「ブログを外注化させて運営しようと思っているのですが、どうやったらいいと思いますか?」
こんな質問を以前もらったことがあります。
まあ、ボク的に外注化は基本反対。
その理由に関しては、これから伝えようと思うんですが、基本外注化って「ノウハウを知ってる」ってことが前提となって成り立ってくるので、素人やノウハウを知らない人が外注化できるわけもなく。
基本は反対です。
ただ、ノウハウとか、スキルがあるのであれば、外注化は1つの戦略となりますし、お金で時間を買える手段となるので、効果的な方法でもあります。
なので、反対っていうか「初心者向けじゃなく、中上級者向け」って言った方が正しいのかな。
ですので、今回は質問をくれた方が、ブログのノウハウを知っている中上級者って仮定してお伝えしていこうと思います。
1:指示を出せるぐらいノウハウを知っておくこと
まず外注化にあたってはここが基本となります。
それもそのはずで、自分でやるのと人にやってもらうのとでは、難易度って全く違う。
ノウハウも知らず、スキルもないのに、「人にやってもらう」ことができるはずもありません。
なのでブログを外注化して行く際には、まずいの一番に自分自身が「ノウハウを知っておく」ってことが最優先になります。
でなきゃ、外注さんに指示出すこともできないですしね。
だから中上級者向けって冒頭に伝えたわけですが。
SEOの知識
じゃあどんなノウハウを知っていればいいのか?っていうと、やっぱりブログの外注化ってことなので、SEOの知識や経験っていうのは必須でしょうね。
そもそも自分自身が運営していて、アクセスが上がらない記事しか書けないのに、外注さんを雇って外注化させたとしても、アクセスが上がるはずがない。
外注費だけをドブに捨てる形になります。
それはさすがに勿体無いですし、外注化するレベルに至っていないので、損しないためにも一度改めた方がいい。
このSEOに関していえば、どのキーワードを狙うのかだったり、どんな構成にして行くのか。であったり。
ここら辺は発注側の僕たちが考えなくちゃいけない部分になるので、このSEOの知識は必須と言えるでしょうね。
ライティングの経験
あと外注化して行くにあたって、知っておかなければいけないのは「ライティングの知識や経験」ですね。
当然のことながら外注さんっていうのは素人同然。
スーパーコピーライターなんてものが外注さんにいるはずもなく。
そんな方がいるのであれば、もう独立してやっている。
素人の人が「タイピングでお小遣いを稼ぎたい」って思っているのが外注さんのレベルの基本となるので、自身がライティングの知識や経験がなければ、外注さんが書いた記事を添削することもできない。
なので、ライティングの知識や経験っていうのは外注化して行く際には必須になるでしょうね。
2:素人がかけるようなテンプレを用意する
また、外注化する際に基本的に素人が集まると仮定すると、そのまま記事をブログにアップしてもやっぱり上位表示は難しい。
なので、ブログ記事の「型」を用意することが必須になるかと思います。
通常、僕らのようなブログ運営者であれば、2つのキーワードがあれば、何千文字だってかける。
「PC おすすめ」といったキーワードがあった場合。
そのキーワードで検索してくる人が何を求め、どういった情報を知りたいのかを瞬時に察知でき、それに対しての答えを文章にして行くため、何千文字だってかけるわけです。
この「PC おすすめ」だって瞬時に、OSごとに分け、MacとWindowsに区分して、「Windows:シャープ、ソニー、LG、サムスン」みたいな感じで小分けにしてPCについての記事が書ける。
Macも同様にね。
素人の人でも描きやすいようにしてあげること
でも当然、外注化しようと思った場合、素人である外注さんに、「キーワードで検索してくる人が知りたいこと」を読み取ることや「知りたいことを分解して伝えること」のような「記事構成」を瞬時にできるはずもなく。
「PC おすすめ」という2つのキーワードだけで何千文字と書くことはできないわけです。
とするのなら、僕たちがやらなくちゃいけないことは「Macのいいところを書いてください」
「Windowsのいいところを書いてください」「シャープのパソコンのメリットを書いてください」
「MacBook Proを使ったことがある方は、よかったと思うところを教えてください」
このようにして、「描きやすいようなテンプレ」を用意してあげること。
ここが外注化すべき部分で、大切な部分になってきます。
僕らのような文章のプロみたいに「2つのキーワード」があれば、瞬時に何千文字と書けると思い込んでしまってはダメですね。
このことからもやはりブログを外注化させて行くためには、SEOの知識はもとよりライティングのスキルなども必須と言えるわけです。
3:クラウドソーシングで募集する
SEOの知識を駆使し、狙いたいKWを定めて。
その上で描きやすいように記事のテンプレを用意したのなら、あとは実際にクラウドソーシングにて外注化させていきます。
んで。
ボクの知り合いの中でブログを外注化させて運営している人で、主に使っている外注サイトは「ランサーズ」か「クラウドワークス」
この2つが多いですね。
あとはSOHOとかもいるかな。
まあ、この2つをメインに外注化して行くのがベストかと思います。
慣れてきたら範囲を広げたっていいしね。
外注の単価
そして外注化する際の単価なんですが、よく聞くのは1文字0、2円ぐらいってのはよく聞きます。
なので、1000文字書いてもらったとしたら、200円ですね。
ただ、記事のジャンルやKWの幅によっては集まらなかったりする時もあります。
なのでその際は、単価を上げたりして募集をして行くので、相場はあってないようなものかと。
基本的には安く設定して、集まらなければ上げて行く。
そこでバランスのとれた金額で外注さんを募集して行くのが、ボクの周りで外注を進める人の単価の決め方だったりします。
4:記事を添削し、公開する
そうして外注さんから記事が上がってきたのなら、あとは実際に添削します。
この添削する理由なんですが、結構「ネットから情報を引っ張ってくる人」が多いからなんですよね。
やっぱり今の時代。
全てネットで調べることが当たり前なので、記事のネタをネットから引っ張ってくる人が多いようです。
ひどい外注の場合は、ネットの文章をそのままコピペして、持ってくる人もいるそうで。
そうなると、コピペ記事となりペナルティの対象になってしまうし、最悪ブログが県外に飛ばされることもある。
なので必ず「添削する」必要があるわけですね。
添削する方法
添削する方法は結構アナログで、外注さんから上がってきた記事を適当に一文抜粋して、Google検索をかけてみるっていう方法。
もし仮に、他のブログからコピペしてきた場合、一文そのまんまがヒットするので、コピペがすぐに見分けられます。
一文を抜粋して、ヒットしなければ、外注さんのオリジナルな記事ということで、問題ないでしょう。
ここでコピペじゃなく、オリジナル記事だと判断できれば、狙いたいKWに沿って多少なり単語を書き換えたりブログ記事っぽく添削をして「記事公開」という流れになります。
まとめ
- 指示だせるノウハウを持ってること
- 素人がかけるようなテンプレを用意する
- クラウドソーシングで依頼、募集
- 添削をし、公開する
ブログの外注化の方法をまとめるとこんな感じ。
こうしてみてみると、初心者にはオススメできず、中上級者向けっていった理由がなんとなく理解できるかと思います。
ノウハウを知らなければ、指示も出せないし、狙いたいKWも定まらない。
ライティングスキルがなければ、素人の外注さんが描きやすいように記事構成を分解できない。
さらにそのあとの添削もできないため、ブログに記事をアップすることもできない。
なので、基本的には中上級者向けってことです。
ただブログ運営がある程度できる中上級者の方であれば、少しの投資で資産となる記事を残してくれる外注はいい手段なんじゃないかなと思うので試してもらえればと思いますね。