これはヤバイっすね。
自分も結構真剣に考えなくちゃいけない問題で。
タイトルにある通り「オフィスワーカーなどの座り仕事が多い人は、死亡リスクが高くなり、うつ病などメンタルにも悪影響」ってことを知ったので、シェアしておこうと思います。
根拠
「メンタルに悪影響をもたらす習慣とは?現代人9割の人がやっていること?!」
この記事でも書いた通り「座る」っていう行為は、結構人体に対して悪影響が多くって。
いろんな論文なんかで、「心臓病のリスクが高まる」だとか、「糖尿病のリスクが高まる」だとか言われていて、死亡リスクが上がることは危険視されています。
後は基本的にオフィスワーカーとは、座って仕事をしているため、基礎代謝が低くなりがちなので、肥満になってしまう人も増加傾向にあります。
まあ、以前からこう行った懸念がオフィスワーカーなどの「座り仕事」には言われていたわけですが、今回知ったのは「メンタル」に関してのオフィスワーカーへの影響で。
これはタスマニア大学が行なった研究ですが、3367人のオフィスワーカーを対象に行い、約4週間メンタルチェックを行い、精神的な状態や仕事の活動などを記録し、「どんな影響があるのか」をチェックしました。
その結果わかったのは、座り仕事が「6時間」を超えると、かなりメンタル的には悪影響が続き、鬱になる可能性も高まっていたということ。
それ以下の3時間から、悪影響やストレス傾向が高まっていることがわかり、座り仕事が長く続けば続くほど、病みやすかったり、ストレスを抱え込みやすかったりと、うつ病に近い傾向が確認されたのでした。
運動も効果はない
座ることに対してのストレスやメンタルへの悪影響に関しては、よく言われていたことなので「ストレス発散」などの運動や旅行を行えば、健康な状態に戻るという風に対処する人も多くいますが、確かに肥満などの体系や病気などのリスクは半減するかもしれませんが、このタスマニア大学の研究によれば、「メンタル」に関しては、改善が見られなかったそうです。
つまりこういうこと。
病気や死亡リスクには、座り仕事に対して「運動」は効果的かもしれないが、メンタルの悪化に関しては「運動や旅行」というストレス発散法を入れたところで、効果はなかった。ということ。
要は、「座り続ける」という根本を改善しなければ、ストレスやメンタルへの悪影響は避けられないということが、タスマニア大学の研究で明らかになったことでした。
対処法
んで。
ここからは対処法の話。
この話を聞いて僕は「マジヤベェ」って感じました。
というのも、僕の仕事はオフィスワーカーと同義語の「座り仕事が大半を占めている」からです。
もちろん運動は欠かさずやっているし、前頭葉を鍛えるための瞑想なんかも取り組んでいるので、そこまでメンタルがぶれることはないですが、悪影響なのはやらないに越したことはない。
1時間ごとに運動したり、3分程度の散歩を挟むことでも効果的であるという見方もあったりしますが、僕は結構抜本的に改善が必要だなって感じました。
また、確かに。
座る時間が長くなればなるほど、だるくなってきてしまったり、やる気やモチベーションが低下していく感じが、如実にわかる。
個人事業主として、自分の体が資本であり、命令系統も自分だと、結構「小さな変化」に気付けたりします。
なので、座ることっていうのは「百害あって一利なし」ってのは肌感覚としてすごく感じてました。
こりゃヤベェなと。
なので、結構真面目に「スタンディングデスク」にするか検討中です。
僕が独立した時から使っている安っぽい3000円ぐらいの椅子をいまだに使っていて、「座る時間が長いからいい椅子に買い換えようか」どうかとか迷っていましたが、これも却下。
そもそも「座る」っていう行為をどうやめるかにシフトした方がいいと思い直しました。
応用方法
これはあくまで僕だけの話。
サラリーマンとしてのオフィスワーカーの方は、そう簡単にスタンディングデスクに変えたりはできないかと思います。
ただ、今すぐにできる方法っていうのを僕も施工しているわけですが、流石に今すぐ「3時間以内」に座り仕事を抑えるってことはできないにしろ、「長時間座り続ける」ってことを止めることはできるかと思います。
僕はそこから始めようかなって思ってます。
とかく1時間座ったら、何かしらで動く。
ってか立つ。
そしてちょっと動いたら、また座る。
そうして「長時間座る」っていう行為だけは、とりあえず今すぐできるので、制限をかけていこうかなって思ってます。
(ただ抜本的な解決にはなっていないので、マジでスタンディングデスクを検討中ですが)
オフィスワーカーの人は、抜本的な解決は難しいと思いますが、「なるべく座らない」ってことを心がけた方が、メンタルに対しても、健康に対してもいい影響があるかなって思います。
やっぱり人間っていうのは、動きながら狩をしてきて種を生存させてきたわけですから、「座りながら止まる」っていうのは、向いていないわけですね。
終わりに
あ、そうそう。
このタスマニア大学の研究だと、女性の方が男性よりも、メンタルの悪化が大きな影響を持っていたそうですね。
要するに、男性の方が座り仕事が長くても大丈夫だったけど、女性の方が座り仕事に対してのメンタルの悪影響が強かったということ。
そんなことが研究で出ています。
どちらかといえば狩猟時代に、女性の方が座っていた時間が長かったと思うので、この研究は意外ですが、オフィスワークに対しては女性の方が短くしなければいけないということなんですね。
これは働き方を見直すためには、面白い研究でした。