ターゲットによって使うキーワードを使い分ける必要があるって言う話を今日はしようかなと。
じゃあ、なんでそもそもターゲットによって、使うキーワードを使い分けなければいけないかっていうと、ターゲットによって刺さるキーワードっていうのが変わってくるんだよね。
コピーライティングって、「コピーによって人を動かす」っていうことだから、誰をどう動かすのか。っていうことを明確にしないと始まらないんですよね。
誰をターゲットにするかで、刺さるキャッチコピーは変わる
例えば、ネットビジネスをまだ知らないけど、「会社に不満を持ってる」って言う人がターゲットだった場合に、アフィリエイトであったりとか、せどりであったり、そして転売であったりとかっていうようなキーワードはまだ知らないんですよね。
だからこそ、「アフィリエイトで稼ぐ」っていうキーワードは、知らないからこそ、そもそも刺さらない。
要するに、「まだネットビジネス始めていない人」をターゲットにするんであれば、アフィリエイトとかせどりっていう具体的なビジネスモデルは、キーワードに使うことはあまりよろしくないことになるわけです。
一方で、ある程度ネットビジネスに精通しているけど、「まだ稼げていない」っていう人をターゲットにするんであれば、「アフィリエイト」だったり、「バイマ」であったり「アドセンス」ていうような具体的なキーワードっていうのが刺さっていく。
これらの例えから分かるように、ターゲットによって使うキーワードっていうのを使い分けなければいけない。でないと本当に刺さるキャッチコピーというのは作れないわけなんですね。
相手に刺さるキャッチコピーを作る3つの作り方
じゃあ、具体的にどういったターゲットに分けて、どう使い分ければいいのかっていうところで、実は考え方が、三段階あると思っていて。
キーワードで絞り込む
一番簡単なのは、キーワードを強調して絞り込んで見つけていくっていう方法。
これは先ほどの例で言うと、ある程度ネットビジネスに精通している人に向けて「アフィリエイトで月5万円稼いだ方法」のような、そのキーワードを使うことで読み手を絞り込んでしまうという方法。
これなぜ簡単かって言うと、ある程度キーワードを強調して絞り込むことによって、それに興味がある層には、簡単にアプローチすることができるからですね。
ある程度そのキーワードから興味がある層を引っ張って来れば、もうすでにその情報を「知りたい」っていうジャンルの人たちを集めることができるので、ヘッドコピーでそのキーワードを使うことによって、より高い登録率であったり成約率を達成することができるわけです。
なので、一番簡単なのは「キーワードを使って絞り込んで集める」っていう方法が、一番簡単で効果的な方法ですね。
キーワードを隠す
もう一つがヘッドコピーの段階では、そういったキーワードを使用せずに、レターの中で徐々に、「ビジネスモデルはこういった形なんだよ」っていうようなキーワードを入れていくという方法ですね。
先ほどと比べるとビジネスモデルとか具体的な手法っていうのは、隠してそしてセールスレターの中で紹介していくっていう形です。
これはどこがいいところなのかって言うと、ある程度のビジネスモデルを限定してるんで、大きなパイから集客することができるということです。
先ほどの「キーワードで絞り込んでいく」っていう方法でキャッチコピーを考えていく、と「アフィリエイト」であったりとか、後は「せどり」であったりとか、具体的なビジネスモデルをキーワードとして強調しているので、まだそれを知らない人たちは「興味ない」っていう風に思われてしまい、狭い層からしか引っ張ってこれないんですね。
ただ事前に、キーワードによって興味がなくなってしまうのを二つ目の方法では隠しているので、全く「アフィリエイト」とか「せどり」とかを知らない層までも取れる。ということが二つ目の「隠す」いいところですね。
キーワードを隠さずに、大きなパイを狙う
そして、最後に魅力的なキャッチコピーを作るための方法は、「ヘッドコピーでキーワードを使ってでも全ての読み手を引き込んでいく」っていう方法ですね。
これは一番難しい。でも、このキャッチコピーができるようになれば、一番大きなパイを拾うことができます。
できれば、このレベルに達するのが一番魅力的ではあるんですけど、キーワードを使うことによって。少なからず「これは私には興味ない」「信用できなそう」という人たちが出てきてしまうのですね。
また、全てのターゲット層を狙って行く、ライティングがぼやけてしまう可能性もあり、メッセージが霞んでしまう恐れもあります。
だからこそ、「キーワードを使ってでも全ての層を取り込んでいく」っていうのは難しいんですね。
ただそれをすることができれば、「絞り込んで教育された上に、広いところから引っ張ってこれる」ので、なにより濃い読者っていうのを集めることができるようになるわけです。
なので、一番難しいんですけど、一番濃いリストが集まるっていうような方法が「キーワードを使ってでも全てのパイを拾っていく」っていう方法ですね。
キャッチコピーを作り始める最初の一歩
じゃあ、3つのキャッチコピーの作り方がわかったところで、「どれから始めればいいのか」と思うかと思います。
まず初心者の方が、ランディングページなどで、コピーライティングして行くとしたら、まずは「狭い範囲」を、なるだけ囲うことに注力した方がいいと思いますね。
仮に、ネットビジネス系のランディングページだった場合、「自由になる方法」とか「寝てても稼げる」なんて、抽象的なメッセージは出尽くした感があって、誰も目もくれない可能性が高くなります。
誰も目もくれないキャッチコピーを作ってしまうよりも、絞ってもいいから、たった一人が振り向いてくれるキャッチコピーの方が、はるかに魅力的。
だからこそ、「自由になる方法」という広いメッセージよりも、「無料ブログで始めた楽天アフィリエイトで稼ぐ3つの手順」という風に、具体的に絞り込んだキャッチコピーの方が魅力的になります。
徐々にキーワードを隠して行く
そしてレベルが上がってきて、伝えられる範囲が大きくなってきたら、「キーワードを隠す」キャッチコピーのやり方で、どんどん大きなパイにアプローチできるように、コピーライティングのスキルを磨いて行くことがいいかと思います。
キーワードを隠す方がいいというのは、前出した通りですが、「ネットビジネスに興味がなかった人」に対して、興味を持ってもらう「教育」ができるのでより大きなパイに、メッセージを届けることができるから。
当然、アフィリエイトを知っている人と、アフィリエイトを知らない人とでは、ある程度浸透してきたものの、まだまだアフィリエイトを知らない人の方が多いわけです。
知らない人の方が多い、ということはそれだけ「お客さん」が多いということ。ですから、いづれは「興味のない人」という層をつかんでいきたいので、コピーライティングのスキルが上がってきたと主に、「キーワードを隠しながら、教育する」ことで、興味を持ってもらうキャッチコピーの方が魅力的になって行く。ということです。
まとめ
魅力的なLPのキャッチコピーを簡単に作れる3つの作り方
- キーワードを使って絞り込む
- キーワードを隠し広い範囲にアプローチする
- キーワードを使って、全ての範囲にアプローチする
この方法で作ってもらうと、魅力的なキャッチコピーが作れるようになると思います。
実際にLPを作って行くと分かりますが、ヘッダーなどで使われるキャッチコピーで登録率は恐ろしいほど変わります。
2倍3倍に変わるなんてことはさほど珍しいことでもありません。
だからこそ、魅力的なキャッチコピーを作ることが大切になってくるわけですが、この3つの作り方を利用し、魅力的なLPを作っていってください。