今回はタイトルにある通りなんですが、以前メルマガ読者の方から「これからアフィリエイトをブログで始めようと思っています。そのため新規ドメインこれから取得しようとしているのですが、参入するジャンルというのが企業などが行っていて競合が強いイメージがあります。ライバルが強いジャンルにおいて新規ドメインを取得して勝てるのかなという疑問がわいています。この部分に関してご教授いただけると幸いです」
ってな質問をもらったんですね。
なので今回はこれから始める上での新規ドメインで勝っていけるのか、収益化することは可能なのか。
この部分に関して解説していきながら、回答していきたいと思います。
新規ドメインのブログ戦略
まずはじめに。
新規ドメインとSEOの関係に関して知らない方のために説明しておくと。
新規ドメインというのは、新しく取得したドメインのことを意味していて、検索エンジンの評価においてドメインが強い弱いという判断がSEOの基準に入ってきていたりします。
要するに、長く運営しているブログというのは信頼というものがあり、新規ドメインというのは新しく出店したお店ということなので、信頼が積み重なっていないんですよね。
だからこそ、新規ドメインはブログ記事を更新しても、なかなか検索上位に表示されなかったり、アクセスが集まりづらいという結果になることがあります。
この部分を踏まえたうえで、「ライバルが強い」ということなので、尚更新規ドメインのブログだとなかなかアクセスが集まらないということが想定されるわけです。
この状況の中でどう攻略していくか?っていうと、何度もこのブログでは伝えてきていますが、基本的には「ズラシ」を行うことが新規ドメインのブログに対しては有効な戦略になりえます。
例えば、”転職”というキーワードでSEOを攻略しようとすると、新規ドメインのブログではどれだけ良質な記事をかいても、それを上回る記事やブログが存在してしまうので、埋もれてしまう可能性が高い。
よく”転職 やり方”というように複合キーワードで、ズラシを行うケースもありますが、ビッグキーワードとよくある単語を組み合わせるのも、基本的に検索需要が多いので、さほどずらせていないケースが多いです。
そうではなく「転職を考えている人が興味のあること」ということを考えていきながらズラシていく。
それはそもそも「転職」というキーワードでは検索しないかもしれないし、別のキーワードでの検索需要を考えた方がいいかもしれない。
これは良い例えではないですが、例えば「会社の愚痴」というコミュニティが存在していて、会社に不満を持った人が集まり、うっぷんを晴らすコミュニティがあったとしたら、そのコミュニティには転職需要っていうのは存在しますよね。
そもそも転職を考えている人っていうのは、マイナビだったりリクルートに登録している可能性も高いので、それらのプラットフォームで検索している可能性だってあるわけです。
こうやって「ズラシの幅」を考えていくと、色々と検索キーワードの候補っていうのは考えられるし、その候補キーワードっていうのは”転職”というキーワードやそれに付随する複合キーワードよりも、はるかにライバルの少ない市場で戦っていけるわけです。
そしてこのライバルが少ない市場で戦うことこそが、新規ドメインのブログでやるべきことっていうことなんですね。
新規ドメインでも収益化はできるのか
そして続いて。
もっと新規ドメインというところにフォーカスしていき、新規ドメイン=初心者でもブログアフィリエイトで稼ぐことはできるのか?っていう部分を見ていくと。
結論から言えば可能です。
というか全然問題なくできます。
僕自身ブログをもう何年も続けて運営していますが、これまでのアクセス状況や上位表示されているサイトなどの傾向を見ていると、本当に「質のいい記事」が上位表示される傾向にあります。
これは個人的な体感ですが、「やっている時間が長いから」だとか「ドメインが古いから」っていうことよりも「本当に正しく読者に役に立つ情報を載せているか」という中身本位なSEOに変わっていっている記事がします。
だから、ちょっと情報が古かったり、あまりテコ入れせずにリライトしていない記事の場合、検索順位は落ち込んでいく傾向にあるかな?って感じがしています。
つまりこれは裏を返すと、これから新しく新規ドメインでブログを立ち上げたとしても、本当に質の高い記事を書くことができれば、全然SEO対策することができるし、その労力に見合ったアクセスをもたらしてくれるっていうことなんですね。
だから、新規ドメインでも全く問題なくブログアフィリエイトを始めることができると伝えたわけです。
質の高い情報が重宝されている
ちょっと前までは、「歴が長く信頼されているブログ」が優遇されていて、上位に表示されているブログ記事がある程度長く上位表示されている傾向にあったなって思います。
それが先ほども伝えた通り「質の高さ」ということが重要なポイントになって、質の高さによってたとえそれが新規ブログであろうと、上位表示される傾向にあります。
当然「歴が長く信頼されているブログ」は、「質の高さ」も兼ね備えていることが多いので、上位表示されているブログというのは強いわけですが、その理由についてもっと深堀していくと。
やはり、SEO対策を行っていったときに、検索上位に表示される僕らのブログっていうのは、「グーグルの顔」になります。
そのグーグルの顔である上位表示されているサイトやブログが、質が低く情報が古かったりした場合、グーグルの評判が同時に落ちます。
なので、なるべく質の高い情報をグーグル側も表示させたいと考えている。
そしてもっと言うと、アクセスするユーザーやグーグルを利用するユーザーっていうのは、情報を第一に取得したいと考えている(キーワード検索する人はほぼすべてこっち)ので、サイトやブログを誰が運営しているか?ということは別に気にしていないわけですね。
サイトやブログを誰が運営しているか気にしていないっていうことは、「ドメイン歴」なんてもっと気にしていないわけです。
ドメインとはグーグル側が判定する”信頼度”の表れなわけですが、それ以外のところにおいて「この記事に乗っている情報は質が高い」と判断することができれば、ユーザーにとっては質の高い情報をゲットできた方がいいわけです。
こうした経緯があって、質の高い情報を載せている記事が、より上位表示されやすくなって、今まで慢心してきた記事っていうのは降格していっているのかなって感じます。
なので、もちろんドメインに信頼度がのっかっている方がいいことに間違いはないですが、新規ドメインだからと言って、これから全くアクセスが稼げず収益化できないか?っていうとそんなことはなく。
きちんとグーグルは「質の高さ」を見て判断してくれているので、質の高い記事を書くようしていくと、問題なく新規ドメインでも戦っていけると思います。
まとめ
ちょっと長くなったので最後にまとめておくと。
新規ドメインでも問題なくアフィリエイトブログで収益化することは可能で、アクセスを重ねることも可能。
それはグーグルの移行やユーザーファーストであることを考えると必然で、ドメイン力よりも質の高い記事を投稿している記事を上位表示させることは、グーグルの信頼にもつながるため。
ただ、競合が多いキーワードというのは、ドメインの信頼も高い上に、質の高い記事を投稿している割合が多いため、「ズラシ」をしていく必要性がある。
ズラシとは、複合キーワードなどを合わせるズラシも存在するが、そもそものターゲットをズラシて潜在顧客を見つける方が市場を独占できる可能性もあるので、どこをズラスか?というところは見極める必要がある。
まとめるとこんな感じですね。
ぜひ参考にどうぞ。