誰も見ないブログを超人気オウンドメディアに変える方法とは。

今回はタイトルにある通りなんですが、以前メルマガ読者の方から「これからブログを始めようと思うのですが、私なんかが発信した内容を見てもらうことなんてあるのでしょうか」ってな質問をもらったんですね。

これは先に結論から言ってしまうと、普通の人の一般的な「日記」なんてブログは残念ながら誰もみません。

基本的に、SNSなんかが発達した今、情報が溢れていて、「自分にとって役に立つ情報」以外、誰も気にも留めません。

だから、日記ブログを始めようっていう人は、ちょっと注意が必要で、誰も見ないけれどそれでもやりたいっていう人なら止はしませんが、基本的には「特化型ブログ」を始める必要があると思っていて。

何かしらに特化した「専門サイト」を立ち上げることをおすすめしますね。

日記ブログは誰も見ない

まずはじめに、先ほども少し触れましたが、絶対にブログ運営で初めてはいけないのは「日記ブログ」です。

そもそも芸能人でもない僕らのような一般人の日記なんて誰も見ようとはしません。

だから、かなり昔に流行った日記ブログなんてものを今から始めようっていうのは絶対にお勧めしません。

もちろんね。

目的が何か?っていうことにもよりますよ。

日記を書いて、承認欲求だとかを満たしたいのであれば、全然いいと思うし、ブログを書いても誰も見てもらえない状況をよしとするのならいいと思います。

それこそ、「備忘録」的に活用して、自分だけのノートとして活用するのなら、全然ありだと思います。

これは目的が「誰かに見てもらう」ということではないので、目的と手段がマッチしているケースですからね。

ただ一方で「ブログで稼ぐ」ということを目的としている場合、「誰も見ないブログ」を運営していても、そこに金銭的価値は全くないわけで、ブログで稼ぐのであれば「何かしらの有益な情報」というものをなければいけないわけです。

もちろん、めちゃくちゃ面白い日常を送っている人であれば、日記ブログでもいいかと思います。

それこそ世界一周している人であれば、その日記だけで一つのコンテンツになるぐらいインパクトのあるものですし、「アフリカの部族に移住した」みたいな人の日記ブログであれば、ちょっと僕は読んでみたいなっていう感じはします。

(日本一周ぐらいだったら、もう、ちょっとコンテンツ的に弱い気がします)

ただ、そうではない一般的な日常を送っている人の日記なんて、今やだれも見ていないわけですね。

なので、目的が「ブログを活用してお金を稼ぐ」ということなのであれば、特異的な日常を送っていない限り日記ブログというのは、絶対にお勧めできないっていうことなんですね。

ブログ=オウンドメディアである

で。

ここでもう一つ絶対に抑えておきたいことは、ブログに対する定義の違いです。

一昔前だったら、ブログ=日記というような印象を持っていたと思います。

それこそアメブロだとか、そういうサービスが普及し始めて、個人の日記を綴るのがブログサービスという認識だったように思います。

ただそこから「個人の日記を綴る」という役割をSNSに譲り渡したブログが、今持っている定義というのは「特化型サイト」という役割でした。

これは「ワードプレス」というツールが登場したのが、大きな転換点だったと思いますが、ワードプレスが登場したことにより、「サイトが手軽に作れるようになった」ということがあげられます。

つまり何が言いたいのかというと、サイトとブログの定義があいまいになり、「個人の日記を綴る役割」がSNSに移行したことにより、ブログ=特化型サイトというブログの定義が定着した、ということなんですね。

だから、今「ブログで稼いでいる」という人の大半が、「個人の日記を綴る」ということでマネタイズしているわけじゃなく、個人が持っている情報やノウハウなどを提供して、アクセスを生むオウンドメディアを作っている、というのが正しい定義なんですね。

要するに、ブログ=個人の日記を綴るということではなく、今やもうブログ=オウンドメディアという認識が強くって、「専門サイト」と認識しておいた方が、誤解がないように思います。

誰かに見てもらうなら、役に立つ情報を

だからこそ、ブログで稼ぐということはつまるところ、「専門サイト=特化型ブログ」を構築する必要があるわけですね。

そもそも、誰かが知りたいことを載せない限り、そのブログ記事には価値が生まれないわけで、誰も知りたくもない「個人の日記」は、誰も見ようとはしないわけですから。

ただ。

ここまでを見ていくと、「誰かが見てくれるブログとは」ということの答えが少し見えてくるんですね。

その「誰かが見てくれるブログとは」ということの答えっていうのは、「役に立つ情報」です。

誰かにとって役に立つ情報というのが、そもそものグーグル検索の目的であり、ブログのほとんどが検索によるアクセスから流入するわけなので、「役に立つ情報を載せる」ことが、一番のポイントになってくるわけです。

だから、今回もらった質問の「これからブログを始めようと思うのですが、私なんかが発信した内容を見てもらうことなんてあるのでしょうか」という質問に対するアンサーとして一番適切なのは、「あなたが提供できる役に立つ情報は何ですか?」ということを見出していくことが、質問に対する答えなんだと思います。

その上で、重要になってくるのは、「こんな情報は誰も知りたがらない」というマインドブロックを外すこと。

これが一番重要になってきます。

正直、「こんな情報は誰も知りたがらない」なんてことは絶対にありません。

日本人口でいえば1億人以上いるこの日本で、誰かが感じた「疑問」というのは、どこかで誰かが同じように抱いているはず。

今回質問をくれた方が、「以前持っていた悩み」というのは、今もどこかで誰かが抱いている悩みなわけです。

その悩みに対して、「どのようにとらえ、どう解決していったのか」ということをブログに書くだけで、それは「誰かにとって役に立つ情報」になりえるわけです。

  • ダイエットの方法
  • 朝の目覚めをよくする方法
  • 目玉焼きをきれいに作る方法

こんな感じで、あなたが培った経験をいくらでも「役に立つ情報」としてブログ記事にすることはできるわけです。

それに対して日記ブログの

  • 水曜日の朝食
  • 今日の出来事
  • 宿題めんどくさい

こんな感じのタイトルと記事内容とがあったときに、どちらの方が見たいと思いますか。

圧倒的に前者の特化型ブログですし、おそらく後者は誰も見たいとは思いません。

だから、日記ブログではなく、特化型ブログを作るべきということなんですね。

そして、ブログというのは継続的に記事を投稿していくことが大切なので、「自分が書きやすいジャンル」ということが、書く上でストレスなくブログを運営することができるわけです。

だから、

  • ダイエットブログ
  • 睡眠ブログ
  • 料理ブログ

というように、ジャンルを専門的なものに特化させて、「このブログを見れば、○○のことが分かる」と、専門性を持たせ、一つのジャンルに特化させることが重要になってくるわけです。

まとめ

ということで、ちょっと長くなったので最後にまとめておくと。

前提として、ブログで稼ぐとは、日記ブログで稼ぐことを意味しているのではなく、ブログ=オウンドメディアという定義を新しく再定義させることが大切。

一個人の日記は、芸能人でもない限り誰にも見られることはない。

それは誰も興味を持たないため。

そうではなく、ブログで稼ぐとは、特化型ブログを作り、オウンドメディアを構築することを意味していて、その核にあるのは「役に立つ情報を記載する」ということである。

役に立つ情報と聞くと、専門的で高度な情報を書かなければいけないと想像しがちだが、前出した通り、

  • ダイエットの方法
  • 朝の目覚めをよくする方法
  • 目玉焼きをきれいに作る方法

こうした、情報でも立派な「役に立つ情報」となりえる。

その上で、一貫した情報をまとめたブログの方が、ユーザーに認知してもらえるため、「一つのジャンルに特化したブログ」の方が、運営しやすいメリットがあるため、特化型ブログを構築するのが、オウンドメディアとして価値が高まる。

まとめるとこんな感じですね。

ぜひ参考にどうぞ。