「ブログのカテゴリーに関しての質問です。今現在ブログを作っているのですが、カテゴリーはどのように作り分けて行ったらいいのでしょうか。」
そんな質問を以前いただきました。
結構このカテゴリーに関して、勘違いして作ってしまっている方が多くって。
また、雑多ブログに多い印象なんですが、思いついて書いた記事が、今まで作ったカテゴリー内になかった場合に、新しくカテゴリーを増やしてくみたいな作り方もよく目にします。
でも本当は、記事ありきでカテゴリーを作るんじゃなくって、カテゴリーありきで記事を作っていくんですよね。
それが正しいブログの作り方です。
カテゴリーありきで記事を書いていく
記事ありきでカテゴリーを作るんじゃなくて、カテゴリーありきで記事を作っていく。
これがどういうことかっていうと、まずそもそもブログっていうのは、1つのことを「より細かく解説する」ために作り込むものです。
例えばの話。
映画のブログを作ったとした場合に、「映画」っていうのをより細かく解説しようとしたら、アクション、SF、コメディ、ホラー、、、、。
みたいなに映画と一言でいってもいろんなジャンルがありますよね。
それらのジャンルを総じて「映画」っていう風に言うわけです。
とすると、ブログのトップページが「映画」というものにして、映画のことをより細かく伝えるブログとするのなら、噛み砕いた「アクション」「SF」「コメディ」「ホラー」
こう行ったのが、カテゴリーに組み込まれていくわけです。
そうすると、各カテゴリーの中で、記事が充実して行った時に、「アクション」や「SF」「ホラー」などの映画のレビューが連なっていると言うことで、総じて「映画ブログ」というトップページが評価されていくんですね。
そして、ホラーというカテゴリーを充実させるために、「呪怨」や「着信アリ」を見た感想やレビューなどを「ホラーカテゴリー」に追加していき、各カテゴリーを充実させていく必要が出てきます。
そうして各カテゴリーが充実してくることによって、相対的に「映画ブログ」というトップページの評価も高まっていくため、記事ありきでカテゴリーを作るんじゃなくて、カテゴリーありきで記事を作っていく必要があるっていうことなんですね。
本のブログだった場合
また別のたとえで言えば、「本のブログ」というものがあったとします。
これは自分自身で本を読むのが好きで、その本を紹介していく、みたいなブログだった時に、作っていくべきカテゴリーは「サスペンス」「短編小説」「ビジネス書」のように、本の中のジャンルでカテゴリーを作っていくことになります。
それもそのはずで、「本」というものを解説していくためには、より深く掘っていく必要があります。
そして本というものをより深く掘っていくためには、本のあらゆるジャンルを網羅する必要があるため、「サスペンス」「短編」「ビジネス」というように各本のジャンルをカテゴリー化していき、
その本のジャンルに適したタイトルで、記事を書いていくことになるわけです。
ビジネス書というカテゴリー内であれば、「金持ち父さん貧乏父さんを読んだ感想」みたいな記事が入ってくるわけで。
「短編」というカテゴリーであれば、芥我が龍之介の羅生門が入ってくるかもしれない。
いづれも「本」というものには変わりなく、本というものをより細かく解説していくためには欠かすことのできない要素となるため、カテゴリーという形で分けて、そのカテゴリーを充実させていくために、記事を執筆していくのがブログの構築方ということになります。
リアルビジネスではこのカテゴリー方法が応用されている
このカテゴリーの作り方っていうのは、本屋やアマゾンサイトなんかを見てもらうとすごくわかりやすくて。
僕らが普通に買い物している場所では、基本的に「どこに何があるか?」瞬時にわかるようにするため、各ジャンルごとに分かれて展示されています。
本屋なんかでもそうですよね。
「漫画コーナー」「雑誌コーナー」「ビジネス本コーナー」というように、わかりやすくジャンル分けされていると思います。
アマゾンでも同様ですね。
これは、わかりやすく、求めているものを手にしやすくするためになっているものであり、逆にこれらのジャンルが充実しているからこそ、「お店」として成り立っているわけです。
これはブログでも同様のことで、各ジャンルごとのカテゴリーが充実しているからこそ、そのブログへドメイン力がつき、情報を細かく網羅しているからこそそのブログへ信頼が寄せられるわけです。
当然このブログでも同様で。
このブログの場合「ネットビジネス」という部分が大きな枠を締めるので、そのネットビジネスを網羅するために、「転売」「せどり」「アフィリエイト」「ブログ」「メルマガ」という形でカテゴリーを作成し、その各カテゴリーを充実させるために記事を執筆しているわけです。
3クリック以内で全記事へアクセスできること
また、ブログの構築の中では、「2〜3クリック」で全記事アクセスできるような動線を作っておくと良い。という風に言われます。
まあ、これが実際にSEO的に絶大な効果があるか?って言われると誰も証明することができないので、難しいところではありますが、ほとんどの検索上位に上がっているブログやホームページではおよそ「2〜3クリック」だけで、全記事アクセスできる動線が作られています。
「トップページ」「カテゴリー」「個別記事」
およそこのように3クリックまでで、見たい記事へとアクセスできるため、前出したように「求めているもの」を見つけやすい構築とすることができます。
また求めているものが見つけやすい、ということはそれだけ滞在時間が伸びることにもつながり、直帰率が下がることにも繋がるため、SEO的にもいい影響をもたらすと言われる所以だったりします。
そして、何よりグーグルのクローラーがブログを徘徊した時に、非常に徘徊しやすい内部SEOとなっているため、インデックスされやすい構築になっています。
これらの理由から「SEO的に有利」とされているわけですが、どちらにせよ「訪れたユーザーが見やすい、見つけやすい」に越したことはないので、2〜3クリックまでで全記事アクセスできるような動線をするといいと言われています。
トップページ→カテゴリー→個別記事
そのような動線をどう作っていくのか?っていうと先ほどから解説している「カテゴリー」がその役割を果たすわけです。
映画ブログというトップページが存在し。
カテゴリーの中にある「SF」というジャンルが存在し。
その中にある「スターウォーズのレビュー」を見ることができる。
映画ブログというトップページが存在し。→1
カテゴリーの中にある「SF」というジャンルが存在し。→2
その中にある「スターウォーズのレビュー」を見ることができる。→3
という流れになるので、合計3クリック。
だからこそわかりやすくシンプルな構造となっているので、今現状である検索上位のサイトはほとんどのこの構造でカテゴリー化しているわけです。
まとめ
つまりまとめると、
カテゴリーとはブログのトップページをより細かくまとめるもの。
記事ありきでカテゴリーを作るんじゃなくて、カテゴリーありきで記事を作っていく。
見つけやすくするためにカテゴリーで分けることで、SEO的にも効果がある
このように言えるんだと思います。
ですから、適当に思いつきでカテゴリーを作ってしまうのではなく、「どんなことを伝えるブログなのか?」ということをまず考えていき、その上で「どう伝えたらわかりやすいのか?」という部分を考えていく。
そしてもうお分かりだと思いますが「どう伝えたらわかりやすいのか?」がいわゆるカテゴリーとなっていくわけですね。
ぜひ訪れたユーザーたちが見やすくわかりやすいブログを作って行って欲しいなと思います。