つまらない仕事を2倍楽しくする科学的に笑える方法が判明!

今回はタイトルにある通り。

つまらない仕事を2倍楽しくする方法を知ったので、それをシェアしておこうと思います。

まずは結論から。

そのつまらない仕事を楽しくする方法っていうのが「お笑い動画を見る」っていう方法。

一見すると、お笑い動画が面白いから仕事が楽しくなるって思う方もいるかもしれませんが、そうではなく。

お笑い動画を見ることによって、意思コントロール力が高まることが科学的に証明されていて、その結果つまらない単純作業の効率が2倍も上がったという根拠が元になっているので、「飽きた」「つまらない」「単純作業」などの仕事をしなければいけない方は是非取り入れてほしい方法ですね。

根拠

このつまらない仕事を楽しくするのは「お笑い動画を見ること」と研究してくれたのは、オーストラリアにあるニューサウスウェールズ大学で。

ニューサウスウェールズ大学が2015年に出した論文によると、被験者70名集めて、見開き2ページの論文を被験者に手渡します。

そのアルファベットが羅列してある「2ページ分の論文」の中にある、アルファベット「E」の文字を見つけてもらう単純作業をしてもらいました。

その後、2つのグループに分け、別々の動画を見てもらいます。

それがこれ。

  • ミスタービーンの1シーン
  • 自然あふれるドキュメント動画

この2つの動画を見せて、再度論文の中からアルファベット「E」の文字を探してもらいました。

この研究の意図したところは、すぐ飽きてつまらないような単純作業をあえてさせて、自己コントロール力や集中力を低下させた上で、2つの動画を見せることによって「どう変化するか」を見極めるために、あえて飽きるようなつまらない単純作業をさせたのでした。

ミスタービーンの1シーンというのは、いわゆるコメディ映画で僕らの感覚でいうと「お笑い」の動画。

一方で「自然あふれるドキュメント」というのは、NHKなどでやっていそうなクジラやイルカ、マグロなどの活動を観察しておったようなドキュメンタリー番組を想像するとイメージしやすいのかなと思います。

この2つを見た後、再度つまらない仕事をお願いしたわけですが、その結果、「自然あふれるドキュメント」よりも、「ミスタービーンの1シーン」の動画を見てもらったグループの方が、その後に行ったつまらない仕事の効率が2倍も高まったことが確認されました。

つまり、すぐ飽きてしまうようなつまらない単純作業や仕事というのは、自己コントロール力が低下してしまいがちですが、お笑い動画を見ることによって再度集中し直すことができるため、効率が2倍も高まる。

ということが、このニューサウスウェールズ大学の研究で判明したということでした。

理由

じゃあなぜお笑い動画を見ると、つまらない仕事を今一度集中し直し、タスクをこなすことができるのか。

この理由としてあげられているのは、まず「ストレスの減少」です。

お笑い動画には、ストレスを低下させてくれる役割があるのでは、ということが科学的には言われていて、つまらない仕事というのは応じてストレスが溜まるものです。

このストレスをお笑い動画を見ることによって、減少させることにつながるので、作業効率が上がったことが言えるのではないか、というのが1つ目。

もう1つが、「緊張感の緩和」

仕事に従事していると、やはりどこかで緊張感を持って行っています。

当然家でパジャマの状態とスーツを着て職場にいる状態とでは、緊張感は変わってきます。

この緊張が行き過ぎると、疲れなどにつながってくるわけですが、お笑い動画を見ることによって緊張が一時的に緩和され安らぐため、再度集中し直せたのではないか、というのが2つめの理由です。

そして最後は「コミュニケーション」

お笑い動画を見た後というのは、コミュニケーションを取りたくなる、ということが科学的には言われており、活発に人と接したくなる要素があるとされています。

コミュニケーションを図るといいうことは、能動的に自分がアクションすることを意味するため、やる気やモチベーションの向上が見られた結果を裏付けているのでは、ということが言われています。

要するに、つまらない仕事をお笑い動画を見ることによって楽しくなった理由というのは、

  1. ストレス減少
  2. 緊張の緩和
  3. コミュニケーション

この3つが考えられるということですね。

応用方法

この論文は結構面白いなー。って思っていて。

実際僕自身は、つまらない仕事っていうのは全て切り捨てるし、楽しいことしかしない主義なので、つまらない仕事を楽しくするっていう意味ではあまり使いませんが、

(そういう選択ができるようにしたっていうのもあると思いますが。)

セルフコントロール力が落ちる時だとか、やろうと思ってたけど集中力が切れてできなかった時だとかっていうのは結構あったりするので、そういう風には応用していこうとは思ってます。

本を買って「読もう」って思ってたけど、なんか途中でやる気がなくなっちゃったりとかは全然あるし。

筋トレしようと思ってたけど、「今日はいっか」ってなっちゃう時もあるし。

つまらない仕事はしませんが、セルフコントロール力が低下するのは防ぎたい。

(1日中集中するのは無理だしね)

そんな時は、このお笑い動画を見るって方法は利用しようと思います。

多分オススメは漫才とかコントとかですね。

お笑い動画を1時間とか2時間とか見ちゃうと、それはそれでまずいので、コンパクトに終わって笑える動画がベストなんだと思います。

ニューサウスウェールズ大学も「ミスタービーンの1シーン」となっていたので、漫才とかコントの5分程度が、一番いいのかなと。

1時間のバラエティ番組だと、この論文とはちょっと合わないと思うので、僕が好きな漫才動画で応用しようかなと思います。

ぜひオススメの漫才コンビがいたら教えてください。