「これからブログを作っていこうと思うのですが、どういったブログのテーマにすればいいのかわかりません。自分の好きなことをテーマにしブログを構築していこうと考えてはいるのですが、好きなことがお金につながるかも今はまだわかりません。こういった場合、ブログのジャンルやテーマはどう言う基準で考えていけばいいのでしょうか。」
こんな質問をいただきました。
まあ、ブログをやっている人から「テーマの選び方」って聞くと、ワードプレスのテーマを連想しがちですが、今回のは違ったテーマですね。
要するにブログのジャンルってことだと思います。
このブログのジャンルを決めていく場合、確かに後々までつながる方向性で、この先ずっと付き合っていくものになります。
だからこそ、あんま失敗したくはないですよね。
んで。
途中で自分が飽きちゃうようなテーマやジャンルも選びたくない。
その気持ちは結構わかりますw
じゃあどうしたらいいのか?って言うことですが、僕が考えるジャンルやテーマの選定方法は、2種類あって「ゴールから逆算するか」「入り口から突っ切るか」
この種類だと思っています。
そこから決めたらいいんじゃないかな。
ゴールから逆算する
このゴールから逆算するって言うのは、いわゆる王道の方法ですね。
どう言うことかと言うと、ブログのジャンルやテーマを決めるときに、「儲かりそうか、もうからなさそうか」
ここから決めるってことです。
例えば、ブログのジャンル的にコンプレックス系と呼ばれるものは、よく儲かりやすいなんて言われます。
それは悩んでいる人の多さや、悩みの深さなどから、「購入までの距離」が非常に近いからと言われています。
脇の匂いが臭ければ、すぐに治したいと思うだろうし。
薄毛で部下から笑われているのであれば、一目散に隠したい。
そしてそれを公に伝えることはできないので、インターネットというパーソナルな空間で情報を調べたくなるため、購入までの距離が近いってことです。
なので、コンプレックス系がよく「儲かりやすい」なんて言われているブログのいちテーマだったりするわけですね。
商品からブログテーマを考えるのもあり
当然こういったコンプレックス系の商品というゴールから逆算して考えてみると、悩んでいる人が多いため、アフィリエイト商品なんかも充実しています。
また、悩みが深ければ深いほど、より値段が高かったとしても売れていってくれるため、アフィリエイト単価も良かったりするので、一般的には「儲かりやすい」と言われる所以ですね。
テーマやジャンルがまだ定まっていない。
そんな場合は、このゴールから逆算して、「その商品が売れるためには?」という視点からブログのテーマやジャンルを絞っていくと、決めやすくなるかも知んないですね。
そのために、aspなんかに登録しておけば、商品というゴールが見えて来るので、aspに登録して商品から決めていくといいんじゃないかなと思います。
参考記事:「ASPとは?ASPって何?意味や登録方法など徹底解説!」
入り口から突っ切る
この入り口から突っ切るという方法ですが、先ほどのゴールから逆算するっていうのが、いわゆる「商品」から儲かるかどうか、を基準に考えていたのに対し、こちらの一口から突っ切るというのは、「好きなこと」ということを基準にブログのテーマやジャンルを絞っていく方法です。
いわゆる「好きなことで生きていく」
っていうようなyoutuberのキャッチコピーを体現したテーマやジャンル選定法ということ。
電子機器が好きなのなら、スマホやタブレット、pcなど。
これらの使用感をレビューしていったらいいし。
ゴルフが好きなのなら、ゴルフのことをブログに載せていったらいい。
これが「儲かるかどうか」を考える必要は一切なくって、好きなことを貫いていくのが、こっちの入り口から突っ切る、というパターンです。
好きなことで記事を書いた方がストレスフリー
先ほどとの違いは、ゴールから逆算するっていうのは、いわゆる「ゴールである商品」にポイントが当たっていました。
どちらかというと、この入り口から突っ切る、というのは商品ではなく、「ブログ」に焦点が当たっています。
前者が、商品を売るために記事を書いていくのに対して、後者は記事を書いていくことが楽しくて、結果的に商品が売れている。みたいな。
だから、こっちの方が好きなことをテーマやジャンルにしているため、記事にしていくときにストレスフリーな気がします。
好きなことがない人はどうすればいい?
んでね。
今回の質問でもあったように、「好きなことがありません」っていう人っているんですけど、絶対そんなことない。
それって結局、社会の荒波や世間の常識、ルールみたいなのと触れ合っていったときに、隠さざるを得なくなっていったものなんですよね。
だから、「好きなことがない」ということじゃなくて、「好きなことを忘れてしまった」だけにすぎません。
ほぼ90%がこのパターンです。
だって。
小学校の時は、ゲームやらカードやら。漫画やらにはまっていたでしょうし、外に出かけて泥まみれになって帰ってきたでしょう。
そうやって、時間も忘れるぐらい熱中して遊んでいたわけですから、何かしらで「好きだった」というものは誰しもにあるはずなんですよね。
でも、ことブログのテーマということになると、「それって結局稼げないだろう」とか。
「それを更新しても誰も気にしていない」なんて思って、好きなことをブログのジャンルにすることへ、ブレーキをかけてしまっている。
要は「隠している」ってことなんですよね。
マネタイズできないブログのジャンルはない
でも間違い無いのは、どんなジャンルやテーマであったとしても、マネタイズできないジャンルってありません。
今あげた「ゲームや漫画」でさえ、全然美味しいジャンルですし、報酬のいいアフィリエイト商品も数え切れないぐらいあります。
また、もし最悪商品としてアフィリエイトできるものがなかったとしても、アクセスさえあればグーグルアドセンスといったマネタイズもできるため、「なによりアクセス」を集めることが、一番大切。
そのアクセスを呼び込むために、「記事更新」をしていくことが大事なのであって、その記事更新をする際に、楽しく無いことを更新していこうとは思えませんよね。
だから、「入り口から突っ切る」という方法で、ブログのテーマやジャンルを決めていって全然構わないってことです。
それがお金になる、お金にならない、なんて今はまだ考える必要はなくって。
そしてアクセスさえ集まってしまえば、それって必ずお金に変わっていく種なので。
より「好きなこと重視」ということであれば、入り口から突っ切るという方法で、ジャンルやテーマを決めていってもらえればなと思いますね。
終わりに
んで。
今お伝えしてきたのは、これから始める方のためのブログのジャンル選定方だったわけですが、今もうすでに始めていて、でも方向性がわからなくなっている、って方もいるかと思うんです。
そういうケースの場合は、抽象度をあげちゃっていいんじゃ無いかなって思いますね。
その抽象度っていうのは、ゴールから逆算するという方法で、稼ぐためにコンプレックス系のテーマをブログに選び、ニキビとかを専門的に扱ったブログを作っているとして。
そこから「もっと好きなことを更新したい!」っていう欲求が湧いたのなら、そのニキビブログの抽象度をあげてしまって、「ニキビ→健康」っていう形でブログの情報発信レベルをあげていけば、伝えられる情報の幅が広がります。
そうして好きなことを書く記事を書けるような方向性を考えていくことでもいいと思いますし、または新しくブログを立ち上げるっていう方法でもいいかと思います。
テーマやジャンルの方向性を見誤ると、その後って自信を持って活動できなくなるんで、方向性がわからなくなった時はいつでも聞いて欲しいなと思いますね。