タイトルにある通り。
ハーバード大学式の良い習慣を身につける方法を知ったので、今日はそれをシェアしようと思います。
その方法はいたってシンプルで誰だって簡単に真似ることができるもの。
その方法というのが「手間を20秒だけ省く」というもの。
逆に言えば、悪い習慣を断ち切りたければ、「手間を20秒間だけ増やす」ということをすることで、同様の効果を身につけることができるわけですね。
根拠
これは幸福優位の7つの法則などで有名な、ハーバード大学のショーンエイカー教授という人が、提唱しているもので。
人というのは、手間がかかればかかるほど、めんどくさく感じ、手間を感じなければ感じないほど、スムーズに物事に取り組めるというもの。
だから、良い習慣を身につけたければ、20秒だけ取り組み始めるのを早めにする工夫をし、悪い習慣を断ち切りたければ20秒だけ取り組み始めるのを遅くする工夫をする。
そうすることで、良い習慣を早く身につけることができ、悪い習慣を止めることができるというのが、ハーバード大学のショーンエイカー教授が訴える理論です。
これを体現したショーンエイカー教授の話で、「ギターの話」というのがあります。
これはショーンエイカー教授が「なんとかギターを始めたい」と思い、買ったは良いものの、押し入れに入り込んでいてなかなか続けることができなかった時。
「20秒は止めることはできないだろうか」と、手間を省くことを考えます。
そこで考え付いたのが、「いつでもどこでも家中手に取れる場所にギターを配置しておく」という方法。
僕らの感覚で言えば、「リビングのど真ん中」にギターを置いてしまうということだと思います。
こうすることによって、ギターをやろうと思ったが「押入れから出すのめんどくさい」という葛藤がなく、すぐさまギターを手にとって練習できるため、やりたいことに従事できるという話があるわけです。
つまり、「手間」というものを人間は極度に嫌い、この手間があることによって「めんどくさい」という感情が生まれる。
もし仮に良い習慣を身につけたいのであれば、「手間をどれだけ省くか」がポイントになり、逆に悪い習慣を断ち切りたいのであれば「手間をどれだけ作れるか」がポイントになってくるということです。
応用方法
この話を聞いて「確かに」と思った僕は早速取り入れてみました。
まずはこの代表的なブログ。
このブログも「徹底的に無駄を省けないか?20秒ルールを適用するとしたら?」という点で色々と考えました。
そこで浮かんだのが「画像、見出しタグ、URL」
この3つ。
画像というのは、ブログを書く際にいちいち画像を引っ張り出してきて、ブログ内に差し入れするのはだいぶ億劫で時間がかかってしまうもの。
もちろんそれによって読者は見やすくなるのかもしれないが、「ブログの更新」という観点から見れば、だいぶ手間になっている形でした。
「手間を省く」という観点から、「もう画像はいらないだろう」と画像を差し込むことをやめました。
画像ではなく文章で、言いたいことや知りたいことが伝われば十分。
それが僕の中でブログという習慣を作り上げることにおいて「手間を省き、取り組み始めるハードルを低くする」ことに直結していたからです。
そしてもう1つが、「見出しタグ」
ブログをやっている人であれば、熟知していると思いますが、「見出しタグ1」というのがいわゆるブログタイトル。
「見出しタグ2」というのが、これまで羅列した「根拠」だったり、「応用方法」といったタグ。
この見出しを考えるのも、結構時間のかかる作業です。
これを考えることで、手間がかかり、ブログの更新頻度が落ちたり、めんどくさくなったら元も子もないと感じたため、もうかなり大雑把な見出しで行くことにしました。
当然これはきちんと考えた見出しの方が、SEO的にも有効に働くと思います。
ただベクトルはそこではなくて、習慣として身につける上で「どちらの方が続けられるか」にベクトルをおくのであれば、「見出しは簡素で良い」というのが僕の結論でした。
当然きちんと考えた方がいいことには良いですが、それが理由で「ブログ更新するのめんどくさい」となってしまうのであれば、簡素な見出しタグにして「更新し続ける」ことの方がよっぽど効果的だろう。
そう思ったのが理由で、見出しへのハードルを極端に下げ、良い習慣を身につけようと試みたわけです。
(最近の記事はそんなんばっかですが、これによってかなりブログ記事を書くハードルが下がりました。)
そして最後にURL。
まあこれも特段めんどくさいものではないですが、更新するまでの「手間」と考えたら、結構めんどくさいもの。
これも良い習慣を身につけるために、邪魔をしているものであれば、取っ払ってしまおう。
ということで、全てデフォルトのURLにしました。
ブログっていうのは、URLが元々振り当てられます。
それを個別記事ごとによって、変更することができるわけですが、僕は今まで全てのブログ記事においてURLを変更してきました。
なんかそっちの方がわかりやすいかなと。
ただ別にそれがSEO的に効果があることはそこまでないだろうし、同様に取り組み始めるまでの「手間」を考えたら、良い習慣を身につけることの方が優先順位が高いと判断しました。
こうやって、1つの物事に取り組む際に、必要なこととそうじゃないことを分け、「手間」を排除することによって感じたことは、「マジで続けやすい」ということ。
1つ1つに考える時間を取られなくなりましたし、気軽に書き始められるので(今回の例ではブログ)、行動までのスピードが格段に上がりました。
前までは1記事書いて「もういっか」って感じになってましたが、今は別に手間があるわけじゃないので、1日3記事とか苦もなく書いてます。
僕の場合は身につけたい習慣の例として、ブログをあげましたが、全ての物事において同様で「20秒早めるためには?」と考え、無駄を省くと同様の効果が得られるのだと思いますし、色々方法はあるでしょう。
(朝の運動時に着替えを玄関に用意しておく。というのも運動を習慣として身につけたいがために行った1つの方法ですし)
ぜひ活用してみると良い習慣を楽に早く身につけられるんじゃないかなと思います。