1日も要らない!性格を変えるには時間はほとんど必要ないことが判明!

今回はタイトルにある通り。

「性格を変えるにはほとんど時間は必要なく、わずか10分足らずでも性格を変えること可能」ということを知ったので、それをシェアしておこうと思います。

まずはその「性格を変えるには短い時間でも可能」ということの根拠を伝えながら、具体的な方法に関して最後に伝えていこうと思います。

根拠

「性格は短い時間でも変わる」

そんなことを伝えてくれたのはドイツにあるビーレフェルト大学が出した2014年の論文が元になっていて。

(※参考文献

この「Sad but true? ‒ How induced emotional states differentially bias self-rated Big Five personality traits」という論文で描かれているのは、98人の被験者を集め、ビッグファイブと呼ばれる性格分析を行ってもらいました。

このビッグファイブというのは、簡単に言えば、現在の心理学において最も信ぴょう性の高い性格テストとされているもので。

科学的な心理テストっていう風に思ってもらえればいいかと思いますが、98人の被験者に対してビッグファイブを行い「性格」を把握していきます。

その次に2つのグループに分けて、それぞれ10分間の映画を見てもらいます。

  1. 10分間の悲しい映画のワンシーン
  2. 10分間の喜んでいる映画のワンシーン

この2つの別々のグループに分けた被験者に見てもらい、その後同じビッグファイブの性格分析を行い、「どんな性格の違いが現れたのか?」を検証していきました。

ちなみに、この10分間の悲しい映画のワンシーンというのは、フィラデルフィアという映画を見てもらい、このフィラデルフィアの中の「悲しいシーン」を見てもらうというもの。

一方で「喜んでいるシーン」というのは、ある映画でベルリンの壁が崩壊し、「離れ離れになった家族が再会する」というシーンだったようです。

この2つを見比べていき、パーソナリティチェックを行い性格分析をしてみると、次のような違いが生まれました。

まず、悲しいシーンを見たグループは、神経症的傾向が高くなることがわかり、協調性や外向性が低くなったことが判明しました。

神経症的傾向というのは、要するに「メンタルの悪化」という意味で捉えて問題なく、悲しいシーンを見ることで心がナイーブになり、メンタルが弱くなったということでした。

それに加えて、協調性が低くなり、外向性が低くなったのが、「悲しいシーンを10分間」見たグループに現れた性格の変化でした。

一方で「喜んでいるシーン」を見たグループというのは、外向性がやや高い傾向にはあったものの、そのほかにはほとんど影響がなく、映画を見る前と後とでは、さほど変化貼りませんでした。

つまり、わずか10分の悲しいシーンの映画を見ただけで、元々持っていた性格が変わり、繊細で内向的な性格になった、ということがこのビーレフェルトの論文より明らかになったということでした。

応用方法

んで。

ここからが大切なところですが、悲しいシーンを見た後は、メンタルが弱まり、外向性や協調性が低なるとだけ聞くと、さほどいい印象はないかと思います。

ただ、そこが重要なのではなくて、大切なのは「僕らの性格はわずか10分程度の映画の介入でさえ変化があった」という事実です。

悲しいシーンを見る前と後とでは、性格テストの違いとして現れなかったものが、見た後では、弱まったわけですから、「性格は短時間で変わる」という事実が残るわけです。

更に言えば。

神経症的傾向というのは、一見すると悪いようにも思える性格ですが、神経症的傾向が強い人の方がクリエイティビティが高い、という研究もあったりするので、要は使い方次第である、ということが言えます。

「創造性ある性格になりたい」

そう思うのであれば、悲しい映画を見るということとして、応用が可能ですし、「メンタルが強くありたい」と願うのであれば、悲しい映画を遠ざけることも可能です。

更に言えば、「協調性や外向性が低い」ということも、一見すると悪いことのように思えますが、総じて「内向的な人」の方が、「集中力が高い」という研究結果もあったりします。

つまり、「集中力を高めたい」ということであれば、あえて悲しい映画を見ることも選択できますし、営業などの仕事をしていて「外向的でありたい」ということであれば、「悲しい映画は見ない」という選択が取れるわけです。

要するに、「嫌な性格を変えるには「行動を変える」ことが心理学的にも正しいことが証明されてたよ。

上記記事でも書いている通り、性格へ影響しているのは、それを司っている「行動」にあるわけですから、「どう行動するのか?」ということが、性格に影響を与えているわけです。

当然のことながら「性格の全てが行動に由来している」ということではないにしろ、その影響は少なからずあるので、性格を変えたいのであれば「行動を変えること」に付随して、性格が変わっていくということ。

ですから、性格を変えたいのであれば、「行動」にフォーカスしていくといい、というのがこのビーレフェルト大学の論文から見えてくる本質なんじゃないかなと思います。

まとめ

10分の映画を見ただけで、神経症的傾向が高まり、協調性や外向性が低くなった。

つまり、短い時間でも性格は変わる。

変えたい自分や欲しいスキルに合わせて、行動を変えることで性格を変えることができる。

まとめるとこんな感じですね。

ぜひ参考にどうぞ。