毎日のようにいただく質問の中で、結構いただく頻度が高い質問に今日は答えていこうかなと思います。
そのうちの1つが「ブログって誰でもできるものなんですか?」っていう質問。
これは結構いただく質問の中で多いですね。
多分トップ10ぐらいに入ってくるんじゃないかな。
ブログは誰でも出来るのか?
そんな「ブログって誰でもできるものなのかどうか」っていうことに今日は答えていこうと思うんですが、結論から先に行っちゃうと「出来ないです」
その真意は、これからお伝えしていくんですが、「ブログは誰でもできるのか?」っていうだけの質問であれば、「できる」っていうのが多分答えだと思います。
無料ブログであれば、住所と名前ぐらいをかけばブログは解説できるし、ワードプレスなんかで独自ドメインのブログであっても、お金を払えば誰だってできる。
だから「ブログは誰でもできるのか?」っていうことだけの意味で捉えれば「できる」っていうアンサーになりますね。
でもこれって、「ブログができるか否か」っていう論点であって「ブログで稼げるか否か」って論点じゃないんですよね。
つまり言い換えると、「ブログは誰でもできることだけれど、ブログを使って誰でも稼げるか?」っていう論点であれば、「誰でもは出来ない」っていうことに繋がるってことですね。
特定のジャンルで詳しい必要がある
そもそもの話。
ブログで情報収集をする。
グーグルで検索して物事を調べる。
こうなった時に必要になってくることって、調べたことへの「解決策」であったり、「疑問」に対しての「答え」であったりが知りたいから調べるわけです。
とすると、答えてくれる人は少なからず「自分よりも詳しい人」っていうのが第一条件になる。
これがもし仮に自分よりも詳しくない人であれば、調べたことに対しての解決策や、疑問に対しての答えを知らないため、結局調べた意味が全くないわけです。
この時点で「ある特定のジャンル」に対しての、多少なりとも詳しくある必要がある。
っていうことが前提条件に足されるため、「誰でも出来る」っていうことから少し離れますよね。
ブログに強みを持たせる
また、ブログやインターネットを通して「一般」である僕らが、何かしら発見してもらうためには「強み」がどうしても必要になります。
これは先ほどの「ある特定のジャンル」に対しての知識にも通ずる部分ですが、良くわからない、誰ともしれない人の意見を聞きたいなんて普通は思いません。
そのジャンルに対して「強み」があるからこそ、芸能人が出てるテレビや、人気芸人が出てるyoutubeよりもブログを通して情報をキャッチしようとするわけです。
とすると、その特定のジャンルに対しての「強み」が必然的に必要になる。
わかりやすく言えば、「50歳主婦」という人よりも、「東大主席を育て上げたカリスマ主婦」の方が、「子育ての話を聞きたい」という気持ちが強くなりますよね。
そんな感じです。
そして、強みを見出すために、細分化してわけなくちゃいけない。
逆に細分化することによって、その強みを際立たせることができるため「特定のジャンル」という風に、組分けする必要があるってことですね。
いわばランチェスター戦略においての「差別化」という部分です。
芸能人のような知名度は必要ない
んで。
ちょっと話から脱線するんですけど、インターネットが発達した今「芸能人の子育て論」みたいなのって、そこまで価値がないんですよね。
「辻希美の子育て論」というものを誰かが知りたいか?って思えばそうじゃない。
それよりも先ほど例題をあげた「東大主席を育て上げた主婦」という人の話をより聞きたいはず。
つまり「知名度」ではなく「濃度」であるってことが言えるわけです。
芸能人として知名度があるから、インターネットで力を発揮できるというわけではなく、インターネットという「一対一」の空間だからこそ、「真実かどうか。より本物かどうか」という濃度が重要になってくるということ。
これは、キンコン西野の革命のファンファーレという本に書いてあった「知名度があっても信用がなければクラウドファンディングでお金が集まらない」
っていう話と通ずる部分ですが、知名度が高くても濃度が低ければ、全く意味をなさないし、その逆もまた然りで、濃度が濃ければ芸能人ほどの知名度がなくても濃いファンが着くっていうことです。
ですから、「ブログで稼ぐ」ってことにおいて、「芸能人である必要はない」っていうことは断言でき、その代わりに「特定のジャンルに対して強みがある」ということが必要になってくるわけです。
特定のジャンルに関して強みを持つためには
話を戻して。
こういう風に考えてみると、「ブログは誰でもできる」っていうのと、「ブログは誰でも稼げる」っていうのとでは、全く意味合いが異なってくるっていうことがわかってきたかと思います。
ただ物事は表裏一体。
まあ、ここまで少しネガティブなことが続いてしまったので、これだけで終われば、それは偏った情報になってしまう。
なので、これからブログを始めたい方のために少しプラスなことを伝えてバランスをとって、後は見てもらった人それぞれが判断していけばいいと思うので、伝えていきます。
そもそも特定のジャンルに対しての強みがある必要がある。
これが第一条件だという風に、伝えていきましたが、じゃあ僕自身が最初から強みを持っていたのか?って考えたら、全くもってノーです。
強みなんてこれっぽっちもないし、他人より詳しいものなんて何もなかった。
ブログを0からスタートした僕の経緯
「じゃあ、ブログを始めるために強みを持つためには?」
って考えた時に思ったのが、インターネットという場所を駆使してスモールビジネスを始め、少額でもいいから稼ぐこと。
そこからのスタートでした。
物販ビジネスだったり、今でいうせどりだったり。
多少なり「詳しさ」と「強み」を見出しながら、「発信できうる力」を模索し始めました。
そこからマーケティングであったり、コピーライティングであったり、seoの知識だったりと幅広く学んでいった。
つまり、1つ1つ思考しながら積み重ねていったわけです。
そう考えると、「今まだ何も持っていない」と悲観する必要はなくって、1つ1つ積み重ねていくことで「ある特定のジャンル」に対して詳しくなることは誰でもできることだし、そこに強みを見出していくことは、全然できることだと思います。
誰でも強みを見出せる方法
例えばの話、「趣味で映画を見てます」っていう人のが書く映画レビューのブログと、「年間300本の映画を見まくってる人が語るオススメの映画10本」という記事があったら、絶対に後者を知りたくなる。
ってか普通に僕なら聞きたい。
「それだけ見た中でオススメの映画はなんですか?」って。
要するに、好きなことや興味のあることを人よりも「ちょっとだけ」詳しくなる。
時間を注ぎ込む。
こうすることで、誰だって特定のジャンルで強みを打ち出せるようになるんですよね。
まずはそこからだと思います。
「このジャンルってアフィリエイト案件あるのかな?」とか。
「このジャンルって稼げるジャンルなのかな?」とかっていうのは、二の次三の次で、今考えるべきことじゃない。
むしろアクセスが集まってくれば、どんな方法でもマネタイズできるし、後からいくらでもそのメディアの運用方法はある。
だからとかくはじめの方が「長く費やせるもの」から見つけて見て、そこに少しずつ時間を投下していく。
そうすることで、「特定のジャンルに関してちょっとだけ強みを持てる」ようになってくるんだと思います。
とかくそこからのスタートすれば、ブログは誰にだってできるかと思います。
終わりに
後最後になんですけど。
以外に話を聞いてると「それすごいじゃん!」
みたいな強みを持っている人って結構います。
でも残念なのが、それが強みだということに気づいていないということ。
または、その強みがマネタイズにつながらない(稼げない)と思って断念してしまっていること。
いやいや。そんなことないよ。って思いますね。
僕の例で言えば、サラリーマンの頃、営業成績がトップでした。
これって別に誇れる強みだと思っても見なかったんですけど、今考えれば「特定のジャンル」に関して「ちょっと詳しい」っていうのに当てはまってますよね。
だから今からブログを始めるんだとしたら、自分の強みを「セールス」にして、営業方法とかセールステクニックとか。
後派生して行動心理学とかの方に舵を切ってブログを運営するかなって。
要するに「すでに強みを持っている」のにも関わらず、それに気づいていない。っていうパターンも多いってこと。
だからまずは、自分自身と向き合って見て、「強み」っていうのを見つけることから始めるのがいいのかなって思いますね。