昨日は久々に、中退せざるを得なかった大学での同級生に会いました。
普通に居酒屋へ呑みに行って、〆のラーメンを食べると言う、
当たり前の様で、最高の1日を過ごしました。
やっぱり〆はこってりラーメンです。
複数人で呑んでいたのですが、最後の〆のこってりラーメンは、友人と2人のみで行きました。
これはマストで譲れませんね。笑
〆のラーメンを食べ終わった後は、酔いも、深夜の春の風が抜いて行ってくれているようでいい感じに気持ちよくなってました。
そこで最後まで残った1人の友人と、ラーメンを食べ終わった外のベンチで少し話していたんです。
「今の職場を辞めようと思っているんだよね」
そんな友人の突然の一言を皮切りに、進路相談が始まりました。
どういう訳だか、僕はこういった類いの人生相談をされる事が多い。
おそらく人生を謳歌してる、楽しんでいる雰囲気があるからなのか。
ただ単に陽気だからなのか。笑
実際にめちゃくちゃ、人生を楽しんでますしね。
今の生活は最高です。
ま、詳しい理由は分からないんですが、人生相談を良く受けます。
そんな相談に乗っていてい思ったのは、人間って2種類の人間しか居ないってこと。
搾取する側
搾取される側
この2種類の人間しか居ません。
仕事を辞めたいと言った友人の話
その友人は、これまでサラリーマンや会社員という雇われる立場での仕事をずっとやって来ました。
だから僕が「今の仕事を辞めてどうするの?」そう聞くと、
「別の会社で働きたいと思ってる」そんな解答が帰って来ました。
僕は他にやりたい仕事があれば、辞める事は全く問題無いと思っています。
終身雇用なんて昭和の時代だけの話ですし、今ではほとんどの割合で、転職を経験したり、会社を変えたりしていますから。
ただ、気をつけなくちゃ行けないのは、やりたい仕事は【常に一歩先にある】と言う事を知らないまま転職しても、挫折してしまうと言う事です。
例えば、広告業界に入り、「自分がCMで日本を変える」というやりたい事があり、広告業界に転職するとします。
でも、CM製作の指揮を任される以前に、現実では、大量の資料や雑用と言う、やりたい仕事の一歩手前をやり続ける必要が出て来ます。
もっと大きな夢で、「プロの歌手になりたい」そんな夢を持っていたとしても、地道な音楽活動や、小さなライブハウスでの売り込みなど、現実的な物をやり続ける必要が必ず出て来ます。
武道館でライブする事が夢なはずなのに、小さな居酒屋ぐらいのキャパでのライブの日々。
でもここをクリアしない限り、武道館ライブと言う夢は達成し得ません。
だから
日本を変えるCMを作る。
武道館でライブする。
そんな、やりたい仕事は常に一歩先にある訳です。
それを踏まえた上での、「やりたい仕事への転職」であれば、全く問題ないと思います。
「浪人してしまうと就職に不利になるって本当?経営者が言った驚きの一言。」でも紹介しているお世話になった社長も、「どんな経歴だろうが、転職は出来るし、チャンスはある」っていつも勇気づけてくれてました。
僕はそんな夢のある人の方が、キラキラしているし、輝いて見えるので、俄然応援したくなります。
月に行こうとした人間しか、月に行けるはずは無いですから。
つまらないから会社を辞めたい
しかし、友人の相談内容は、やりたい仕事がある訳でもなく、
今の仕事が大変でつまらないから。
と言う事が、理由でした。
それが理由であっても、僕は責めるつもりも無いし、「甘えているな」なんて一切思いません。
彼にしか分からない職場の大変さや、人間関係の辛さがあるでしょうから。
ただ彼の視野を狭くしてしまっているのは、雇われる事でしか、お金を稼ぐ方法を知らないと言う事でした。
高校時代にはアルバイト。
大学生の時には派遣。
社会人になってからサラリーマン。
全てが誰かに雇われ、時間を売る事で、お金をもらう給料体系です。
すると、「今の仕事を辞めたい」と言う悩みがあった場合、考えられる選択肢は「転職」するだけです。
だから悩むとすれば、「どこに転職するのか」だけです。
逆にこれ以外、彼には選択肢はありません。
雇われという立場は変わらずに、雇い主の判断に人生の全てがかかります。
仮に体を壊し、雇い主が雇用しないと言う判断を下せば、仕事を失い、路頭に迷うでしょう。
仮に肉体労働で、過酷な仕事を60歳まで続けられず、雇い主が要らないと言う判断をすれば、そこでおさらばです。
「転職の相談に乗った友人の恐ろしい末路とは!?」で紹介してる友人が、勘違いしている部分でしたが、雇い主の判断一つで人生の全てが狂ってしまうのが、雇われと言う立場です。
一方で雇われずに生きて行く方法を知っている人は、絶対に雇われる道を選ぶ事はありません。
雇われると言う立場がいかに不安定で、選択肢が少なく、搾取されているのかを、雇い主として裏側まで知っているからです。
参考記事:「副業から独立してよかった事3選。」
ある時、知り合いの社長と話をしている時に、「仮に会社が潰れたとしても、また会社を建てる」と言う話を言ってました。
会社を作った方が遥かに稼げるし楽だから。
だそうです。
例えば50代男性で、2人の息子を持つ家庭がある人が居たとします。
Aさんは会社員一筋30年の人。
Bさんは会社経営者の人。
それぞれが、50歳にして仕事を失うとします。
(A,Bさんともに無借金)
Aさんが取る行動と言えば、次に雇ってくれる転職先を探す事でしょう。
しかし、50歳にして、再雇用してくれる会社は少なく、なかなか仕事が決まらない。
面接を10回20回と重ね、やっとの思いで入社出来ても、ほとんどの場合新人扱いで、下っ端からの再スタートです。
一方、会社を経営していたBさんは、お金の稼ぎ方を既に知っているので、新しく事業を始めます。
仕事を貰う立場ではなく、生み出す立場にあると言う事。
人を雇用して、仕事を与える事も出来るし、自分の変わりに働いてくれる人を見つけ、自分が楽をする事も出来ます。
会社を一回失敗しているんだから無理だろうと言う人がたまにいますが、
マネーの虎で有名な南原社長は、1回会社が倒産し、借金2億円の所から、既に年商何十億の会社へ復帰させています。
スティーブジョブズも、自社のアップルをクビになってから、ピクサーを立ち上げ、大成功していますし、その後アップルにまた戻り、アップルを再建させています。
一度お金を稼ぐ力さえ身につけてしまえば、どの分野でも関係なく稼げると言う事です。
搾取される側であれば、いつまでたっても搾取され続けるし、仕事を生み出せる立場であれば、仕事を作り出し、雇用する事も可能な訳です。
だから搾取する側と搾取される側の2種類の人間しか居ないって言う事なんです。
もっと言えば経営とか独立なんてせずとも、今の時代副業を始めることだってカンタンに出来るし「副業で稼ぐ為に大切な3つの技術とは?」で伝えている通り、個人で稼ぐ為の技術なんて、この3つを押さえておけば簡単な話。
会社員でありながら搾取されない為には
じゃあ、搾取され無い様にする為にはどうしたら良いのか。
50歳で解雇された時に、下っ端からスタートせずにするにはどうしたらいいのか。
これは、自分でビジネスをする事です。
どんなに小さくても良いから、自分自身でビジネスをする事でしか、雇う側の立場は養われません。
でも僕たちが恵まれているのは、以前であれば自分でビジネスをする為には、銀行から借金をして、ある意味ギャンブルの様な立ち位置で、ビジネスをするしかありませんでした。
しかし、ネットが普及した今、小さいビジネスであれば、借金せずポケットマネーから始める事が出来ます。
ただ、ほとんどのサラリーマンは、自分で稼ぐと言う選択肢はありません。
しかし既に、副業やサイドビジネスのやり方をあなたは知っている訳です。
歴史からすると、かなり恵まれた状況です。
参考記事:「在宅で安全に副業をやりたい人が絶対に知っておきたい48個のまとめ。」
僕が今までネットを通して、ビジネスをやって来た経験って、自分の中でものすごい大きくて、仮に僕の全てのビジネスが衰退して0になったとしても、また1から仕事を作れる自身があります。
50歳になって全て失ったとしても、また1から作れる程の経験値を得てきた自負があります。
だからこれからは搾取される事は無いし、雇い主に人生を左右される事も無いでしょう。
多分これが、本当の安心です。
友人にしたアドバイス
そんな事を踏まえ、ボクは友人にこんな風に伝えました。
ーーー
ボクは全然「楽しくないから」とか、「やりたい事じゃない」といった理由で仕事を辞めるのは全く構わないと思うよ。
多くの人は反対するんだろうけど。
でも結局自分の人生だし、「その程度で辞めるな!」って、反対する人の意見を聞いたとして、その人が責任を持ってくれるかっていったら、多分持たない。
責任を持たない人の発言なんて気にする必要はないよ。
だからボクは好きなように、人生後悔しないように進んで行ってほしいと思うから、単に「イヤだ」って言う理由だけで、辞める事に全然否定しない。
それこそ搾取され続ける人生、ボクはまっぴらだったし、ボクがサラリーマンを辞めた理由も搾取されるのがイヤだったからだし。
ただ、気をつけてほしい事は、本当にやりたことって、「一歩奥」にあるってことは忘れないでほしいなって思う。
ファッションが好きだからって、アパレルで働く事はしないでほしいなって思う。
アパレル関係とか、ネイル関係の仕事って、女の人はよく就きたがるんだけど、驚くほど離職率が高い。
その理由って、ファッションやネイルを自分がするのが好きなだけであって、「自分が人にしてあげるのは好きじゃない」っていうのが理由なんだよね。
一歩奥の「やりたこと」にフォーカスして、次なる仕事を見つけて行ってほしいなって思う。
仕事ってやっぱ、生きる為の手段であって、目的じゃないから。
ボクはそう思ったから、搾取される人生なんてイヤだし、「まずは稼げる自分になろう」って思った。
それが人生に対して夏休みの宿題だと思ったから。
この夏休みの宿題が終わってしまえば、人生の夏休みを謳歌出来るんじゃないかって。
そしたら結局独立しちゃって、搾取されない人生に変わった。
そこから本当に毎日が楽しくなったし、あんなにイヤだった仕事も苦じゃなくなったし。
むしろ生活が仕事、趣味が仕事みたいな感じだから、本当にあのとき「搾取されない人生」を選択してよかったなって思う。
目的と手段。
この2つを分けて考える事が大切なんだと思うよ。
ーーー
そんな風にアドバイスしました。
別に個人が会社に雇われるだけが人生ではないし、自らでビジネスをすれば、搾取されない人生だって選べる。
「ネットビジネスで副業7選。初心者が一番稼ぎやすいのはこれだ!」この記事を参考にしてみれば、個人からでも稼ぎやすい副業が見つかると思います。
そんな風に「目的」と「手段」
この2つをきちんと分けて、やりたい事に向かって行くのが一番なんだって、ボクは思います。
終わりに
搾取される人間、搾取する人間
雇われる人間、雇う人間
人間にはこの2種類しかいません。
搾取され雇われる立場が嫌であれば、雇う側の人間に行くしかありません。
雇う、雇わないは、人それぞれですが、言い換えれば、自分で仕事を生み出せる人材と言う事ですね。
どちらが良いのかは、人それぞれですが、僕は他人に選択肢をゆだねる人生は絶対に嫌ですね。