世界一美味しいパティシエになる。
世界一上手いピアニストになる。
世界一上手いサッカー選手になる。
それぞれがそれぞれに、夢や目標を抱く。
だけど、多くの人が途中困難にぶち当たり、達成を断念し挫折して行く。
でもいつからだって目標の達成をする事は出来る。
僕は本気でそう思っています。
本田圭祐のサッカーチームがミランからパチューカに移籍した話が、少し前話題になりましたが、あの出来事から「目標を達成する事は簡単に出来るんだ」
そんな勇気をもらえました。
本田圭祐の移籍の意図から読み解く、世界一簡単な目標の叶え方をお伝えしたいと思います。
夢への転換
本田圭祐の移籍先が決まった瞬間、僕のメルマガでこういった文章を配信しました。
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最近のもっぱら話題なのが、本田圭祐の移籍。
こりゃサッカー好きなら、話題にならない訳が無い。
移籍の本当の目的は、僕は「夢への転換」だったと思っています。
この本田圭祐の移籍に関して、「なんでメキシコなのか?」
そんな声がネットでは上がっています。
本田圭祐が移籍したのは、メキシコの名門クラブ「パチューカ」
名門とは言え、メキシコと言う国は、サッカーにおいて後進国です。
以前所属していた、イタリアのミラノを始め、サッカーの大部分はヨーロッパが先を行っている国々。
その証拠に、クラブの世界一を決める、クラブワールドカップ(旧名トヨタカップ)では、南米勢が勝つ事はほとんどなく、バルセロナやレアルマドリードなど、ヨーロッパのクラブが優勝の常連と化し、世界サッカーの最先端と言う事を、証明しています。
そんな最先端のイタリアに所属していた本田圭祐が、なぜ後進国のメキシコに行くのか。
本田圭祐自身は、「ロシアワールドカップの為に成長出来る場所だったから」
そう移籍に関しては、コメントしました。
だけど、僕自身は違う思惑が隠されていると。
本当の目的は、「夢への転換」だったと思っています。
かつて本田圭祐は、自分の夢をミランの10番と、小学生の文集に書いた事は有名。
そしてそれが現実になった時、次は「レアルマドリードの10番になる」と豪語していました。
しかし年齢が30歳を迎え、サッカー選手としての年齢が、ピークを越え始めた時に、「現実と向き合わないと行けない」そう本田は、自分自身に語らいました。
これは案に、「レアルの10番にはなれない」
そう悟った瞬間だったと思います。
だけど、彼が他とは違う所は、「諦めない」覚悟の量。
レアルの10番になれないのなら、レアルを倒す可能性があるチームに行けば良い。
そうすれば、レアルよりも強いチームで、プレーした事になる。
目標として、世界一のサッカープレイヤーになる。
これが目標としてあり、
その夢を具現化した事が、レアルマドリードの10番。
世界一のチームに入り、そこでエースとなる。
この夢がついえたら、普通はサッカー自体を辞める決断をする人がほとんど。
しかし、レアルに入れないのなら、レアルを倒せる可能性のあるチームに入れば、世界一になる夢は達成出来る。
そう、夢へのアプローチを転換し、「何が何でも目標を達成させる」
どこまでも諦めない。
【漢】としての芯の太さを再確認した。
そんな、夢の転換が、今回の移籍の決断だったと思います。
多くの人は、目的や目標を見失ったり、
自ら見えない様に、目をつむってしまう。
だけど。
事実、夢や目標が、視界から霞んでいなければ、どんなアプローチだって構わない。
右行って駄目だったら、左から行けば良い。
左から行って駄目だったら、真ん中を突っ切れば良い。
何度も何度もトライ&エラーが出来る。
目標が見えてるなら、どこからいこうが、最後に到達すれば、それが達成へと繋がります。
一方で、ゴールである目標がぶれてしまえば、左から行こうが右から行こうが決してたどり着く事は無い。
体調が悪い時。
上手くいかない時。
疲れてしまった時。
人間は万全ではないから、ブレてしまって、迷ってしまう事もある、
それでも全然良いと思います。
最終的な目標さえ見失わなければ、何度だってやり直せますから。
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こんな内容で、本田圭祐の移籍に関する持論をメルマガでお送りしました。
確かに、目標を掲げた時、自分がイメージする形で達成出来るとは限らない。
だけど、目標の達成の仕方は1つではなく、1つの進路が駄目だったら色んな角度で行けば良い話だし、最終的に達成出来れば、最初に掲げたイメージなんてのはどうだっていいんです。
そんな事を本田圭祐の移籍から、感じました。
世界一簡単な目標の達成の仕方
実際にこれはメンタリストのDAIGOも提唱している目標の叶え方です。
例えば、歌手になると言う目標の女の子がいる。
彼女の夢は武道館に立ち、何万人もの人前で歌い、自分の歌で感動を与えたい。
そんな目標を持っていたとします。
しかし、歌手と言えば、全国の人が夢見る憧れの職業。
努力だけでは決して埋まらない才能の世界で、毎年何万人もの人が、入っては消え入っては消えを繰り返す残酷な現実世界。
そこで、仮に彼女は自分のレベルを悟り、目標の達成を諦めたとします。
普通だったらここで、「この子は夢を諦め、目標を達成出来なかった子」
そんな風に思われるでしょう。
確かに、自分が思い描いていたイメージ像とは違うかもしれない。
当初掲げていた目標は達成出来なかったかもしれない。
でもそんなとき思い出してほしい。
「なんで歌手を始めたいって思ったんだっけ?って。」
人前で感動させたい。これが本来の目標の動機だったはず。
仮に目標や夢である、歌手になれなかったとしても、今度は歌を教える講師となって、生徒さんを感動させられるかもしれない。
1人で歌手になれないとしても、力を合わせて合唱団としてだったら目標を達成出来るかもしれない。
所変わって、美味しいパンを売る事で、近所のおばあちゃんを美味しさで感動させてあげられるかもしれない。
洋服を売る事で、買いにきてくれたお客さんが、喜んでくれるかもしれない。
例え、「歌手になる」と言う事が達成出来なかったとしても、「人を感動させたい」という目標はどんな形でも叶えさせる事が出来る。
人を感動させる方法は決して1つではないから。
これが夢の転換で、本田圭祐が現実と理想の狭間に生き、「レアルの10番になりたいけれどなれないなら、どうやったら世界一のサッカー選手に成れるだろう」
そう考え方の根本を変えた決断から学びました。
確かに、サッカー選手や野球選手。
アーティストやプロ歌手。
これらは人気職業でその分倍率は高い。
だけど、仮に夢や目標が叶わず、夢破れてしまったとしても、その根底にあった「本当にやりたかったこと」を見極める事が出来れば、色んなアプローチでまたトライすれば良いんです。
それが本当にあなたのやりたかった事でしょうから。
終わりに
大分前の話。
僕が中学を卒業する時に、ある先生が言った言葉が凄く印象的でした。
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もしかしたら、第一志望の高校に行けなかった生徒がいるかもしれない。
もしかしたら、第一志望の高校に行ける生徒がいるかもしれない。
でもだからと言って、その学校に行けるからと言って、人生においての第一志望が上手くいくとは限らない。
今の時点で、希望が叶ったとしても、その先上手くいくとは限らない。
逆に、希望が叶わなかった学校に行って、その先の希望を叶えられるかもしれない。
大事なのは、やってみなきゃ分からないって言う事。
第一志望だからとか、第一脂肪じゃないからとか、そんな事は今ここで答えには成らない。自分が言ってやってみた結果初めて、「正しい判断」が出来たかどうかが初めて分かる。
自分が答えを合わせに行くんだ。
是非、自分自身の決断が間違っていなかった。
と証明出来る高校生活を送る様にして下さい。
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こう中学のときの先生が言っていたのが印象的でした。
間違いない無いなって。
仮に、自分が立てた目標が達成出来ても、不幸に感じる人がいるかもしれないし、立てた目標が達成出来なくても、後に達成した出来事を死ぬほど好きになるかもしれないし。
最終的に自分が答えを合わせに行くしか無いんだって。
そう思います。