たった1つの準備をするだけで記憶力を2倍もアップさせる方法とは

タイトルにもある通り。

覚えたいことや勉強、インプットをする前にあることをたった一つだけやることによって、2倍も記憶力が高まり、さらにその記憶したものが時間が経っても忘れづらくなる方法があったのでシェアしたいと思います。

まずは結論から。

何をすれば、2倍も記憶力が高まるのかっていう話ですが、これは記憶する前に「興味のあるものに触れる」ということ。

もっと言えば、興味のあることに対して疑問を持ってから、インプットを始めるということ。

理由

なんでこれだけで興味が湧くのかっていうと、人間の脳っていうのは、「好奇心」が非常に密接に関わって来ていて。

好奇心があることや、興味が湧いていることっていうのは、脳が情報を色々と求めているため、大きく記憶に残るようにできています。

子供が物覚えが早かったり、記憶力がいいというのは、「好奇心」にあふれているため、その情報をいろんな角度から取り入れようと脳が活発に働いているため。

ただ大人になるにつれ、「好奇心」があるものだけを学ぶことはなかなか難しくなるし、「仕事のため」ということで興味がない分野も学ばなくちゃいけなくなる。

そうなった時に好奇心が刺激されていないため、脳は情報を多く取り入れることができず、「記憶力アップ」につながらないというロジック。

だから、何かを記憶して行きたい場合は、うまく「好奇心」を向上させアップさせることが大切になってくるということ。

根拠

その根拠となるのは、2010年のカリフォルニア大学の実験が元になっていて。

これがどういう実験をしたのかというと、全く見ず知らずの人の「顔写真」を見せて、覚えてもらうということで被験者を集め、記憶力に関する実験を行いました。

被験者を2つのグループに分けて実験を行い、1つ目のグループは「そのまんま」記憶してもらうというグループ。

もう1つのグループは、なぞなぞに近いような、好奇心を煽るような問題を出して、それを考えてもらいながら顔写真を覚えてもらうという方法をとったグループ。

その結果、記憶力に関してどのような違いが出たかというと、そのまんま見ず知らずの人の顔写真を見せたグループと、「好奇心を煽るような問題」を出されながら顔写真を覚えたグループとでは、記憶力に2倍もの違いがあることがわかりました。

しかもこの実験によると、その記憶した物事は、翌日になっても2つのグループによる記憶力のスコアは埋まることはなく、「好奇心を煽るような問題」を出されながら覚えたグループの方が記憶力は継続してアップしていたことがわかりました。

応用方法

つまりどういうことかというと、記憶力をアップさせたい場合というのは、好奇心がキーになってくるということ。

そして、最初から好奇心が刺激されている場合は、そのまま記憶しても、脳は情報を多く取り入れようと活発化し、記憶を司る海馬が発達しているため、記憶に定着しやすいということ。

一方で、「好奇心が刺激されない」情報を学ぶ際には、一回好奇心が刺激されるようなものに触れたり、「問題」を抱えながらインプットすることによって、好奇心が意図的にでも刺激されるため記憶力アップにつながるということなんですね。

この「好奇心」ということが、脳にとっても、そして脳のパーツである海馬にとっても重要な役割なので、好奇心を持つということが大切ということ。

そしてこの興味や好奇心は人によって色々なジャンルがあるわけです。

そのため、どういう風に、記憶力アップにつなげていくのか。

僕の1つの応用方法をお伝えしておくと。

僕の場合、興味があったり、刺激を受けるポイントというのは、「怖い話」「歴史」「偉人伝」「都市伝説」「テクノロジー」だったりします。

あとはビジネス的な「マーケティング」であったり、「コピーライティング」だったり。

こう言った分野に興味があるため、「何か記憶させたい」と思う分野をインプットする時は、上記の興味のある分野に触れます。

最近あったのでは、「英語を記憶したい」と思うんだけど、なかなか好奇心が刺激されない。

そこで、僕の好きな歴史と絡ませながら「太平洋戦争において、日本が劣勢になったきっかけは何?」ということを見た後に、英語を勉強しました。

やっぱり、歴史や戦争なんかは僕の好奇心がすごいある分野なので、興味をそそられますし、そのおかげでカリフォルニア大学の研究にある「疑問」を持ちながら学んでいけるため、結構覚えられるような気がしています。

疑問を見つける方法

さらにもう1つ記憶力をアップさせるために、このカリフォルニア大学での研究を加速させる方法を伝えておくと。

「どうやって好奇心がある分野で疑問を持つのか」

っていうのがキーパーソンだったりします。

パッと見つけられるものじゃないといけないし、自分が興味のある分野の方が「より知りたい」と感じられる。

そこで僕がよく使うのは、youtubeやブログなどですね。

youtubeなんかでは、「サムネイル」で結構煽ってきます。

煽るって言い方はよくないかもしんないですけど、「これ知りたいな=動画見たいな」っていうサムネイルが結構頻繁にあります。

これを利用して、「これ知りたい!」っていうサムネイルを見てすぐに記憶したい分野を勉強してインプットする、っていう方法は結構やりますね。

これはブログも同様で。

最近あったので言えば、「脳の構造を飛躍的に高める方法」みたいなサムネイルがあったので、それを見て「知りたいな」って感じた直後に英語を勉強するってことはやってました。

「興味のある分野で疑問を持つ」

っていうのを見つけるためには、結構ブログやyoutubeっていうのはおすすめです。

すぐに見つかりますし、インプットして記憶した後は、その答えも知れるため、好奇心が刺激されますし。

結構簡単に記憶力をアップさせることができる記憶方なので、ぜひ使って見るといいんじゃないかなと思います。