先日の「世界遺産の平泉に岩手旅行へ行ったら、そこはヤバい世界だった。」から翌日。
2日目の今日は、日本三大乳洞の1つ。
龍泉洞に行こうと思ってました。
どうやら盛岡の駅からバスが出ているらしく、先日とは違いレンタカーではなく、バスで向かうことに。
8時に起きホテルで朝食をとった後、9時頃にホテルを出て駅に向かう。
調べてみた結果、9時40分が一番早いバスのようで、少し余裕を持って出発。
そうして歩いてついた、盛岡駅西口のバス停で、ちょっと問題発生。
「バス停が多すぎて、どこが龍泉洞行きなのか分からん!!」
時刻表を見ても、龍泉洞とか、その場所の名前の岩泉とかが書いてない!!
あれ?間違えたかな?
なんて思っていて、バス停の係の人に聞いてみると、なんと「まん前」がその乗り場でした。
「恥ず!!」
少しの問題があった所で、無事にバス停が分かった所で、時間まで待ちます。
すると、続々と人が並んできている。
旅行バックを持った人や、外国人もいたことから、「やっぱ、このバス停で間違いないのか」
そう思っていた訳ですが、何やら皆「切符」らしき物を持っていたんです。
「え?切符を事前に買っとかないとダメなの?」
そう思い、いきなり焦りだして来たボク。
バス停の最前列に並んでいたけど、列を抜け出し、さっきの係の人に「龍泉洞に行くには切符を事前に買っとかないとダメなんですか?」
そう聞いてみると、「いえ。現金でも行けますが、切符を買って頂いても大丈夫ですよ。」
との解答が。
なんだ。大丈夫なんだ。
そう思ったのも束の間。
列を抜けてしまったので、また最後尾から並ばなければ行けない始末w
ただ、祝日という日だったのにも関わらず、そこまで混んでいなかったので、そのまま座ることが出来ました。
バスで2時間以上。いざ龍泉洞へ
バスの料金が片道2660円。
往復で5320円でした。
時間にして2時間以上、片道でかかります。
「岩手って大きいなぁ〜」としみじみ思いながら、バスに揺られながら龍泉洞へ向かっていました。
ここでちょっと驚いたことなんですが、ボクはてっきりこのバスは「龍泉洞まで行く専用バス」だと思っていたんです。
でも、普通のバスと同じく、一番前に料金表が掲載されている。
「下りる方はボタンを押してください」
っていう、市営バスにあるボタンもある。
なんでだろう?と思っていたら、普通に乗客が乗ってくるんです。
どうやら、龍泉洞に行く専用のバスってことじゃなくって、住民も運ぶ普通のバスが、龍泉洞まで行くバスだったんですね。
「なるほど〜」
なんて思いながら、大自然を横目に、バスにずっと揺られること2時間ちょっと。
ドン!!
到着しました。
一応ついた瞬間に帰りのバスを確認して、16時が最終とのことだったので、ゆっくり過ごせる時間がありました。
(バスで来たので、最終バスを乗り過ごすと、帰れない始末になるのでw)
バス停からすぐ橋が出来ていて、もうコレでもかってぐらいキレイな川がお出迎え。
どうやら龍泉洞は恋人の聖地らしくって、龍泉洞のマスコットキャラ?の龍がハートを作ってました。
至る所に龍の姿が。
龍泉洞入り口で、その雰囲気を満喫しつつ、いざ龍泉洞内へ。
日本三大乳洞:龍泉洞の中とは
まず中へ歩いて行くと、すぐさまこの光景。
こんな感じの道を歩いて行きます。
すると、この水の透明さ。
もうね。なんでカメラを買ってなかったんだってぐらい、めちゃくちゃキレイ。
マジで下までスケスケな位見える。
ボクのイメージでは鍾乳洞は、溜まった池みたいなイメージでしたが、意外に濁流が激しい場所も。
かと思いきや、流れが全くなく、透き通りまくったこの透明な場所も。
鍾乳洞の上の部分も、石灰が溶け出していて、キレイな彫刻みたいな感じになってます。
それでもドンドン進んで行きます。
ただココで異常事態発生。
6月にこの龍泉洞に行った訳ですが、外の気温は26度を超える気温。
暑かったので、半袖で行ったんですが、鍾乳洞の中は、これでもかってぐらい寒い。
水も滴り落ちてくるし、すきま風がふくしで、めちゃくちゃ鍾乳洞内は寒いっすww
入り口で上着を借りられるそうなんですが、調子に乗って借りなかったことをここら辺で後悔しはじめます。
肌寒さを我慢し、こんな感じの岩肌を抜けながら進んで行くと、、
この画像はiPhoneで撮った写真なので、画質は汚いですが、実物はマジでキレイ。
この1000倍ぐらい!!
どうやら水深が100mを超える所もあるようで、100mも深い場所でも、下までくっきり見えます。
逆に見えすぎるせいで「落ちたらどうしよ。」見たいな恐怖感が襲うw
さらにiPhoneで撮ってると、「スマホ落としたらどうしよ。。」みたいな別の恐怖心も襲うw
この龍泉洞に行く場合は、マジでキレイな写真が撮れるカメラと、首から吊るせるストラップみたいなのがあった方がいいですね。
このキレイな鍾乳洞を見ていると、現れたのが階段。
これは結構上りきった所ですが、マジで急!!
頭上ギリギリの所もあったり。
また、水が滴り落ちているので、結構滑る怖さも。
上るときは気をつけた方がいいですね。
でも、上って行くと見えてくる景色が、、、
コレ!!
もうめっちゃキレイ!!
って言いたい所なんですが、ココで裏話。
この龍泉洞に入り初めて気付いたんですが、ボクは暗所、閉所、高所恐怖症。
恐怖症のトリプルパンチです。
んで、龍泉洞という鍾乳洞は、当然暗い。
で、かなり急な階段を上って行きます。
その階段も結構狭かったりするし、頂上はかなり高い。
上って行くときは、マジで怖かったです。
変なアトラクションより全然ホラー!!
そうやって上りきって、ビビりまくりながら撮った写真が上の写真。
マジで怖かったですww
龍泉洞裏話でした。
そんな裏話がありながら、鍾乳洞内を下って行くと見えてくるのが、コレ。
守り獅子。
まさしく自然の芸術。
獅子にしか見えない。
守りの獅子を後にすると、こんなものが。
どうやら、洞穴ビーナスなる恥ずかしがり屋な女神がいるそうです。
それがこの中。
どこに居ると思います?
ボクはこの洞穴ビーナスを探すのに、小一時間ココに居ました。
(全然みつからんww)
この洞穴ビーナスを探しているときに気付いたんですが、どこにも答えが乗っていません。
「答え合わせできねぇw!」なんて思ったので、自分の中で「コレだ!」という答えを勝手に決めて、出口に向かいました。
こんな感じの道を進みます。
こうしてようやく出口が見えて来ました。
鍾乳洞から出ると、まぶしいぐらい明るい!
マジでこの龍泉洞は、「暗所、高所、閉所恐怖症」にボクにとって、ある意味ハラハラドキドキの場所でした。
でも、それを乗り切ったときに見える、鍾乳洞内部や溜め池っていうのは、めちゃくちゃ神秘的な物でした。
マジでキレイ。
最高な場所でした。
(ただ上着は借りた方が良いっすw)
ただ、生きたコウモリが住んでいるってことが、もう一つの龍泉洞の売りだったそうなんですが、このときは特に見ることが出来ませんでしたね。
時期にもよるのかな?
鍾乳洞から出た後は、ソフトクリーム。
確か恋人ソフトって名前だったと思います。(違ったっけな?w)
龍泉洞から出た後に必ず寄りたい2つの場所
無事に龍泉洞を観光出来た訳ですが、16時までのバスまで時間がある。
「どうしようかな〜」
なんて思っていたんですが、案外早く時間が過ぎて行きました。
って言うのは、2つのおすすめスポットが龍泉洞の近くにあるから、すぐに時間が過ぎたんですね。
それが、温泉と龍泉新洞。
龍泉新洞は、龍泉洞の入り口と真向かいの場所にあって、龍泉洞のチケットを買うと、同じチケットで入ることが出来ます。
まぁ、流石に龍泉洞よりはスケールは落ちますが、行っておいても面白い場所かと。
写真を撮ることが出来ない場所だったので、龍泉新洞の出口をパシャリ。
でももう一つ。
龍泉洞を出た後によっておきたいオススメのスポットは、龍泉洞温泉ホテル。
(逆光がすげぇww)
龍泉洞から徒歩10分ぐらいでつく、この龍泉洞温泉ホテルでは、日帰り温泉が入れるそう。
川を横手に、ゆったりとした坂道を下って行くと、
すぐ到着。
看板も出てるんでかなり分かりやすいです。
龍泉洞温泉ホテル内には、こんな立派な中庭が。
金魚が泳いでます。
(手前の金魚めっちゃデカくない??ってことで撮りましたw)
この龍泉洞温泉ホテルで、日帰り温泉を楽しみます。
(確か500円ぐらいだったかな?)
更に龍泉洞温泉ホテルで楽しめるポイントは、スチームサウナがついているということ。
サウナに温泉に、色々と満喫した後に、待っていたのがこれ。
この龍泉洞温泉ホテルで食べられる日替わり定職。
(その他色々メニューがありました。この日はトンカツの日替わり定食でした。)
この定食も650円ぐらいなので、マジで格安。
ただ、料理のラストオーダーが確か14:30だったので、なるべく早くにいっておきたいですね。
龍泉新洞と温泉ホテルを満喫していると、もうとっくにバスの時間に。
また、2時間ほど揺られて盛岡に戻ります。
(帰りのバス内は爆睡でした。)
ホテルに戻った後、夕食はもちろんボクの大好きなラーメン。
肉そば。
家系が好きなボクにとっても申し分ないぐらい、ギュッと濃縮したスープ。
マジで上手かったです。
この後直ぐにホテルに戻り、就寝し2日目を終了しました。
終わりに
閉所、暗所、高所恐怖症がないのであれば、ぜひとも行っておきたい場所が龍泉洞ですね。
ボクは恐怖症トリプルパンチだった訳ですが、それでも乗り越えたときに見える鍾乳洞は絶景でした。
(そもそもそんな困難な道のりではないww)
マジで、カメラを買わないとなって思った出来事ですね。
このiPhoneの写真の数倍はキレイです。
(やっぱ写真で見るのと、生で見るのとでは違いますね。)
ともかく岩手に行ったなら、片道2時間かけてでも、龍泉洞はオススメ出来るスポットでした。神秘的です。
→3日目最終日「【岩手旅行】藤七温泉に行くなら絶対に外せないオススメスポット」