積ん読を消化するために効果的な3つのテクニック!

今回はタイトルにある通り。

「積ん読」を消化するために効果的なテクニックをメンタリストのDAIGOさんが紹介していたので、それをシェアしておこうと思います。

これには僕としても納得で、それぞれにきちんとした心理学のテクニックが隠れているので、かなりお勧めだと思います。

僕自身もこれから活用していきたいテクニックですね。

その積ん読を消化するためのテクニックが

  • 目次を読む
  • 各見出しの冒頭を読む
  • 各見出しの結末を読む

たったこれだけ。

なんかややこしい感じがするかもしれませんが、要するに目次を読んで、その後に「見出しの最初と最後」だけを読めばいいので、かなり簡単に行うことができ、なおかつ積ん読を効率的に消化することができるので、おすすめです。

3つの根拠

では、なぜこの3つのテクニックが有効的なのか。

これを解説していくと、主に3つのポイントをうまくこの積ん読を消化する方法では、突破しているからなんですね。

その1つ目が「ハードル」

ハードルを下げる

これはよく言われることですが「取り掛かり」のハードルは低いに越したことはありません。

ハードルが高いとそれだけで取り掛かる労力が大きくなるため、挫折する可能性は当然高くなります。

だからこそ、ハードルはなるべく低めな方がいいわけですが、これは結構誰でも知ってる。

ただ、結構厄介なのは「中級者」になりたい人っていうのは、「ハードルをあえて高め」に設定しがちなんですね。

そのことによって、自らあげたハードルに押しつぶされるようになって、積ん読を消化することができない、っていう自業自得のような状態を生んでしまっています。

これは中級者だからとか、本を読むことに慣れているとか、そんなことは関係なく一律に人間は「めんどくさがり」であり、それはどの人間においても共通しているということ。

【ハーバード大学式】良い習慣を楽に身につける方法とは。

この記事でも紹介していますが、ハーバード大学の教授でさえ、めんどくさいと習慣に抗えなかったりしています。

ただこの「取り掛かるまでのハードル」を下げ、「手間を20秒縮める」だけで、驚くほど簡単に習慣化することができたと語っています。

このように「ハードルを下げる」というのは、初心者においても中級者においても重要で、「とっかかり」は低いに越したことはないということが、この積ん読の消化にも言えるわけです。

興味づけ

その上で人間というのは「自分にとって興味のあるもの」以外、知ろうとはしません。

駅前でティッシュを配っている人がいても、大半はどこのお店のティッシュなんて知ろうとはしないですし、興味さえ持たない。

積ん読においても同様で、手に取った瞬間というのは「興味づけ」がなされている状態ですが、一度積ん読をしてしまうと興味は薄れていき、全く興味がないものへと消化していってしまいます。

ですから、今一度興味づけを施すことが必要になるわけですが、そこで目次を見ることによって本来は「内容を知りたくて買った本」んわけですから、その記憶を思い出させてくれます。

そのことによって今一度「これ知りたい!」と興味づけが行われるため、読むための動機を引き立ててくれるのが上記で伝えた方法だということ。

それが自然とできているということですね。

ゲシュタルトの構築

そして3つ目の根拠はゲシュタルトの構築です。

ゲシュタルトっていうのは、わかりやすく言えば「全体像の把握」という意味で捉えてもらって構いません。

僕らは基本的に全体像を把握していないものに対して「理解」をすることができません。

僕らがいつも新宿駅で迷ってしまうのは「新宿駅」という地図が頭の中で、把握できていないためです。

(理解できないほど複雑なのも問題ですが)

要するに、全体像を把握した上で、取り掛かると、ゲシュタルトが構築されているため、内容がスムーズに理解できるということが言えるわけです。

このことを解説するときに僕がよく思い出すのは「パズル」で。

このパズルがゲシュタルト構築の代表例です。

パズルといえば、1000ピースなどからなる、1つのピースを重ね合わせ、1つの絵を完成させるものです。

ただこのバラバラのパズルは、1つ1つは細かすぎるため「どこに当てはまるか?」を想像するのが難しくもあります。

だからほとんどの人が「完成図」を見ながら、それと照らし合わせて1つ1つの小さなパズルを当てはめていくでしょう。

さらには基本的に、わかりやすい「端の方」から埋めていくと思います。

この「外枠」や「完成図」というのがいわゆるゲシュタルトを構築することにつながっており、パズルに関しても「完成図」を把握しているからこそ、「1つ1つのピースの位置」を推測することができるわけです。

読書に関しても同じで、目次とはいわば「本の完成図」です。

その本の完成図を一度見ることによって、見出しというパズルで言うところの「1つのピース」の位置がわかり、本で言うところの「意味」がわかるため、より理解を深めることにつながるということ。

だからこそ目次を見て、見出しの最初と最後を見ることが重要だということなんですね。

まとめ

  • 目次を読む
  • 各見出しの冒頭を読む
  • 各見出しの結末を読む

つまり方法をまとめてくと、この3つの順序で行うとうまく積ん読を消化することができます。

その根拠としては3つ挙げられ、

  • ハードルを下げる
  • 興味づけ
  • ゲシュタルトの構築

これらが自然となされているため、うまく積ん読を消化することができるというわけです。

ぜひうまく活用して、眠っている本を読んで昇華させてあげてください