今回はタイトルにある通りなんですが、ちょっとネットの記事を見ていたら「アフィリエイトが嫌われる理由って何だろう」的なニュース記事を見たんですね。
なので、今回は僕なりに、アフィリエイトが嫌われる理由っていうのを、深堀して考察してみたいなって思うんですね。
先に結論から言ってしまうと、僕がアフィリエイトが嫌われ理由って大きく分けて3つあると思っていて。
- 楽をしていると思われがち
- マルチ商法と勘違いしている
- 誇大広告や誇張表現
この3つが大きく分けてあるからこそ、アフィリエイトやアフィリエイターって気われるんじゃないかなって思っています。
楽をしていると思われがち
まず一つ目の楽をしていると思われがちっていうのは、簡単に言えば「嫉妬」という感情がかなり強いんじゃないかなっていう部分です。
っていうのも、本当にアフィリエイトで稼いでいる人って、基本的にパソコン1台で稼いでいるし、上司や嫌な人間関係もない中で、働いています。
なので、一般的な社会人にとっては、めちゃくちゃいい労働環境なんですよね。
ネットがつながっていれば基本的にどこでも仕事ができるので、働く場所をいとわないし、嫌な人間関係もないし、それでいてサラリーマンの年収を月収で稼ぎだしてしまう人がいる。
そう考えたら、毎日同じ職場に満員電車に揺られながら通っていて、嫌いな上司に頭をペコペコして、雀の涙ぐらいの収入しかもらえなかったら、そりゃ嫉妬しますよね。
もちろんこの「嫉妬」っていう感情は誰しもが持っているので、全然悪いことじゃないんですが、この嫉妬の感情が「あいつはきっと怪しいことをして稼いでいるに違いない」ってな感じで、攻撃性を持つことがあるわけですね。
SNSが発達した今、一個人が気軽に発信でき、それが簡単に拡散されてしまうため、一気にイメージが悪くなる形になります。
ただ、元をたどればそれは一個人の「嫉妬」の感情から沸き上がった攻撃なので、本質的じゃないことの方が多いわけです。
そしてもっと大事なのは、別にアフィリエイトは楽して稼いでいるわけじゃないってこと。
稼げるまでに、時間をドブにしてる行為をして、何時間も何時間も作業しているし、その間は当然無収入。
時給なんて全くない、超が付くほどのブラック企業と同じです。
それでも頑張って努力して稼いできた結果、「楽ができる」ということなので、この苦悩を全く見ないor知らないっていうことが一番の原因だと思っていて。
「確かに稼げるようになった今は楽だけど、それまでは本当に大変なんだよ」っていう内情をもっと知ってほしいなっていう感じはしてますね。
マルチ商法と勘違いしている
もう一つ、アフィリエイトが嫌われる理由で考えられるのは、「マルチ商法と勘違いしている」ということですね。
より厳密に言えば、「マルチ商法にアフィリエイトを利用している人がいる」っていうのが、正しい解釈かなって思います。
その典型例が、闇金ウシジマくんで映画とかにもなりましたが、与沢翼さんがおそらくモデルであろう、あのビジネスモデルですね。
あの映画を見れば、確かにイメージが悪いし、アフィリエイトが嫌われる理由にも納得です。
ただ、厳密に言えば、闇金ウシジマくんに出てくるアフィリエイトっていうよりも、マルチに近いんですよね。
厳密にいうアフィリエイトって広告代理業で、FX口座開設からペットドックまで、本当にいろんな商品が存在します。
だけど、闇金ウシジマくんのモデルになったアフィリエイトっていうのは、いわゆる「俺と同じことをすれば稼げる」っていうような、アフィリエイトを使った詐欺的なものです。
「俺と同じことをすれば稼げる」「俺についてくれば稼げる」
こうした謳い文句に実際にお金を払ってついていったが、まったくもって稼げない。
これが仮に稼げるっていう話とは分離させて「プログラミングスキルを教える」だとか「動画編集を教える」というスキルを教えるということであれば、さほど問題はなかったと思います。
要するに「中身がないのに、ありそうに演出している」ということが一番の悪なんですね。
稼げるといわれたのに稼げないっていうのが、論外で一番の悪であって、稼げる稼げないとかじゃなく、「プログラミングスキルを教える」ということでプログラミングスキルを教えるオンラインスクールということであれば、まったく問題はなかったわけです。
「中身がないのに、あたかもありそうに演出している」
このことが、まさにマルチ商法にすごく似ている感じと、アフィリエイトがマルチ商法に利用されているという典型例なのかなって思います。
そのうえで、闇金ウシジマくんの映画にあったようなやり方が、「THEアフィリエイト」のように扱われるのなら、そりゃ嫌われて当然だと思います。
つまりは、メディアによるイメージの低下っていうことが最大の原因だと思いますね。
誇大広告、誇張表現
そして3つ目は「誇大広告、誇張表現」というものが、アフィリエイトが嫌われる理由として挙げられるかなって思います。
というのも、やっぱりモラルや道徳がない人っていうのも、ある程度の人口動態になってくると現れてくるもので。
効果がなかったり、実際に使ってもないのに、「この商品いいんですよ」って紹介するケースが存在するわけです。
「この薬を飲んだら、1週間で髪の毛がふさふさになりました」だとか。
「このサプリメントを飲んだら、何もせず1か月で10キロ痩せました」だとか。
いやいや。
そんなのありえないって、みたいな誇大広告や古代表現っていうのが、やっぱり多いんですね。
でもネット上であれば、なんだっていえてしまうし、嘘だって平気でつけてしまう。
ただ、そうなると「アフィリエイトをやっている奴は、嘘つきだ」っていうイメージは絶対的に持つようになるし、「アフィリエイターがおすすめしている奴は買わない」って思う人も絶対に出てくる。
この誇大広告や誇張表現っていうのが原因が、嫌われる理由として挙げられるのかなって思います。
ただまあ、これはアフィリエイターに限らず、インフルエンサーだとかステマって言われる芸能人だったりもやっていたりするので、一概にアフィリエイター=悪っていうのも難しいところだとは思います。
そのうえで大切になってくるのは、やっぱり「この人は普段から正しいことを言っているのか、信用に足る人間なのか」っていうことを見極めることが大切なのかなって思いますね。
もちろんこの誇大広告や誇張表現をしているアフィリエイターは、かばう気もしないので、何にも感じませんが、消費者が気を付けて自分の身は自分で守っていく以外方法はないかなって思いますね。
後もし仮に自分がアフィリエイトをするのであれば、こうした誇大広告や誇張表現を使わないっていう風に決めて、真摯に取り組むことが、アフィリエイト嫌わずに済む方法なのかなって思います。
まとめ
ちょっと長くなったので最後にまとめておくと。
アフィリエイトが嫌われる理由
- 楽をしていると思われがち
- マルチ商法と勘違いしている
- 誇大広告や誇張表現
この3つが主に考えられる。
確かに誇大広告や誇張表現は、アフィリエイター自身の過失で、嫌われるべき理由だし、制裁されるべき理由ですが、そのほかの多くは「イメージ」や嫉妬や妬みといった「なんとなくの感情」から嫌われているケースも多い。
なので、大切なのは「きちんとアフィリエイト全体のビジネスモデル」を理解して、本質を知ることだと思いますね。
ぜひ参考にどうぞ。