成功するために人脈ってホントに必要か徹底検証!

今回はタイトルにある通り。

「成功に関する人脈」について、面白いことを知ったので、それをシェアしておこうと思います。

よく議題に上がる「人脈」に関して。

「成功するために人脈は欠かせない」だとか。

「人脈があって、周りの人に助けられたからここまでこれた」。

そういう成功者の人って結構います。

この「人脈が必要かどうか」に関して、結論から言うと「人脈があったほうが成功する」という研究結果が出ているので、人脈があったほうが成功しやすいということは言えるでしょうね。

根拠

まずは根拠から。

これは2018年にノースイースタン大学が行なった研究「Quantifying reputation and success in art」が元になっていて。

この論文では、マグナスというアプリから抽出した膨大なデータを使って、統計的に分析解析を行い調査を行なっていきました。

マグナスというのは、例えば街中で音楽が流れて「この曲いい曲だな」と思った時。

とあるアプリをかざせば、「この曲の名前はジャスティンビーバーのSORRYです」という風に、曲名を探してくれるアプリがあると思います。

昔僕が使ってたアプリで、今あるかわかりませんが「SOUNDS HOUND」ってなアプリがそれに近いアプリでした。

これの「アート版」と考えるとマグナスというアプリが理解できるかと思いますが、要するに「アート」を写真で撮ると、「アーティスト名」や「作品名」といった情報を得ることができるのが、このマグナスというアプリだそうで。

当然こういったアーティストに関しての情報を取りまとめているので、アーティストに関する情報をかなり保有していたわけですね。

当然「展示会の出店回数」や「作品価格」と言ったことまで、全て情報として持っているので、「どんなアーティストが成功しているのか」ということを調べることができるわけです。

その上で。

このノースイースタン大学は、膨大なデータを解析、「成功しているアーティストに共通したこと」を調べていきました。

その結果わかったのは、まず第一にヨーロッパや北米の大きな展示会に出展しているアーティストは名声や地位を持っている確率が高いことでした。

これは後ほど「理由」とともに解説していくので、まずは結果からお伝えしていきます。

その次は、「初展示」に関して。

展示会を主催している大きなコミュニティ(特にアーティストが栄えているヨーロッパや北米)上位20%に5週間、アーティストの処女作が展示されると、その作品は名声を手に入れる傾向が強く、長く愛される作品である可能性が高いことがわかりました。

逆に、マイナーな展示会に出展する回数が多いアーティストほど、名声を手にする割合が下がっていく傾向にあることも明らかになっています。

そして、作品の初期評価が高いアーティストほど、のちに展示会を開く割合が2倍ほど高く、作品のオークション価格も5倍ほど高い値段がつく傾向にあることがわかりました。

つまりまとめると。

  1. 権威ある展示会で作品を出展するほど、地位や名声を手に入れる傾向にある
  2. 初作品を上位20%の権威ある展示会にて、5週間ほど展示すると名声を手にする傾向が高い
  3. マイナーな展示会に出展すればするほど、地位や名声は遠のく
  4. 初期評価が高いほど、展示会を開く回数が2倍多く、作品価格も5倍ほど高くなる

こういったことが、上記の研究により明らかになったわけでした。

理由

ではなぜこういった結果が出たのか。

  1. 権威ある展示会で作品を出展するほど、地位や名声を手に入れる傾向にある

まずこちらの理由ですが、シンプルな理由として、「有名な展示会に出したほうが売れるし、有名になる」と考えることができます。

例えば、地方の田舎でお店をするより、都会でお店を開いたほうが、お客さんがくる確率は当然高くなる。

こういった理由から、権威ある機関が主催している展示会に出展した方が、成功する確率は上がるというわけです。

  1. マイナーな展示会に出展すればするほど、地位や名声は遠のく

次にこの理由ですが、これはアーティストのブランディングに由来することが考えられます。

やっぱり、ブランドというのは、「権威」があってこそ成り立つもの。

もし仮にヴィトンやグッチが、安売りし始めたら、「ブランド品」としての価値は薄くなっていくでしょう。

そのため、マイナーな展示会に出展しているアーティストほど、地位や名声とは離れる傾向にあることが考えられます。

  • 初作品を上位20%の権威ある展示会にて、5週間ほど展示すると名声を手にする傾向が高い
  • 初期評価が高いほど、展示会を開く回数が2倍多く、作品価格も5倍ほど高くなる

そして最後のこの2つですが、共通しているのは「最初のスタート」という部分。

初期評価も、初作品も、どちらも「アーティストとしての活動」を意味しています。

この最初のスタートこそが、「基準」を作っていくため、のちのアーティスト活動にも大きな影響を与えていることが考えられるわけです。

応用方法

この研究を紐解いてみていくと、結構いろんなことが見えてきて。

応用が可能です。

例えば、

  • 初作品を上位20%の権威ある展示会にて、5週間ほど展示すると名声を手にする傾向が高い
  • 初期評価が高いほど、展示会を開く回数が2倍多く、作品価格も5倍ほど高くなる

この研究結果を紐解いていくと、「人脈」による「最初のスタート」がいかに大切か、ということが見えてきます。

「上位20%の権威ある展示会」

ここに出せるかによって、今後のアーティスト活動としての成功を担っていると考えると、この展示会を主催している人やそのコミュニティにどれだけ知ってもらえているのっか、ということが大切になってくる。

そして、アートというのは「自分の感性」が成功への道筋だと信じている人が多いですが、実は「人脈」による成功が大きな要因の1つだということも見えてきます。

これはよく言われることですが、「パリに芸術家が多い理由」を考えれば当然なことで。

アーティスト以外に転換して考えると「ビジネス」においても、同様なことが言えるわけです。

例えば、ウェブサービスを立ち上げたけど、全然広め方を知っていない。

そんな場合、そのサービスがどれだけ良かったとしても、知られていないのだから、売れるはずもない。

一方で、インフルエンサー的な人と知り合いだった場合、そのサービスを紹介してもらうことも考えられる。

そうなった時に、どちらの方がうまく行きやすいかは、雲泥の差。

そして、この「インフルエンサーと知り合い」という部分こそが、「人脈」による影響。

当然「人脈」がないと成功しない、ということではないですが、アートの世界でも歓声より人脈の方が、重要視されているのが上記の研究内容からも明らかになってくる部分で。

そう考えると、アートというビジネスと真反対な分野においても、感性ではなく、人脈による成功が大きな要因というのは意外でしたが、あるに越したことがないのは人脈だ、ということが言えそうです。

まとめ

最後にまとめておくと。

人脈というのは、あるに越したことはなく、成功を加速させてくれるもの。

そんな風に言えるのかと思いますね。

社会人になってからの正しい友達の作り方。

この記事でも紹介していますが、意志力やモチベーションに関しても、「周りの人」によって多大に影響を受けることがわかっているので、そういう意味でも人脈というのは大事そうですね。

ぜひ参考にどうぞ。