今回はタイトルにある通りなんですが、以前メルマガ読者の方から「アフィリエイトのブログをやっているのですが、買ったことの無い物をレビューするのはダメなことなんでしょうか」ってな質問をもらったんですね。
なので今回は、アフィリエイトブログのレビューに関して解説していきながら、質問に回答していこうと思います。
先に結論から言ってしまうと、買ったことの無い物をアフィリエイトブログでレビューするのは、ケースバイケースで良い悪いに分かれます。
レビューすること自体は買ったことの無い物であっても問題ないですが、買ったことの無い物自体に「アフィリエイトリンク」を添付してオファーするのは絶対にやめておいた方がいいと思います。
オファーがあるかないか?っていう部分が争点なのかなっていう風には思いますね。
オファーがない場合は買ってなくてもレビューしてもいい
じゃあ、オファーがあるかないか?っていうのが争点というのはどういう意味なのか。
この部分に関して解説していくと。
オファーがあるっていうことは、基本的に「この商品はオススメです」と紹介する行為です。
一方でオファーがないっていうことは、「レビュー」になります。
紹介とレビューっていうのは厳密には違くって、レビューであれば、買ったものがなくても解説することは出来ますが、紹介は絶対に買ってないものは紹介できません。
これがオファーがあるのとないのとの大きな違いなんですね。
例えば、オファーがないレビューの場合、買ってない状態でどうやって解説するのか?っていうと。
例えばPCなんかをアフィリエイトするときに、基本的に買わずともスペックの詳細をホームページなんかで見れると思います。
またPCは、機種によって大きく性能が変わるってことがあんまりないので、違うPCを扱っているのなら、スペックを見るだけである程度どういった性能なのか?っていうことが推測できますよね。
(当然オファーのあるないにかかわらず買った方がより詳しいレビューができることは間違いありませんが)
CPUがこれぐらい性能アップしているので、○○の作業や○○のソフトはより快適に活用できるようになる。
メモリの容量が新機種は最大64に変わったので、今までいろんなアプリを立ち上げて重くなっていた人は買いかも知れない。
こんな感じで、ホームページからの公表スペックだけでも、ある程度正確なレビューができる場合は、実際に買っていないものでもレビューすることができます。
また、オファーがない場合は「買わなかった理由」に関しても、レビューが可能。
これはオタキングとして有名な岡田斗司夫さんが、どこかで話していた時のことですが、キンコン西野さんの「えんとつ町のプぺル」が公開されたときに「プペルは見ますか?」って質問に答えていたんですね。
その時っていうのが「僕は見ない。映像がきれいだっていう評判があるけれど、あの映画を作っている制作人を見れば映像が切れないのは当たり前。それ以前にえんとつ町のプぺルっていうのはいわゆる泣かせにきている「感動ポルノ作品」なんだ。でも本当に感動っていうのは、泣く以外の「何かわからないけれど心が動いた」っていう感情が感動っていうものだから、泣かせにきている感動ポルノに興味はない」
そんな風にコメントしていたんですね。
これも見ていない(=買っていない)けれど、秀逸なレビューができている状態です。
そしてオファーがない。
これがもし仮に、アフィリエイトリンク付きで、「僕は見ていないし興味もないけど、オススメだよ」ってリンクが張られていたら意味不明ですよね。
要するに「買わない理由」としてレビューしているので、オファーがあっちゃいけないっていうことなんですね。
オファーがある場合は、絶対的に買って試してみておくべき
それに対してオファーがある場合っていうのはもっとシンプルで、「アフィリエイトリンク付き」のレビューがいわゆる紹介に当たります。
この紹介の場合は、絶対的に買ってなくてはいけないし、逆に買っていないものを紹介するのは言語道断で、すぐにユーザーからばれます。
っていうのもね。
めちゃくちゃ優秀なコピーライターだったら、買っていなくてもある程度の想像やホームページなどの情報から、ユーザーに対してのメリットやベネフィットを提供して、あた方も「買っているもの」として紹介できるかもしれません。
(ぶっちゃけアフィリエイトに関して買ってなくてもリンクは発行できるし、広告の提携は問題なくできますから)
ただ、多くの人が優秀なコピーライターではないという現実。
そうなってくると、「あ。この人実際に買ってないな」ってすぐにユーザーからばれるんですよね。
逆に本当に買って試してみた人っていうのは、ライティングスキルが全くない状態の人であっても、それがよりリアルで「この人が言っていることは本当で、確かに効果がありそうだな」って伝わるんですよね。
ライティングスキルに頼らずに、実体験を話せばいいので、ライティングスキルを必要としないっていうのが、実際に買ってみて試すことの本当に意義だったりします。
正直、ライティングスキルを身に着けるのは知識を習得してから、実践して身に着けるしかないので、半年ぐらいはどうしてもかかってきてしまう。
それが、商品を一度買えば、ライティングスキル不要になるので、どうしたって「アフィリエイトで紹介する商品を一度買って試してみる」っていうことの方が圧倒的にコスパがいいんですよね。
また逆に「あ。こいつ買ってないな」ってユーザーに見抜かれたときなんて、本当に悲惨で。
信用は地に落ちます。
そうなった場合、信用を取り戻すことは基本的にできないし、一度失った信頼関係で「この人から買おう」なんてよっぽどなりません。
要するに、めちゃくちゃ危険な綱渡りなんですよね。
結構アフィリエイトって「適当にリンクを張っておけば誰かが買ってくれる」って思いこんでる人が多く見受けられます。
だけど、商品をネット上で買う人って、本当にいろんな人の意見を見ているし、見る側の目が肥えています。
そこは絶対に舐めちゃダメで。
ネット上だからこそ、よりリアルにより正直な意見を伝えないといけないんですね。
だからこそ、オファーがある場合は絶対的に一度買っておいた方がいいし、試してみてその使用感や本当におすすめできるのか?っていうところを見極めて、本当におすすめできるものだけを紹介するべきだと思います。
そうした方が、ひょっとしたら本当におすすめできるものがなかなか無くて、アフィリエイトする商品は少なくなるかもしれませんが、売り上げ的には大きくなります。
この部分は絶対的に覚えておいた方がいいですね。
まとめ
買ったことの無い物をレビューするのは良いのか悪いのか。
この点に関しては、レビューと紹介を分ける必要があり、分け方としてはアフィリエイトリンクがあるない=オファーがあるないに区別でき、オファーがない場合はレビューとなり、オファーがある場合h紹介となる。
レビューであれば、類似品からの予測や買わない理由などの解説などで、実際に買っていなくてもレビューすることは可能。
その一方で紹介であれば、絶対的に買ったうえで、本当におすすめできるか否かを吟味し、紹介する必要がある。
現実問題、買わずとも紹介することや広告提携することは可能だが、それには圧倒的なライティングスキルが必要となり、嘘をついた場合に信頼を取り戻すことは容易ではない。
トータル的に考えても、実際に商品を買ってみて紹介した方がはるかにコスパがいい。
それはライティングスキルを凌駕する圧倒的な”リアル”が存在するため。
まとめるとこんな感じですね。
ぜひ参考にどうぞ。