最近習慣化って大事だなって、常々思います。
多分目標に直結する事柄を習慣化することができたら、叶わないことって無いと思います。
多くの人が、「習慣化」の大切さを説く訳ですが、意外に習慣化の力を信じている人が少ないのも事実です。
だからちょっと残念。
それは、目覚ましいパワーを「習慣化」することが持っているからです。
だから今一度習慣化する大切さを、ボクは痛感したのでした。
習慣とは費やす時間の多さである
例えば、時間=お金
そんな風に、言われることがあります。
タイムイズマネー、なんて言葉もあるぐらいです。
お金とは価値と価値の交換であり、価値とは時間のことを指す訳ですね。
だから時間=お金という風に言われる訳です。
そして、また「価値」というのを言い換えると「力」と言い換えることもできます。
時間=力という訳ですね。
これはもう引退した、島田紳介が言っていたことですが、若手芸人に吉本の養成所でセミナーをしたとき。
「今僕は、君たちの年齢に戻れるなら1億円以上払ってもいいと思っている。
20年若返るなら、1億円以上のお金を払う価値があると思っているのね。
そう考えると、今君たちは、1億円分の若さと時間を持っているのと同じこと。
その1億円を無駄にするのも、こうして芸人として、大成する為に投資するのもどっちでもできるってこと。だからぜひ無駄にしないでほしい。」
そんな風に言っていました。
これは時間=お金であり、時間=力である。
そんなことを説いていた訳でした。
習慣化させることで、10日で4倍以上の効果が出る
じゃあ、24時間という1日の時間がある中で、1時間=1の力があると、考えてみると、
1日で費やせる力は24の力ということになります。
もちろん睡眠している時間もあるので、厳密には24ではないので、8時間寝たとして、少なくとも16の力を持っていることになります。
「16ある力を、どうやって分配するか」
これが平等に与えられた時間という存在の中で、唯一与えられた「自由」な訳です。
「勉強しよう」
「スキルアップしよう」
そうやってなんとなく決めた事柄って、実は時間にするとそこまで多くはなく、わずか1時間程度なものです。
力で言えば1のパワーです。
それは習慣化されていない、「顕在的な発想」だからですね。
それが習慣化された事柄であれば、1日平気で4の力を付けることさえできます。
習慣化されていれば、潜在的な発想なので、取り組んでいても辛くはなく、それが「当たり前」の状態ですからね。
10日経てば如実に、その差は現れ、10の力と40の力。同じ時間を過ごしていても、30の力の差が生まれます。
このように時間を力と換算すると分かりやすく、物事は、「時間を費やすごとに上達する」ということを考えたら、「習慣化」に勝ることはないわけですね。
だから、習慣化することが、成功するか、失敗するかの道を分けるという風に言われる訳です。
どう「習慣にするか」をやる前に考える
なのでボクは、何か新しくトライする時、必ず習慣化にまで落とし込むための行動パターンを決めてから発進します。
多くの人は、「なんとなくやることを決める」と思います。
ダイエットするために、運動しよう。
とか、
スキルアップのために勉強しよう。
とか。
でもこの決定事項って、その日その日の「1日」のやることを決めているだけに過ぎないので、習慣化するために大切な、「継続」ということは考えていないんですよね。
やること、つまりアクションには、「単発」と「継続」がある訳ですが、1日のやることを決めるというのは、単発に過ぎない訳です。
でもボクは、「習慣化させる為にやることを決める」様にしています。
なので単発的に、1日のやることを決めるんじゃなく、習慣化させるために、継続させるために、1日のやることを決めるようにしています。
目的が「やること」ではなく「習慣化」に重きを置いているということ。
多分これが、より早くなんでも結果を出すに繋がった、大きな考え方の違いなんだと思います。
終わりに
多くの人は、習慣化の大切さを聞いたことがあります。
でも多くの人は、習慣化の力を信じていません。
ただ、時間=力と考えると、習慣ほど費やしている時間が多い項目はありません。
つまり、「何を習慣化させるか」これが、あなたのゴールを決めるということなんです。
習慣の力は、あなたが思っている以上に多い。
ですから、何を習慣化させて、何に時間を費やすか。
ここを改めて見ると結果は大きく変わってくると思います。
それでは。