今回はタイトルにある通り。
「メンタル」に関して、面白いことを知ったので、それをシェアしておこうと思います。
メンタルを不安定にさせる3つの行為ということでタイトルにも付けましたが、結論から行ってしまうと
- 座る
- テレビを見る
- 昼寝
これら3つをし過ぎてしまうと、メンタルに悪影響があり、不安定な精神状態を作ってしまうことが分かっています。
- 座りすぎ
- テレビを見すぎ
- 昼寝のしすぎ
メンタル的には、この3つは絶対に避けたほうがいいですし、テレビを見ていなくてもスマホでネットフリックスやYouTubeなんかを見ていても同等なので、注意が必要です。
これをすればメンタルを安定させられる
ではまず根拠から。
これはハーバード大学が行った研究がもとになっていて。
この論文ではおよそ10万人のもの人たちを対象にして、100種類以上のファクターをかけ、「どういった行為が精神的に悪影響をもたらすか?」といったことを調査していきました。
この100種類以上のファクターをかけ被験者に試してもらい、メンタルの起伏を測定していったわけですね。
- 座りすぎ
- テレビを見すぎ
- 昼寝のしすぎ
そうして神経症的傾向や抑うつレベルが高く、悪影響があるトップ3として挙がったのが、上記の3つだった、ということです。
タイトルや冒頭では、「悪影響」ということで3つの行動を紹介したわけですが、逆に「もっとメンタルに良い影響をもたらすものは」ということもこの論文では提示していて。
それが「社会的なつながり」であることもわかっています。
社会的なつながりというのは、主に2つの要素から成り立っていると、この論文では提示されていて。
- 深刻な悩みをどれだけの人に打ち明けられるか
- 親友や家族など、近しい人とどれぐらい会っているか
それがこの2つ。
よく言われる「友達が多い」だとか、「SNSのフォロワーが何人」だとか、「社会的活動をどれぐらいしているか」だとか。
こういったことが社会的なつながりとして定義されているのではなく。
言い換えると「本当に深い関係性を持った人がどれぐらいいて、その人とどれぐらい会っているのか」
これが神経症的傾向や抑うつレベルを下げてくれ、メンタルに良い影響を与える、ということがこの論文では言われています。
別の論文なんかでは「人間関係」が人生に対する幸福度を決める、といった論文もあり、このハーバード大学の論文は「社会的なつながり」としてほかの論文をより分かりやすく「かみ砕いた内容」ということが分かります。
だから、今一度「心に問い合わせてみて、どれぐらい深刻な悩みを打ち明けられる仲のいい近しい人がいるか、その人や家族にどれぐらい会っているか」
メンタルが不安定な人は、これを考えてみるといいと思います。
座りすぎ
では今一度、本題のほうに話を戻して。
振り返ると、メンタルに悪影響をもたらす3つの行動とは、
- 座りすぎ
- テレビを見すぎ
- 昼寝のしすぎ
この3つでした。
んでね。
辞書的に解説しても面白くないので、ここからは僕の体験談を交えて解説しようと思いますが、振り返るとこの3つって「確かに」って思える行動だったりするんですよね。
まずは座りすぎの話から。
実はこの「座る」という行動は、うつ病のリスクが高まる、ということは以前から言われていたんですね。
この記事でも書いていますが、ディーキン大学の研究でも同じことが言われています。
この記事を見た後に、座りすぎに関しては、今では「スタンディングデスク」を取り入れてますが、当然以前まではイスに座って仕事やら作業やらをしていました。
でもね。
当時までは「座りと立ち」で比較することってできなかったんですけど、やっぱり、座っているとどんどんとモチベーションが下がって、気持ちがダレてくる感覚があるんですよね。
一方で。
立っていると、ほぼ「体を動かしている状態」に近くって。
運動していて「あぁ~。寝たいな」ってダラけることってないじゃないですか。
その感覚と一緒で。
うつ病や神経症的傾向は少ないと自負してるんですが、モチベーション的にもかなりの違いがあるなって、座りすぎをやめてから思いますね。
結構納得の研究結果だったりしました。
テレビや動画の見過ぎ
続いてテレビの見過ぎ。
これに関しても、鶏が先か卵が先かって話になっちゃうんですが、当然だらだら過ごす日もあります。
「だらだら過ごすぞ」って決めて、だらだらするのならいいんだけど、「今日はあれをやろう!」って思ってたのに、だらだらしちゃうときもある。
んで。
そうなったときって、絶対やってることが「スマホで動画を見る」っていうことなんですよね。
僕自身ほぼテレビを見ないので、スマホオンリーですが、本質的には全く同じことです。
で。
この研究でも示唆されていますが、「能動的」に動画を見る分にはまだよくて。
一番まずいのが、惰性的に見てしまうこと。
要するに「受動的」に見ちゃうことで、わかりやすく言うなら、YouTubeなんかの「関連動画」がそれに値しますね。
そして。
「だらだらする」ってときに限って、この関連動画とかを見すぎる傾向が強いなって、振り返ると思います。
んで。
当然なんですが、動画を見終わった後も活力がわいているわけでもないし、すっきりした感覚もない。
どよーんとした感情が残って「無駄な時間を過ごしたな」って罪悪感だけが残る。
この動画の見過ぎに関しても、やっぱりメンタル的に悪影響なんだなって、実体験から感じますね。
昼寝のし過ぎ
これもめちゃくちゃ実体験に当てはまって。
サラリーマンの時。
なかなかない休みの中で、休日は疲れまくって寝るわけじゃないですか。
でも、体のリズムがあるから、会社に行く時間には起きてしまう。
そこから朝ご飯を食べながら、ぼーっとしている。
でもやっぱりまだ疲れているし眠たいから、昼過ぎになって2度寝をしてしまう。
その後起きるのは3時とか4時。
んでその日を振り返って、「今日を無駄に過ごしてしまった」って思って罪悪感にかられる。
そんなときがサラリーマンのときは毎回のようにありました。
当時は「時間を無駄にした」という罪悪感から沈んだ気持ちになるって思ってましたけど、今考えると、この「昼寝しすぎ」が影響だったんだなって思えます。
当然、適度は昼寝は効率的です。
記憶力も挙げ、疲労物質を取り除き、いい影響を与えます。
この記事で紹介しているリヨン大学の研究がその証拠。
でもそれは10~20分、行っても30分の話で。
1時間とか2時間の昼寝は寝すぎで、メンタルに悪影響を与えます。
実体験を振り返っても、納得の一言で、ぐうの音も出ない感じでした。
まとめ
ちょっと長くなってしまったので、最後にまとめておくと。
メンタルに悪影響を与える行動とは
- 座りすぎ
- テレビの見過ぎ
- 昼寝のし過ぎ
この3つ。
どれも私生活においてやってしまいがちであり、1つ1つ単体でさほど効果がないと思っているものなので、見落としがち。
ただ身近な中に、僕らのメンタルに悪影響を与え、神経症的傾向や抑うつレベルを高める習慣が眠っている。
メンタルを安定させたいのであれば、上記3つをやめ、社会的つながりを高めることが重要。
まとめるとこんな感じですね。
ぜひ参考にどうぞ。