今回はタイトルにある通りなんですが、以前メルマガ読者の方から「私は特定のジャンルということではなく、色々なジャンルで私自身が学んだことを備忘録としてブログに掲載しています。こうしたノンジャンルの備忘録ブログをうまくマネタイズするためにはどうしたらいいでしょうか」
ってな質問をもらったんですね。
なので今回は、いろんなジャンルの備忘録を記事にしているブログで、いかにマネタイズするか?っていうことを解説していこうと思います。
先に結論から言ってしまうと、「教育からセールス」をズラシて行うっていうことが、ポイントになってくるかなって思います。
備忘録ブログの弱点
まずはじめに。
備忘録ブログがそもそもなぜマネタイズしづらいか?っていう弱点の部分を解説していった方が、この先に解説する「備忘録ブログを、お金のなる木に変える」という方法がより明確に理解できると思うので、備忘録ブログの弱点を解説していくと。
質問をくれたOさんも、すでに理解していることと思いますが「属性が統一されていない」ということが、備忘録ブログの弱点になってきます。
そもそもいわゆる「特化型ブログ」のケースであれば、一つのジャンルに特化して専門サイトを構築するので、アクセスするユーザーの属性っていうのを均一化しやすいんですよね。
例えば、「肌荒れ」に対応するブログを作った場合、属性は「肌に悩んでいる人」ということになりますし、10~30代ぐらいの年齢層の人っていうことが想像できます。
こうなると、そこまで高額な商品を売るっていうのは、属性の性質上難しくなってくることが想像できるので、1000円から3000円ぐらいのスキンケアやサプリメントをアフィリエイトするのが、一番キャッシュフローとして生みやすくなります。
1000円から3000円といっても、定期便の購入なんかの案件だと、1万円を超えるアフィリエイト報酬があったりするので、かなりアフィリエイトフィーとしても高い金額を得ることもできます。
話を戻して。
何が言いたいのかっていうと、特化型ブログっていうのは、属性を絞り込めるからこそ「何を提供すれば、アクセスしてきたユーザーに刺さるのか?」っていうのが、想像に難しくないことなんですよね。
それに対して「備忘録ブログ」、ひいては質問をくれたOさんのように「ノンジャンル」で、いろんなジャンルの内容を記事にしている場合、いろんな属性を持ったユーザーからのアクセスになるので、属性を絞り込むっていうことができないんですよね。
年齢も10代のアクセスが多い記事もあれば、30代の女性のアクセスが多い記事もある。
このように、様々な属性からアクセスが集まりやすい備忘録ブログっていうのは、属性の絞り込みができないっていうのが、最大の弱点だったりするわけです。
リコメンドされた広告
じゃあこの属性の絞り込みができない場合に、どうやってマネタイズするのが、一番理想的なのか。
一つ考えられるのは、ユーザーに合わせた広告が勝手に表示されるアフィリエイト広告があげられます。
勝手にリコメンドされる広告の代表例が、グーグルのアドセンス広告ですね。
おそらく備忘録ブログを運営しているということなんで、マネタイズにおいて一番の筆頭株主だと思います。
ただ個人的にグーグルアドセンスはあまりオススメじゃありません。
それこそグーグルアドセンスの場合、属性に合わせて広告を表示してくれるので、他属性のアクセスが集まるブログには理にかなっているわけですが、反対に「広告単価の安さ」がめちゃくちゃ尾を引いてしまいます。
1クリック数円以下の世界なので、グーグルアドセンスで大きく稼ぐっていうことは、10万PV以上をはるかに超えるアクエスやページビューがないとまとまった報酬にならないので、結構厳しい世界ではあるんですね。
そしてもっと言えば、アドセンスである程度稼げるぐらいアクセスがあるのであれば、別のやり方をすれば、アクセスは変わらないのに、収入を何倍にも跳ね上げることだってできる。
それぐらい広告単価の低さっていうのは、デメリットなんですよね。
マネタイズをズラす
じゃあどうすればいいのか?っていうと、個人的に備忘録ブログに一番いいマネタイズっていうのは、「アフィリエイト」だと思います。
ただ、先ほども触れた通り「統一されていない属性」が集まる備忘録ブログには、少し工夫が必要で、その工夫っていうのは「教育」を施すことが大切だと思います。
もっと言ってしまえば、教育さえできてしまえば、どんな商品だって売れます。
だから、「教育をし、その商品の必要性に気づかせ、アフィリエイトする」というのが、備忘録ブログという様々な属性が集まるブログにおいて、もっとも適したマネタイズだと思います。
その上で、「教育をし、その商品の必要性に気づかせる」ということは、どういうことか。
これは例えばですけど、いろんな属性の人がいるとはいえ、「お金が要らない」という人は少ないと思います。
ただ、「髪が生える方法」を調べて訪れたユーザーは、お金を稼ぐことを知りたいとは思っていないため、ここに「教育」が必要になってくるわけです。
おおよそ「髪が生える方法」を調べる人は、男性が多いわけで、アフィリエイトしたい商品が「資格取得の資料請求」だった場合に、「毛量とモテ度は実は比例していた件について。」という記事があった場合、髪の毛を生やそうと訪れたユーザーは目を引くと思います。
そうして「毛量とモテ度は実は比例していた件について。」という記事の中で、毛量とモテ度の相関性を調べた内容を書いていき、「実は毛量よりも、貯金の方が異性にもてる確率が上がる」というような内容だった場合に、「じゃあ髪の毛を生やすよりお金を増やしたい」って思うと思います。
その上で、資格請求のアフィリエイトを紹介し、資格を取得した人とそうじゃない人との平均年収の比較など資料があれば、それを利用して紹介してあげ、セールスをしてあげる。
このように、
- 髪を生やす方法
- 髪とモテ度の関連性
- 毛量より貯金
というように、徐々に目的がずれていっていることが見えると思います。
これが「教育」における大切さで、冒頭で伝えた「ズラし」を応用したマネタイズなんですね。
こうして、ズラシてあげながら、ずらした先の商品の必要性を「教育」することができれば、正直なんだって売れます。
おそらく多ジャンルの備忘録ブログであれば、ズラシて教育してあげてアフィリエイトするっていう方が、一番利益率も高く成果報酬も高いマネタイズができると思うので、一番オススメ出来るマネタイズ方法ですね。
まとめ
ちょっと長くなったので最後にまとめておくと。
備忘録ブログの弱点は、属性が統一されてないアクセスとユーザーが訪れてしまうこと。
こうしたバラバラな属性の人へのマネタイズとして、一人一人にリコメンドされた広告表示がなされるマネタイズが一番理想的ではあるが、広告単価の低いグーグルアドセンスはあまりお勧めできない。
それよりも「教育」を施し、ズラシた商品の必要性を説明し、それに納得してもらったうえで、ズラシタ商品をアフィリエイトする方が、利益率も成果報酬も高くできるため、「ズラシ」と「教育」を学び実践することが一番オススメである。
まとめるとこんな感じですね。
ぜひ参考にどうぞ。