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「良い戦略、悪い戦略」リチャードPルメルト著を読んだ感想レビュー!戦略を学びたいならこの本!

今回はタイトルにある通りなんですが、リチャードPルメルト氏の「良い戦略、悪い戦略」を呼んだので、この本に関して感想を伝えていきながら、軽く内容を要約していき、レビューしていこうと思います。

先に結論から伝えておくと、「戦略」を知りたい、学びたいのであれば、かなりおすすめの良書で、ビジネスマンや個人事業主の人にとっては一度読んでおくべき本かなっていう風に思いました。

良い戦略、悪い戦略の特徴

まず先に語らせてほしいのは、戦略戦術の本っていうのが多く世の中には溢れていますが、結構「1つのビジネスモデル」の例を挙げて解説されている本が多いんですよね。

例えば経営コンサルタントの人が書いている本で「〇〇会社をV字回復させた経営術」みたいな本だったりとか。

また例えば「会社内で○○企画をプロジェクトして、ヒットさせた方法」だとか。

もちろんこういった趣旨の本がダメっていうわけじゃないんですが、MBAなんかを見てみてもわかる通りで、一つの事例だけを見ていても意味がなくって、「いくつもの戦略の例」っていうのを知って「どんな問題点を抱えていて、どう解決したのか」っていうケースをいくつも見ていかないといけないんですよね。

一つの会社のV字回復法や、1つのヒットした商品の理由なんかを知ったとしても、それが必ずしも自分自身に当てはまるか?自分に応用できるか?っていうと全くそういうケースばかりじゃないし。

大切になってくるのは、「戦略を立てる上での考え方」っていうのを学ぶことが大切になってくるわけです。

そしてその戦略を立てる考え方っていうのは、ケースバイケースでのいろんな事例を見ていきながら、筋道立てて考えていき、その力を養うことが重要で。

そのためには「数多くの事例」があるに越したことはないんですよね。

ただ、色々さがしていっても「数多くの戦略事例」を紹介したり、検証したりする本っていうのはなかなかないわけです。

そんな中でも「良い戦略、悪い戦略」っていうのは、本当にいろんな事例を紹介しているので、「どんな戦略が悪い戦略で、どんな戦略がいい戦略なのか」っていうことが比較検証可能なんですね。

だから「事例の豊富さ」っていう面からもかなりの良書だなっていうことが見て取れるわけです。

それこそリチャードPルメルト氏という名前からもわかる通りですが、日本人ではないので

  • 外国の国家安全保障の事例
  • 大企業の事例(スターバックス、IBM)
  • 教育や行政などの公共機関の事例

というように、本当にいろんな事例をもとに、紹介解説しているのが本書のポイント。

そうした豊富な事例をもとに、「良い戦略とは何か、悪い戦略とは何か」っていうことを振り返り考えていくので、戦略を学びたい人にとってはめちゃくちゃ参考になることが多いっていうことなんですよね。

良い戦略を考える上での3つのポイント

じゃあ、本書で語られる「良い戦略とは何か」

悪い戦略っていうのが前半の第3章で語られるわけですが、それは得てして「良い戦略の真逆」だったりします。

ここではかいつまんでいい戦略を構成する3つのポイントを伝えておくと。

  • 診断
  • 基本方針
  • 行動

この3つが一貫しているものがいい戦略だと語られます。

先ほどの話を聞いていると、難しそうな横文字やら、高度な分析やらがあって、初めて戦略が語られると思っていた人も多いと思いますが、序盤にも語られる通り「複雑なものがいい戦略とは限らない」という風に著者は語ります。

それもそのはずで、難しいことや小難しいことであった場合に、全社員がその戦略を理解していれば、もしかしたら機能するかもしれませんが、全員が理解していないのにいい戦略もあったもんじゃない。

つまり、「皆が理解し行動できる」こと以上に大切なことはないのだということなんですよね。

その例として様々な事例が出てきますが、アップルコンピューターがスティーブジョブズを呼び戻し、再起を果たしたの「増えすぎた製品の中から、主力製品を絞る」ということでした。

これは一見するとシンプルかつ、わかりやすいもので、誰でも思いつきそうなものでしたが、そこからアップルは見事V字回復を果たします。

それは先ほども伝えた通りで、適切な問題点を「診断」し、何をすべきなのかという「行動方針」を見出し、どう行動すればいいのかを適切に指示できる戦略があったから、為せたことでした。

もう一つ本書にあった事例を挙げると、スーパーマーケットが隣にできた、スーパー経営者の人の相談を受けたとき、売り上げが下がり、その新しくできたスーパーマーケットにどう対抗していくのかという話の時、いろんな戦略が考えられ、いろんな悩みを伝えられました。

  • 24時間営業にするか
  • 学生向けに品数を増やすのか
  • サラリーマン向けに総菜を増やすのか

数を上げれば数千のアイデアや改善するポイントが出てくるわけですが、著者が「一番の悩みは何か」を問いかけられたときに、「地元にできたスーパーマーケットが年中無休の上、値段も安い」という問題点があることを伝えました。

その中で地元の学生よりも、サラリーマンの方がよりお金を使ってくれるという基本方針を打ち立て、「料理をする時間がないサラリーマンの人に向けた総菜や厳選食品」を充実させることを決めていきました。

さらに、時間が少ないサラリーマンの人に向けて、一番混む時間帯にはレジの人員を増やし、なるべくスムーズに買い物ができるように店内を設計しました。

このように適切な「診断」があって初めて、基本方針が打ち立てられ、適切な基本方針は「行動指針」を導いてくれるものになる。

良い戦略とは、願望や希望的観測ではなく、「何をすべきなのか」「どうすべきなのか」ということが、シンプルにわかりやすく表現し、「最も効果の上がるところに持てる力を集中投下する」ということだと、伝えているんですね。

そしてその道筋を示すのが、

  • 診断
  • 基本方針
  • 行動

この3つだということが言えるわけです。

上記のスーパーマーケットの例で言えば、

  • 診断=新しくできたスーパーマーケットが値段が安い上、利便性が高い
  • 基本方針=お金をより使ってくれるサラリーマンに向けて商売をする
  • 行動=時間がないサラリーマンに向けて、高品質な食材や総菜を提供し、レジの人員を増やし時間を圧迫させないようにする

このように言い換えることができるわけです。

カーネルを見つけ、テコの支点に集中する

そしてもう一つ注力して、本書の中で一貫して言われるのは「限られたリソースをどこに集中するか」という視点がたびたび取り上げられています。

これを本書では「カーネル=核」という形で取り上げられていますし、第6章あたりでは「テコの支点」という形でも取り上げられています。

テコの原理のテコであり、集中することによって一番作用するポイントを見つけ、そこに集中することが戦略の原則だと。

そのポイントとして紹介されているのは2つの企業で、トヨタとセブンイレブンでした。

テコの支点を見極めるポイントとして「未来の予測」というポイントが本書では語られていますが、トヨタの戦略を見ていくと、化石燃料の枯渇は将来必死であり、その際には「エネルギー効率をいかに良くするか」という視点が必ず重要になってくる。

そう思ってプリウスなどを筆頭にしたハイブリット者などを開発し、ガソリンの燃費をはるかに向上させる戦略を取った。

そのことによって、トヨタのハイブリット車の売り上げが上がる。

さらにそのハイブリット車のライセンスなども他社に売り込むことができ、独占的に市場を確保することができる。

そうして「限れたリソースをどこに集中させるか」ということを見極めて、戦略を立ててきたことが紹介されています。

またセブンイレブンを代表するセブン&アイの例も紹介されていて。

日本市場においては、目新しさと多様性が消費者のニーズとして求められているポイントにある。

だからこそ、飲料水においては200種類ほどを在中させておきながら、さらにその70%を新しく入れ替えるようにして、消費者に飽きないような形で、新しい商品を展開しているうえ、そのための「調査チーム」も設計していると紹介されています。

このように「限られたリソースをどこに集中させるか」を見極め、一番費用対効果が高いところに注力させていることが分かるわけです。

優れた戦略はどう行動するのかが明確である

そして優れた戦略というのは、えてして「行動」をどう行うか?ということが明確であることが重要だ本書では語られます。

それは第7章の「近い目標」という章の中でも詳しく語られますが、指導者やリーダーというのはそのほとんどが「大きな目標」を掲げがちだという風にしてきます。

ただ、偉大なリーダーというのは「近い目標=実現可能な目標」を立てる、という風に本書では語られていて。

その理由というのは、「皆にどう行動すべきなのか明確にするため」という風に語られます。

その一つの例として紹介されているのが、ケネディ大統領の「月面着陸」という風に取り上げられているんですね。

僕らからすると、月面着陸なんて大きな目標だと感じるし、読んでいるその時の僕も「月面着陸は大きな目標じゃないか?」という風に思っていたんですが、実はそうじゃなかったんですね。

実はNASAをはじめとした、ソ連との冷戦当時。

宇宙開発が激化し、数々の打ち上げ実験の中で「月に人を運ぶ」というのは、かなり現実味を帯びていた事実をケネディ大統領は知っていたわけでした。

つまり、その当時の技術力を熟知していた人にとっては「近い目標」であり、十分到達可能な目標だったわけですね。

それに付随して、一番注力しなくてはいけないソ連という存在。

宇宙開発においては、当時ソ連に追い抜かれていたアメリカにとっては、絶対的に勝ちたい相手というのがソ連だったわけです。

当時のソ連の技術において大型ロケットを打ち上げる技術はアメリカ以上でしたが、月面着陸をするほどのより大型のロケット開発においては技術力やそのほかのリソースを考えると、アメリカが有利に働く。

またロケットで宇宙に人を運ぶっていうのは、ロケットに人を乗せる場所を作れば、それは有人ロケットになりますが、爆弾を載せれば武器になりえるし、核爆弾を載せればそれは核ロケットになるわけです。

だからこそ、何としてでもソ連に対抗しなければいけなかった。

そうした調査の元「月面着陸」を近い目標に掲げ、宇宙開発のライバルであるソ連に対抗し打ち勝つという目標をケネディ大統領は掲げた。

このソ連への対抗や宇宙開発、それに伴った「冷戦」の対応において、指導者として「達成可能目標」を掲げる重要性を熟知しており、その目標は「どう行動すべきか」を明確にするものだったため、良い戦略だったとされているわけです。

つまり「戦略というのは、どう行動しなければいけないか」ということが明確じゃない、目標は全く意味がないということであり、ふわふわとした具体性のない目標は何の意味も持たないという風に言えるわけです。

この時の話で本書の中では「ヘリコプターの操縦士」の話が出てきますがほんとうにこのヘリコプターの操縦士の話が参考になります。

ヘリコプターの操縦する際に、当然難易度が別々のシュチュエーション毎にあって。

段階を踏んで、操縦できるスキルが身についていくわけですけど、ステップアップするときには必ず「無意識にできるようになって次に行く」ということが、絶対になっています。

ヘリコプターの操縦のミスっていうのは、一発アウトで即死に直結する。

そしてその緊急事態の対応は1秒間に決められた対応を取らなければ、命はない。

だからこそ、シチュエーション毎に完璧に操縦できるようになってから、次の訓練に移る。

そんな話が繰り広げられるんですよね。

近い目標っていうのも全く同じで、近い目標をクリアし、無意識レベルで出来るようになってから次に行く。

近い目標をも達成できていないのに、遠い目標だけを掲げたりすることは、ヘリコプターの操縦においては死を招く、と。

まさにだと思いましたね。

 

 

 

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名前:ちゃんこま

経歴: 実家で営んでいる美容院が経営悪化により倒産し、父親が自己破産。大学生だった当時、学費が払えず大学を中退し、家族4人どん底生活へ。中退した後、あえなく就職し、工場勤務や営業など様々な労働地獄の波に呑まれる。

ブラック企業の会社員として、12時間以上働きながら始めた副業が、開始2ヶ月で23万円稼ぎだしサラリーマンの給料を超える。さらに4ヶ月目には月収30万円、その後も月収63万円と減ることはなく、サラリーマン時の約4倍の収入を得る。

これまでの経緯やノウハウを電子書籍化した結果、大手電子書籍掲載サイトにて、新着ランキングトップ10位入りの常連と化し、最高位2位を受賞。更に2017年4月にはAmazonに電子書籍を出版し、アマゾンランキング1位を2部門で受賞。見事2冠を達成し大きな反響を得る。

現在は独立しオウンドメディア運営、情報ビジネス、webマーケティング関連など様々な事業を展開。節税の為に法人化するか現在検討中。

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