脳の認知機能を高めるための手軽に買えるスーパー食材とは。

今回はタイトルにある通り。

「認知機能を高める食材」に関して、面白いことを知ったので、それをシェアしておこうと思います。

認知機能ってなんぞや?ってことですが、ざっくりといえば「脳の機能」だと思ってもらえればここでは十分で。

認知症なんて病気があったりしますが、脳機能の一部が認知機能。

要は「頭が良くなる食材」が存在するってことが、ここでは伝えたいことなんですね。

そして結論から伝えてしまえば、認知機能を高める食材として効果的なのが、スーパーでも良く売っている「ほうれん草」。

これが11歳も脳を若返らせてくれることがわかっています。

まさにスーパー食材って感じですね。

ほうれん草が頭を良くする根拠

まずは根拠から。

これはラッシュ大学が行なった研究が元になっていて。

この研究では平均年齢81歳になる954人の被験者を集めました。

そして食生活をチェックしながら、認知機能を確認し、「食生活が脳に与える影響」に関して調査して行ったんですね。

しかもこのラッシュ大学がすごいのが、5年間もの間追跡調査を行ったという点。

やっぱり食生活の改善とかっていうのは、色々な研究を見てみてもそうですが、短期間で効果がでるものもあれば、長期間によって効果が現れるものも多くて。

5年間の追跡調査によって、その差分を取り除こう、より性格なデータを取ろうという、研究への熱意が感じられます。

その上で。

この5年間「食生活」と「認知機能」との相関性を調べて行って判明したことというのが、ある特定の食材を食べている人というのは、認知機能が平均に比べ「11歳も若い」ということが、判明しました。

その食材というのが「緑黄色野菜」でした。

ほうれん草やケール、芽キャベツ、スクマエキ、カラシナ、アスパラガス。

こういった緑黄色野菜を食べている被験者は、食べない被験者に対して「脳が若い状態」であることがわかったんですね。

この研究では、平均年齢81歳ということなので、「認知症予防」にも効果があることが危害できますし。

若い世代や学生においては、受験勉強やビジネスにおいても脳機能は十分に活用している部分なので、効果的だと言えるでしょう。

なぜ緑黄色野菜は認知機能に効果的なのか

まあ僕らはなんとくなくのイメージで「野菜や健康に良い」

そんなイメージを持っていると思いますし、そのイメージが科学的に正しいとされたのが今回の研究なので、そこまで違和感がないかと思います。

ただ一応。

ほうれん草やケール、芽キャベツ、スクマエキ、カラシナ、アスパラガス。

こういった「なぜ緑黄色野菜を食べると認知機能にいいのか?」

考えられている理由を伝えておくと。

緑黄色野菜には、多くのビタミン系統、βカロチン、葉酸、ルテインといった成分が含まれています。

葉酸やβカロチンが脳機能にいい、という研究は既に出ている通りで。

これらの成分を野菜を摂取することによって、多分に得られるため、認知機能が11歳も若返る結果になった、ということが考えられています。

頭が良くなる緑黄色野菜の食べ方

そしてこのラッシュ大学の研究でも示唆されていますが。

基本的に脳機能の向上が見られたのは、緑黄色野菜を「1日150g〜450g」ほど食べていた人。

という風に示唆しています。

「どれぐらい食べたら脳にいいの?」

そう気になる方もいるかと思いますが、これが1つの目安になるかと思いますね。

最低150グラム。

ここを目安にしてもらえるといいかと思います。

1パック100gで売っている場合、それを2つ食べると考えれば、「最低150g」を達成することができますし。

朝100g、夜100gと分けるのもいいでしょう。

ポイントは「1日最低150g」の緑黄色野菜を食べる、ということですから。

また、「どんな緑黄色野菜を食べればいいのか?」ということに関して。

ほうれん草やケール、芽キャベツ、スクマエキ、カラシナ、アスパラガスといった様々な野菜を食べることが重要だと思いますが、何より「続けること」が重要で。

そのために、スーパーで書いやすい食材を意識すると、「何を食べればいいのか?」が決まってくるかと思います。

スクマエキやカラシナというものよりも、ほうれん草やアスパラガスの方が目にしやすい食材でしょうし、それを買うのも1つの手です。

更にいえば、「続ける」という観点から見てみると。

「安い食材」をピックアップするのも1つの手かと思います。

やはり珍しい食材やなかなか目にしない食材は、高価だったり、単価が高い食材である可能性が高いので、安い方が続けられると考えれば「安い野菜」を買うのがいいかと思います。

調理方法

続いて調理方法ですが。

これに関しては、特に指定はなく。

ソテーにしても、生で食べても一定の効果が期待できます。

(蒸す、焼くに関しても、微妙な数値は変わってきますが)

その中でも特におすすめなのは、オリーブオイルなんかを大さじ2杯ぐらいかけて、少しソテーするぐらいがおすすめだとされています。

頭が良くなる食事法まとめ

この記事でも伝えていますが、MIND食事法という脳にいい食事の方法の1つの中に、「オリーブオイル」というのも含まれています。

なので、合わせてオリーブオイルを食べるというのは、一石二鳥の効果が期待できるということですね。

そして最後に。

9年間調べて判明!科学的に頭が良くなる食べ物は魚だった件!

この記事でも伝えていますが、魚に関しても頭が良くなる食材として有名なので、魚と野菜をしっかりと取ることが、脳にいい食事を心がける上で重要なことですね。

まとめ

最後にまとめておくと。

ラッシュ大学の研究によると、1日150g〜450gの緑黄色野菜を食べている人は、平均年齢よりも11歳認知機能が若い傾向にあることがわかった。

その理由は、緑黄色野菜に含まれるビタミン系統、βカロチン、葉酸、ルテインといった成分が影響していると考えられる。

緑黄色野菜の中でも、ほうれん草やケール、芽キャベツ、スクマエキ、カラシナ、アスパラガスなどの野菜が認知機能向上には良くて。

特にほうれん草やアスパラガスは、スーパーで手軽に入手できるためおすすめ。

そして調理方法に関して決まった方法があるわけではないが、オリーブオイルなどの健康的な食材と合わせるとよりいい。

まとめるとこんな感じですね。

ぜひ参考にどうぞ。