この前、読者の方から「今からアフィリエイトを初める場合、どの分野、ジャンルで始めるべきでしょうか?」
という質問をいただきました。
うーん。
まあ、一番てっとり早いのは、「経験がある分野とか、ジャンル」です。
経験があるジャンルや分野というのは、知識がそもそもあるので、ブログやサイトで記事を書いて行く際に、迷うことなく書くことができる。
だから、経験がある分野とか、ジャンルから始めるのが一番てっとり早いかな?って思います。
でも、ここで多分聞かれてるのって、そういうことじゃなくって「知識0、経験0の初心者の状態で今から始めるならどの分野?」っていうことだと思うんですね。
なので、ボクの回答は言い換える必要があると思います。
質問の意図をごそっと変えて「知識0、経験0で、今からアフィリエイトを初めるならどの分野(ジャンル)でスタートすべきなのか。」
という部分に対して、答えて行った方が、質問者さんに沿った答えになると思うので、回答していきたいと思います。
アフィリエイトで稼ぎやすいと言われる分野(ジャンル)
まず、そもそもアフィリエイトで稼ぎやすいと言われる分野やジャンルが存在します。
これからスタートする方向性を決める前に、きちんと「どんなジャンルがあるのか」っていうのを見極めた上で、スタートする指針を決めた方がいいと思うんですよね。
なので、初心者にオススメの分野を解説する前に、稼ぎやすいとされるジャンルについて考察していこうと思います。
稼ぎやすいとされている分野は、主にこの3つです。
- 稼ぐ系
- 恋愛系
- 悩み、コンプレックス系
稼ぐ系
稼ぐ系っていうのは、まあ、そのまんまの意味っすね。
fxの口座開設なんかは、自己アフィリエイトですら、報酬単価はべらぼうに高いし、情報商材アフィリエイトなんかも、在庫代がかからないので、かなり報酬単価も高い。
稼ぐ系のアフィリエイトがなぜ稼ぎやすい分野なのか?っていうのは、後述しますが、よく言われる稼ぎやすいジャンルの一つです。
恋愛系
そして、次に稼ぎやすいと言われている分野は、「恋愛系」ですね。
最近では婚活アプリなんかも流行っていますし、出会い系をアフィリエイトすることもできる。
また、恋愛系のノウハウコンテンツも充実してたり、復縁のコンテンツもあったりする。
だからこそ、稼ぎやすいジャンルっていわれる1つのアフィリエイト分野ですね。
悩み、コンプレックス系
これも、稼ぎやすい分野と言われるジャンルですね。
悩み、コンプレックス系っていうのは、例えば女性をターゲットとした場合「ダイエット」だったり、「ニキビ」だったり。
はたまた、「匂い」だったり、「口臭」だったり。
男性をターゲットする悩みは、「薄毛」だったり、「夜の悩み」だったり、「スキルアップ」だったり。
そのまんまの意味で、「悩みやコンプレックスを解消する商品」です。
この悩みやコンプレックスというのも、かなり稼ぎやすい分野と言われるジャンルですね。
なんでこれらの分野が稼ぎやすいと言われるのか?
じゃあ、なんでこれらの分野が稼ぎやすいと言われるのか?
ここが次に抱く疑問。
ここで「早くオススメのジャンルを教えろよ」
とかいう人がたまにいるんですけど、「なぜ儲かるか?」を知らずして、「進むべき分野をなぜ決めれるんですか?」って思うんですよね。
オススメのジャンルっていうのは、要するに「稼げる分野」を調査して、さらにオリジナルの穴場を攻めるからこそ稼げるのであって、原理原則をすっ飛ばして稼げるようにはならないっす。
だから、少し回りくどく、「なぜ稼げるのか?」ってことを知る必要があるので、解説してるんですよね。
という話は置いといて。
なぜ、
- 「稼ぐ系」
- 「恋愛系」
- 「悩み、コンプレックス系」
これらが稼ぎやすいと言われているのか、を解説していきます。
悩みが深い
まず、これらの分野が稼ぎやすいと言われている理由の大きな部分は、「悩みが深い」ということ。
例えば、お金って生活する上で、欠かせない存在です。
そして、今この日本で、「お金に不自由してません」っていう人って、99%いないと思います。
「コンプレックス系」も全く同じです。
ハゲだったり、「本気で治したい!」と思うでしょうし、「あそこが臭い」ってなったら、「絶対に嫌だ」って思うでしょう。
だからこそ、「悩みが深いんですね」
欲求に近い
ちょっと余談なんですけど、マーケティングの世界では、2種類の商品が存在します。
それが、正の商品と、負の商品。
「カメラ」とか「洋服」っていうのは、「正の商品」なんですよね。
要するに、なくても困らないけど、あったら嬉しいもの。
それに反して「負の商品」というのは、なくてはならないもの。絶対に改善したいもの。
「ハゲたくない」
「臭くなりたくない」
これらに対応するのが、負の商品なんですけど、人の欲求っていうのは、負の商品の方が強いんですよね。
また、人間の三大欲求には、睡眠欲、食欲、性欲。
この3つがあります。
この3つは、購買意欲にすごく直結する欲求です。
それはなくては、死んでしまう欲求だからですね。
この負の商品っていうのは、この3大欲求に直接アプローチするからこそ、売れやすい。
売れやすいからこそ、稼ぐ系とかコンプレックス系っていった分野は、稼ぎやすいって言われる所以なんですよね。
生活に直結している
また、稼ぐ系、恋愛系、悩み、コンプレックス系には、共通していることがあります。
それは「生活に直結している」ということ。
お金というのは、欠かせないもの。
コンプレックス系も、生きていく上で常に意識してしまうもの。
一方で恋愛は、そこまで生活に直結していないように感じますが、全然そんなことなくって。
例えば、「ハゲたくないのはなぜ?」「かっこいいものを身につけたいのはなぜ?」「少しいい洋服を着るのはなぜ?」
全ては「異性」を意識するからです。
もし仮に、この世に男しかいなかったら、かっこいい服を着る必要はなくなるし、高い時計を身につける必要は無くなります。
要するに、「恋愛系」って、欲求のど真ん中にいて、生活に直結する分野なんですよね。
- 悩みが深い
- 欲求が近い
- 生活に直結している
この3つが、稼ぎやすいと言われる分野に共通することです。
これから初める場合、どの分野から攻めるべき?
じゃあ、この前いただいた「今からアフィリエイトを初める場合、どの分野、ジャンルで始めるべきでしょうか?」
この質問の本題へ。
ボクが思うこれからアフィリエイトを始める場合に、参入するジャンルは、先ほど挙げた3つの稼ぎやすい分野から、入るべきだと思います。
稼げる分野=市場規模が大きい
「参入するジャンルは、先ほど挙げた3つの稼ぎやすい分野から、入るべきだと思います。」
こう聞くと、後発組だから、もうライバルがわんさかいるんじゃないの?
そう疑問を抱く人がいますが、そもそもなぜライバルが多いのかを考えなくちゃいけない。
ライバルが集まり、参入する人が多い分野ということは、それだけ「市場規模が大きい」ということ。
ライバルがいない、ってことは、それだけ市場規模がそもそも小さいということ。
例えば、魚が全くいない場所で釣りをしていても釣れるようにはなりません。
それよりも、魚がわんさかいる場所で、釣った方がはるかに釣りやすいわけです。
だから、そもそも「稼げるジャンル=市場規模が大きい」分野で、勝負をすべきなんですよね。
分野をキレイにズラす
まずは第一に稼げる分野に、参入をする。
その上で、大切になってくるのは、分野をキレイにズラす。ということ。
稼げる分野に、何も考えず参入していっては、競合に負けて終わりです。
例えば、今から「ダイエット」というキーワードを攻略しようとしたところで、すでに競合サイトが固めまくっているので、これから始める場合は、まず勝ち目がないでしょう。
でも、ライバルが強いからといって、勝てないわけじゃない。
いやむしろ、市場規模が大きいからこそ、ライバルが拾えないお客さんやユーザーが、まだまだわんさか残っているということです。
だからこそ、闇雲にげる分野に、参入をするだけではダメで、稼げる分野に参入しながらも、「分野をズラしていく」ということが、これから稼ぐためには必須になってきます。
弱者の戦略
では、分野をズラすってどういうことか。
例えば、「アフィリエイト」の攻略を見てみましょうか。
単純に「アフィリエイト」という単一キーワードでは、ライバルが多すぎて、攻略することはほぼ不可能でしょう。
じゃあ、アフィリエイトについて知りたい人は、「アフィリエイト」とだけ検索するのか?っていうと全然違います。
アフィリエイトをやりたい。
↓
aspってなんだろう?
↓
どうやってサイトを作るんだろう?
↓
どう記事を書いたら上位表示されるんだろう?
↓
どうすれば成約率を高められるだろう?
このように、アフィリエイトを知りたいから始まった疑問が、どんどん深くなっていき、より具体的な悩みに変わっていきます。
そして、悩みが深ければ深いほど、欲求は深くなっていきます。
だからこそ、商品をアフィリエイトした時に、買ってくれる確率が高くなるということ。
「アフィリエイト」というビッグキーワードでは勝てないけれど、「aspってなんだろう?」→「おすすめのasp」という記事で攻めれば、勝てる可能性は出てくる。
もっと言えば、アフィリエイトというビッグキーワードは勝てないけれど、「Multiple Themes」というプラグインの導入方法なら、勝てる。
こうやって分野をズラすということが、ライバルが多い分野であっても、後発組が勝っていく方法です。
これをいわゆる「弱者の戦略」というわけですが、弱者の戦略とは、徹底的に絞り込んだ「小さな分野で1位になる」こと。
だから、ボクら後発組(ボク自身も2016年ごろに始めたので十分後発組)である弱者は、細かく区分わけした、その小さいな分野で1位を取るべきなんです。
そのために、「稼げるジャンルで、分野をズラす」ということが、大切になってくるということ。
終わりに
つまり、「今からアフィリエイトを初める場合、どの分野、ジャンルで始めるべきでしょうか?」という質問に対しては、
稼ぎやすいジャンル
- 稼ぐ系
- 恋愛系
- 悩み、コンプレックス系
このいづれかのジャンルで始めることをお勧めします。
なぜなら、ライバルが多いということは、それだけ市場規模が大きいので、稼ぎやすいということだから。
ただ、このジャンルをそのまま取り組むんじゃなくって、大雑把なキーワードから、より細かく具体的な悩みに絞って、記事を書いていく。
そんな「分野のズラし」の戦略をとりながら、稼ぎやすいジャンルを攻略することがいいかと思います。
そして、最後のアドバイスになりますが、小さな分野で1位を取れた後は、「抽象度をあげる」ことに注力したらいいと思います。
スポーツで例えるなら、短距離の50mで1位獲得→100mで1位獲得→200mで1位獲得。
このように進んでいけば、「短距離は負けなし」というステージに進めます。
それこそ、「アフィリエイト」というビッグキーワードを制覇している時に相当するので、小さいところで1位を取ったら、大きなところで1位を取ることを意識したらいいと思います。