテーマでも買って、すでにカスタムされているブログを作って行った方が何十倍も早いって話です。
スマホの台頭によりブログの外観はほとんど見られない
んでね。
もし仮に、ブログの外観なんかが、ブログへの売り上げに直結するのであれば、ブログに関する本を買ってもいいとは思います。
ただ、これはブログを実際に運営していて、そしてある程度の収益を叩き出した経験から間違いないことですが、「ブログの外観」が売り上げに直結することはあり得ません。
というか今の時代。
ほとんどがスマホ閲覧となって行っている現状を考えると、画面が小さいスマホにおいてブログの外観が反映されることってそこまで多くはないし。
見てみればわかりますが、スマホでブログ記事を閲覧した時って、文章以外は見えてません。
「サイドバーの装飾がかっこいいなぁ」なんて、スマホでは一切見えないところだし。
せめて、h2の見出しタグぐらいでしょ。
そう考えると、余計ブログの外観っていうのが売り上げに直結しないことがわかるし、大半がブログの外観やhtml、cssに関するブログ本というのは必要ないことがわかります。
これは読んでおけ!ブログを始める時のオススメの本の種類とは
まあ、ここまで行ってしまうと「オススメの本はない」っていうことになるので、あんまりこの記事の意味がなくなってしまう。
「デザインカスタム」に関する本には意味がありませんが、本そのものに意味がないっていうことでは決してない。
なので、僕がブログを始めてから今において「読んでおいた方がいいブログ本」っていうのを紹介しておこうかなと思います。
まあ紹介するって行っても、「この本はオススメ!」っていう感じで紹介するんじゃなくって、「〇〇系」はブログ運営に役立つから読んでおくことがオススメ!みたいな感じで、ざっくりとした本を紹介しようかなと。
キャッチコピー系の本
まず、第一に読んでおいて損はない本は、「キャッチコピー」に関する本ですね。
ブログを運営してるとわかりますが、lpへの誘導であったり、マネタイズ記事への誘導だったり。
いろんなシーンにおいて「キャッチコピー」というのは使います。
キャッチコピーっていうのはブログの文章とは異なり、短い文章で「興味を持たす」っていうことが目的なので、ただブログをやっているだけじゃ気付けなかったりする部分。
ただ、前出した通り、使うシーンは意外と多いので、キャッチコピー集みたいなのは読んでおくといいと思います。
ブログタイトルなんかにも生かせるしね。
マーケティング系の本
後これはブログに関わらず「すべてのビジネスにおいて」読んでおいた方がいいのは「マーケティング系」の書籍ですね。
ここら辺はほんとオススメです。
やっぱり、マーケティングっていうのはすべてのビジネスに共通することで、それはブログも例外ではありません。
どういった顧客層にアプローチするのか?どういったニーズに答えていくのか?ペルソナは?
と行ったように、マーケティングはブログにおいても必須のスキルとなります。
逆に、「誰でもできる」っていう位置付けだったりするのがブログなので、ほぼマーケティングを学んでいない人が大半。
だからこそ、ブログにおいてマーケティングを学んだだけでも、ほとんどのブロガーを追い抜くことができるしょうね。
なので、マーケティングを学んでおくことをお勧めします。
芸人が書いた本
後個人的にオススメのなのは「芸人が書いた本」です。
やっぱりブログって一種のエンターテインメントだと思うんです。
面白いと思ってもらえる記事をかければ自然とバズるし。
バズって話題になれば、seo的にも優位に働き、アクセスは伸びるし。
「文章の面白さ」っていうところで言えば、エンターテインメント性が強くあるのがブログです。
んで。
芸人っていうと「ネタ」という言葉で笑いを取るイメージがありますが、有名な芸人さんの本ってめちゃくちゃ面白い。
千原ジュニアとか有吉の本とか、普通に笑える。
後松本人志の遺書とかね。
これって「文章で笑いを取る」っていうのに特化しているもので、当然ブログにも影響してくる部分です。
「どうやったら面白い文章が作れるのか?」「物事を見る視点とは?」
こう行ったことが学べるので、文章構成をしていく際に非常に役に立つのが芸人の本です。
これは是非とも読んでほしいオススメの本のジャンルですね。
終わりに
こうやって見てもらったらわかる通り、「ブログ本」みたいなのが一切出てきてないことがわかります。
「ブログのための本」っていうのは、一見するとブログをやっていく上で必読書みたいなイメージがありますが、そんなことはなく。
むしろ読む必要なんてない。
それよりもビジネスに共通して必要なもの、っていうのを読んで行った方が絶対にためになるし、「ブログのための本」みたいなのを読むよりも、ビジネスの本質をついた本を読んで、それをブログに生かす。っていう指針の方が絶対にうまくいくと思います。
だから、オススメの本はないって冒頭に答えたんですね。
んでまた。
ブログというものなのに、「コピーライティングの本」が全く入ってこなかったことがわかるかと思います。
僕の場合、コピーライティング系の本はほとんど読みません。(過去読んでいたことはありますが。)
それはなぜかって、コピーライティングとブログのための文章は異なり、コピーライティングで描かれることは「セールスライティング」と等しいことがほとんどだからです。
それならば、ブログを文章として書いて行った方が、100倍も文章力は向上するし、面白い文章を書けるかと思いますので、オススメはしませんでした。
まあ、セールスをするためにコピーライティングの本を読むことはいいと思いますが、ブログを作るためには、コピーライティングの本はあんまり必要ないと思います。
上記で挙げたオススメの本を読み終わってからで十分だと思いますね。