「ブログを始めたいのですが、ワードって必要なスキルですか?」
そんな質問を見ました。
よくブログを始める際のスキルとしてhtmlだとか、cssだとかのスキルや知識が筆頭に上がるけれど、それに対しては「ブログってhtmlとかcssとかを覚える必要ってあるの?」にて回答した通りで。
全く必要ないと言うのが僕の回答でした。
実際にワードプレスで言えば、テーマっていうテンプレが存在するし。
もし仮に無料ブログだったとしても、そこにもテンプレがありますからね。
1からサイトやホームページを作るのではないなら、必要ないと思うのがhtmlやらcssやらのプログラミング言語です。
一方で「word」ですが、これはある程度あった方が便利かなぁ〜って思います。
なので、今日はこの質問者さんに答えていこうと思います。
一緒に考えましょうか。
マネタイズの種類によってワードが必要かどうかが変わる
まず、質問者さんに問いたいのは、「どんなマネタイズをブログでしてますか?」って言うところ。
このマネタイズの種類でワードが必要かどうかって言うのが変わってきます。
Googleアドセンスの場合
どう言うことかって言うと、もし仮にブログでのマネタイズが「Googleアドセンス」だった場合。
基本的に、アドセンスならタグをコピーして、表示させたい広告スペースに貼り付けるので、「イメージ画像」とともに「リンク先」が用意されることになります。
なので、ブログ運営者がすべきことっていうのは、
- タグをコピーする
- タグをブログに貼り付ける
この2つになるため、特にワードが必要になるケースってのはないです。
アフィリエイトの場合
じゃあ、アフィリエイトの場合はどっちなんだ。っていう話なんですが、アフィリエイトの場合も必要ないです。
っていうのは、アフィリエイトもGoogleアドセンスと同様で、マネタイズするために必要なことは、
- タグをコピーする
- タグを貼り付ける
基本的にこの2つになります。
となると、商品紹介ページであるランディングページの設定だったり、バナー画像だったりっていうのは広告主がそもそも用意しているってことになる。
だからこそワードなんかを使って、画像を作り、その画像を装飾する必要は基本的にはないってことなんですよね。
自社商品
一方で、この自社商品の場合はワードを使えた方がいいマネタイズになります。
この自社商品っていうのは、自分の教材だったり、コンサルだったり。
なんでもいいんですが「代理販売ではなく、自社商品のもの」だったら全て当てはまります。
これがなんでワードのスキルが必要になるのかっていうと。
もともとアドセンスやアフィリエイトは、代理販売であるがゆえに、「広告主」がバナーやランディングページなど、すべてを用意してくれていたわけです。
ただ、自社商品であれば、ランディングページを作ったり、自分でバナー画像を作らなくちゃいけない。
もちろんこれらを外注することもできますが、基本的に「作成」はすべて自分となります。
自社商品ですから、当然と言えば当然ですね。
そうなった時に、「どうやって画像を作るか?装飾をしていくか?」ということにおいて、ワードが必要となり、登場してくれるわけです。
つまり、「マネタイズするケース」において、誰かが用意してくれるのであればワードのスキルは必要なく、誰もバナー画像やランディングページのヘッダー画像などを用意してくれないのなら、ワードなどを駆使して自分で作る必要がある。
ということなんですよね。
だからワードのスキルをブログで使うか使わないかは、「どんなマネタイズなのか?」によって変わってくるということ。
ブログでワードを使うケース
このマネタイズのシーンで、主にワードの出番が出てくるわけですが、もう少し紐解いていくと、ワードを使うシーンは意外に登場したりします。
アイキャッチ画像
まずその1つ目が「アイキャッチ画像」ですね。
このアイキャッチも、フリー素材を拾ってきたりして、そのまま使うのであれば全くワードの出番はないですが、そのフリー画像を装飾したりしたいのであれば、ワードの出番となります。
この画像なんかも、ワードで簡単に編集したものですが、よくアイキャッチ画像なんかで使われたりしています。
このように、フリー画像ではなく、少しのアイデンティティを作っていくのであれば、簡単な操作で構わないので、ワードを扱えた方が便利でしょうね。
フォントなんかもブログの印象につながってくるので、そのフォント指定できるのもいいところです。
挿絵
あと、ブログでワードを使うケースとして考えられるのは、記事本文中に「挿絵」を入れる時ですね。
挿絵っていうか、メディア追加というか。
結構難しいような説明をする時って、やっぱり画像があった方がわかりやすく説明できると思います。
これはブログのジャンルによっても異なってきますが、画像を多用した方がいいジャンルも存在する。
例えばアフィリエイトなんかの説明をする際も、「広告主がいて、アフィリエイターが代理販売することで報酬がもらえる」と説明するよりも、
こういった形で画像で説明した方がわかりやすくなるケースも考えられます。
「自分が伝えたいことが書かれている画像」がフリー素材にあることは、まあないので、「作るしかない」
そうなると、必然的にワードが有効的に使えるわけです。
矢印を追加したり、文字を追記したり。
自由に描けるため、説明画像を創作するのに適しているというのが「ワードだ」ということですね。
リンク画像
あとブログでワードを使うケースとして考えられるのは、「リンク画像」ですね。
これも基本的にブログでは「関連記事」だとか「次の記事」だとかが表示されるので、必要ない人は必要ないんですが。
自分が指定したリンク先を設定したい。っていうケースがあるかと思います。
例えば、僕のブログ最後のcta部分には「このブログに訪れた方へのオススメ記事」を紹介していますが、画像付きでリンクを張っている。
そういう場合にはワードが活用されます。
こういうような画像ですね。
これがランディングページへのリンクであれば、「バナー画像」って捉え方に近くなるんですが、意味としては全く一緒で。
別のブログ記事へのリンクを貼るための画像は結構ブログでは使ったりします。
まとめ
なのでまとめると、結構ワードを使うシーンっていうのは、ブログにおいて多く存在します。
まずマネタイズの部分で、自社商品を使っているのなら「マスト」でワードは必要。
もし仮に、マネタイズはアフィリエイトやアドセンスだった場合は、「あったら便利」というもの。
なぜなら、
- アイキャッチ画像
- 挿絵
- リンク画像
この3つのシーンにおいて使う時があるため。
っていうのがまとめですね。
ワード自体、特段難しいことはないですし、最低限「図形の挿入」と「テキストの追加」さえできてしまえば、この3つは作ることができると思います。
そして、この「図形の挿入」と「テキストの追加」ができてしまえば、もう次のステップに進める証拠で。
パーツをフリー画像にて拾ってきて、ワードで装飾すれば、その上の「バナー画像」や「ランディングページにおけるヘッダー」も作れるようになるので、ぜひブログ運営において覚えておいた方がいいのがワードです。
使えると表現の幅も、ブログのブランディングもできるようになるので、ぜひ一度試してみてください。