誰もこないブログを根本から改善させる4つの手順

以前こんな質問をもらいました。

「ブログはずっと昔に作ったものがあるのですが、アクセスが全くなく、誰も訪れていない間小鳥のブログとなってしまっています。このような誰もこないブログの場合どうすれば人が来るブログを作ることができるでしょうか。」

こんな質問をもらいました。

おそらく独学か何かでやっているか。

もしくはあまり需要のない日記ブログでやっているか。

まあ、いろんな可能性があって、詳しい記述がないので、一概に「こう」とは言えないですが、誰もこないという状況はなんとかして欲しいので見直すポイントを伝えておきます。

これを見て、改善を図ってください。

 

ブログに誰もこない時の大前提

まず大前提のお話から。

ブログに誰も訪れない状況の時、「原因」を外に置こうとする人がいますが、「原因」というのは必ず内側に存在します。

まずこれがブログの大前提。ここをしっかり押さえておいてください。

「原因」は内側っていうのはどういう意味か?っていうと、例えばアクセスが全くないブログの状況の時。

「アクセスがこないのはテーマのせいだ」とか。

「誰もこないのはブログサービス会社が悪いんだ」とか。

こういったいわゆる「外側」に原因をおいてしまいがちです。

あとは、誰もこないブログの場合、記事を書くのではなく「ブログランキング攻略に躍起になったり」「snsからのアクセスに躍起になったり」などね。

でもいづれの場合も、原因はここにはなく、ブログのアクセスの大原則は「記事によるアクセス」であり、その記事においてテーマやブログサービス、snsとの連動やブログランキングなどは、あくまで間接的な要因でしかありません。

本質ではないということですね。

つまり何が言いたいか?っていうと、誰もこないブログの原因は「タイトルおよび記事」にあり、そこを見直していくことが一番シンプルで簡単だということ。

逆にここの改善点のベクトルが違ってしまえば、出るものも出なくなってしまうということ。

「sns」を攻略するのも、ブログサービス毎の内部seoを把握するのも、一定の時間を要するものであり、それらの時間をやるのであれば、「いかに良質な記事を書けるか?」2時間を費やした方が圧倒的に楽ってことです。

そしてなおかつグーグルが見ている部分はまさしくそこです。

 

誰もこないブログを改善する4つの方法

記事タイトルを見直す

まずこの大前提を踏まえてもらったところで、実際に誰もこないブログを改善していかなければいけない。

そうなった時に、いろんなブログを見てきて、本当に多いなぁ〜と感じるブログの共通点は「日記ブログ」です。

この日記ブログを書いていながら「誰もこない」と嘆いてる人が、本当に多い。

要するに「今日のご飯!」とか、「今日の出来事」とか、どこのどの層に需要があるのか全くわからないkwを使ってタイトルを作っているケースが本当に多いです。

「今日 ご飯」で検索した場合、当然これらのタイトルでヒットするわけはないですし、そもそも「今日 ご飯」って検索する人が求めていることっていうのは、「今日作るご飯のレパートリー」ですよね。

そうなると、1人の1回の食事メニューを載せているだけの「今日のご飯」という記事タイトルは需要と供給にマッチしていないわけです。

ですから、こういった需要のない日記記事のような記事タイトルにしている場合、記事タイトルを変えるところから始めるのが、誰こないブログを改善する1つ目の方法です。

 

キーワード検索する人が知りたい内容を抑える

これまででわかるのは、要するに「検索する人」っていうのが、何を求めているのか?

それをキーワードから連想して、ブログ記事にしていく。

こういう流れになります。

逆にこれができてないから、誰もこないブログとなってしまっているわけですね。

例えば「今日」って検索した人がいるとしたとき、何を知りたいか?って考えた場合、「今日の天気」だったり、「今日の気温」だったり。

はたまた「今日の曜日」や「今日の年月日」だったりします。

だから当然グーグルで「今日」と調べると、それらに答えていて該当するサイトが出て来る。

至極当然のことです。

でもそれなのに、単なる日記ブログのようなタイトルで「今日の出来事!」と記事タイトルにし記事を書いたとしても「知りたいことと書かれていること」っていうのがマッチングしていないため、当然検索エンジンには表示されないわけですよね。

ですから、誰もこないブログの改善策として、記事タイトルを考えていく時に、「狙うキーワードで検索する人は、何を知りたいのか?」を考えることが非常に大切になってくるということです。

 

あえてキーワードをずらす

そして、この基本的なキーワードにおいてのseoの部分が理解できた後に、ようやく「ずらし」が入ってきます。

ずらしっていうのは、あえてキーワードをずらすっていう意味ですね。

当然先ほどの例のように「今日」っていうキーワードを狙ったとしても、競合が多い。

そしてライバルも強い。

そうなった時に、僕らのような新参が「今日」というキーワードを攻略しようとしても、ほとんど勝ち目がない。

だからこそ、ずらすことで、ニッチなキーワードを狙い、ピンポイントのキーワードで上位表示させることで、アクセスを呼び込んでいくことが重要になります。

その1つの方法が、よく言われている「複合キーワード」ですね。

複合キーワードというのは、「料理+レシピ+手軽」というように、複数のキーワードを重ねることで、絞った需要に応える記事を作成することを指します。

こうすることによって、いわゆる「今日」というような検索需要が多いビッグキーワードよりは検索ボリュームが少なくなりますが、絞り込んでいるため新参でも勝てるキーワードを探し上位表示させることができる。ということ。

ですので、まず誰もこないブログの場合、タイトルを複合キーワードで攻略していくことが1つの方法ですね。

 

根本からずらす

また、もう1つの方法が、「根本からずらす」という方法。

これも結構多いんですが、料理ブログを作ろうとした時に、ほとんどの人がキーワードプランナーなどを使い検索ボリュームの大きいキーワードを狙おうとします、

「料理 レシピ」とか「料理 上達法」とかね。

もうこれらってほとんどの人が手をつけたもので、キーワード的にライバルも強かったりしますし。

ある程度seoを学び始めた初級者の人が、軒並み攻略しようとするキーワードだったりするので、こういったキーワードはかなりライバルが強いのが特徴です。

でも何も知らずに、闇雲にこういった検索ボリュームが多いキーワードを狙う人が後を絶えない。

もちろん、こういった検索ボリュームがあるキーワードでも、既存の記事を超える内容をブログに記せば上位表示させることはできますが、誰こないブログ所有者のほとんどは、クオリティを超えることもない。

なので、誰もこないという結果はある意味必然です。

そうならないために、「根本からずらす」ということが有効的です。

根本からずらすっていうのはどういうことかというと、「料理ブログ」を作ろうとした時に、ほとんどの人がキーワードプランナーの上にある「料理 レシピ」というようなキーワードを攻略しようとしますが、そこを狙わず。

あえて、ジャンルを絞り込んだ、「エイの食べ方レシピ」とかを書く。

まあ、これは極端な例ですが、もし仮に料理が得意で、あの「エイ」を調理できるのであれば、もちろん知りたい。

そして、エイのレシピなんてほとんど誰も手をつけていないので、料理というジャンルの中でもかなりニッチなジャンル。

これは極端な例ですが、これぐらい「根本」からずらし、ライバルがいない場所で戦うことが、いかに大切かはわかってもらえたかと思います。

同じ料理の中でも、ずらすことは可能ですし、上記で挙げた「複合キーワード」によってずらすことも可能です。

要するに何が言いたいか?っていうと、まだドメイン力がない状態で、「10万人が悩んでいるキーワード」に対して記事を書くのではなく、「1〜10人が悩んでいるキーワード」を狙うだけで十分であり、そこを最初のうちはターゲットにしていくべきだということ。

質もクオリティも低い状態で「10万人」を相手にしようとすれば、当然のことながら山のようにあるブログの一つに埋もれるだけ。

それであれば、誰もこないのは当然のことです。

 

終わりに

このように記事タイトルを修正したのちに、誠心誠意を込めて「記事」を執筆する。

そこにノウハウの垂れ流しは良くなく、全てを出し切るつもりで書いてください。

そして、タイトルで連想した、「検索した人が知りたい内容」であろうことは、その記事1つに全てを出し切ってください。

さらになるべくなら、事細かく、つまづいて理解できない人が出ないぐらいに書いてください。

そうすれば、良質な記事へと昇華し、需要と供給とがマッチングしている記事の内容とすることができるので、誰もこないブログになってしまうことはほとんどなくなるでしょう。